大切な人との別れは、いつか誰もが経験することです。

自分だけじゃないんだ、とはわかっていても、気持ちはなかなか整理できるものではありませんよね。

私も、家族や友人を亡くしたとき、悲しくて、一人になって涙を流していたことがありました。

人に涙を見られるのが嫌で、車を運転しながら、大の大人なのに年甲斐もなく泣き続けたこともありました。

取り戻せない時間を悔やんでも、どうにもならないことはわかっていたんですが、どうにもこみ上げてくる感情に耐えられなくなったんですね。

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何かでごまかしたり悲しみから目をそらすことより、悲しいときには、悲しみきることが大切だとはわかっていました。

それでも、どうしても気持ちが暗い方へと傾斜してしまって、前へ進めない時もありました。

もっとああもしてあげればよかった、こうも言ってあげればよかった。

悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない思いはあったんですが、生前伝えられなかった言葉や、伝え足りなかった気持ちを、誰もいないところで言葉にしてみました。

出会ってくれてありがとう

つきあってくれてありがとう

産んでくれてありがとう

育ててくれてありがとう

つらいときにそばにいてくれてありがとう

楽しいときに、一緒に笑ってくれてありがとう

ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう

悲しい気持ち、後悔の思いを、感謝で埋め尽くそうと思いました。

時が解決してくれる、なんて言葉は、悲しみの真っただ中にいるときには響きません。

自分がそう感じられるまで、ありがとうを言うほうがよっぽど心を守ってくれますね。