「動けば変わる!」と、多くの講演者が言います。

「動かなければ変わらない!」と、多くの書物にも書かれています。

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しかし、やみくもに動いてもどうにもならない時期だってあります。

心が弱っている時には、そんな言葉を腹立たしく思うこともあります。

体の移動の意味での「動く」ということを考えると、ただ動き続けていればいいのか、と疑問を持ちます。

物事をじっくりと考えること、自分の技術をじっくりと磨くことが、不可欠な場合もあると思います。

人の役に立ちたいという強い欲求さえも、「静的」な地道な努力なくして満たせないこともあると思います。

さらに言えば、「動けない」人もたくさんいるのではないでしょうか。

動きたいけど、動けない。

辛くて、苦しくて動けない。

いろんな人が、人生の過渡期で思い悩む時期があると思います。

そんな時、「動かないこと」「動けないこと」で、自分を責める必要はないと思うんです。

どうしても学校に行けない人もいます。

どうしても集団の中に身を置けない人もいます。

家族にとっては心痛の種で、その人にとってもとてもつらい時期が、もしかしたらとても大切な時期なのかもしれません。

人は「孤独」を恐れるようにできているけど、多くのアートがとてもつらい「孤独」の中から生まれてきたことも、動かしがたい事実です。

「動けば変わる」「動く」は、体の移動だけではなくて、心や思考を「動かす」ことで「変わる」ことだってできるのだ、と思います。