病気の人や、すでにがんばっている人に「がんばれ」は言わない方がいいということは、今では誰もが知っています。

勿論、がんばることがとても大事で、必要な時期もあります。

8989

それにしても、いろんなことに必要以上にがんばり過ぎてしまうことって、意外に多いように思います。

心のエネルギーがどんどん減っているから、本当はがんばるのを止めないといけないのに、なかなかそう簡単にはいきません。

だって、子供のころからがんばることがいいことだと言われ続けてきましたから。

「がんばったね」

「がんばれ! がんばれ!」

親に言われたきた言葉、先生に言われてきた言葉が、しっかり染みついています。

たいへんだけど、がんばっている自分が大好きなんです。

苦しいけど、人前ではそんな気配をけっして見せない自分が好きなんです。

好きでがんばっているうちはいいけど、それを越えると、がんばり続けていないと不安な気持ちになります。

がんばることを止めると、誰も自分のことを認めてくれないのではないか、という恐怖に襲われます。

こんなに、がんばることに疲れ果てているのに、それでもがんばることを止められない。

集中力もなくなり、仕事ははかどらなくなり、イライラが溜まりに溜まってしまう。

仕事でミスをすれば、周囲から攻撃されるのではないかという不安が高まるから、なんとかもっとがんばろうとする。

今考えると、私の妻が体調を崩し始めたとき、それに近かったのではないかと思います。

仕事から帰って夕食を食べているときも、彼女はずっと仕事の話をしていました。

「帰ってから4時間たつけど、ずっと仕事の話をしてるぞ。

夕方まで働いて、帰ってからまた何時間も仕事の話をして、いつ仕事から解放されるんだ」

というと、ハッと気づいたようでした。

スイッチを切り替えることが上手な人と、下手な人がいます。

下手でも切り替えることができるように、夢中になれるような趣味などのストレス解消法が必要だと痛感しました。

そんな趣味を、日頃から育てておかないと、心のエネルギーがギリギリの状態になると、いよいよスイッチの切り替えはできなくなります。

妻ですか?
何年も心も体調も崩していましたが、今は、ショッピング、友人とのおしゃべり、好きでやっている勉強など、非常にお忙しそうです(笑)

自分でがんばり過ぎに気づいたら、早めに立ち止まって、今楽しいと思えることを探すことも、幸せに近づく方法のひとつですね。