車って、目線の方向に車体が向かって行く、とよく聞きますよね。

無意識に目線の方向にハンドルを切ってしまう、と。

これまた昨日の続きですが、そんなブルーな日々を送っていた頃、やっぱりラジオで米子市(鳥取県の西側)に行った帰り道、対向車を眺めていました。

当時は国道9号線が新しくできた頃は、よく死亡事故がありました。

当時はバイパス道といっていて、

「バイパスで救急だ!」

というと、死亡事故を想定して出動したくらい多かったのです。

今でも、あちこちの路肩に花が置いてありますが、その中のいくつかの現場に私も出たことがあり、当時の事故の模様を今も覚えています。

以前にも少し書いたことがありましたが、

その帰り道、何台もの大型トラックとすれ違いながら、ふいに事故現場の光景を思い出しました。

大型トラックに普通乗用車が正面衝突をして普通車がトラックの車体前方下部にめり込んで潰れた状態になった事故に何件か出たことがあり、その光景を思い出したのです。

そうか、今ハンドルを右に切れば、あんなふうに自分も潰れた車体の中で死ぬんだなぁ、とふいに思いました。

そうするとなぜか目線が対向車のトラックに行き、衝動的にハンドルを切りそうになりました。

「怖い!」

そう思いながらも、なぜか目線が次々やって来る大型トラックから離せなくなりました。

「怖い! 怖い! 怖い!」

と、自分の正気を保つために、「あー!」と大声を出しながらやっと家に帰り着きました。

「なんだろ、意味わからんなぁ」と深く考えることはありませんでしたが、そんなことが何度か続きました。

腰痛が発端だったマイナス思考も、いろんなことが加わり、自分では気づかないうちにストレスが溜まっていたのかもしれません。