7月9日(日)は、鳥取市福部町で人権啓発推進集会がありました。

90分間の講演の中で、一番お話したかったのは、

「人権意識は家庭から」

ということでした。



「人権」については
社会制度や歴史など、いろいろと勉強すべきことはたくさんありますが、私は「心」という視点で語らせていただきました。



他人の「違い」や「個性」が認められらに原因のひとつに、「心」の問題があります。

自分自身を認めれないからこそ、他人が認められない。

そんな心が、いじめや差別の源のひとつになっています。





消防現場の様々な悲惨な現場のエピソードもお話しました。

自分自身の、家族の、職場の同僚の心をやさしく思いやれるようになるために、心を言葉で伝えましょう。

私は、たったひと言かけられた言葉で自ら命を絶ってしまった自尊行為の現場に行ったことがあります。

たったひと言の言葉が、命を奪うほどの大きな凶器になるのだという事実に、ハッとする一方で、

病院のベッドで息絶えた我が子に、必死で呼びかける親の言葉は、私の胸を貫きました。

「息をしてくれー!」

「目を開けてくれー!」

「お前ならがんばれる、頼むから息をしてくれー!」

そのひと言、ひと言に、私の胸は張り裂けそうになりました。

これほど親の思いを必死で伝えようとする言葉がほかにあるでしょうか。

同じひと言でも、とてつもなく大きく命がけの愛情を、痛いほど感じました。

この言葉こそ、本当の言葉というものではないだろうか。

そう考えました。




言葉は、
人を傷つけるために生まれてきたのではなく、
本当の愛情を伝えるために生まれてきたのだ
、と確信しました。

そんな大きな力を持っている「言葉」を使うなら
人を元気にしたり、愛情を伝えることに使っていきましょう。

毎回、当時のことを思い出し、息がつまりそうになりながらお話をさせていただいています。