熱中症が怖い!

毎日暑さが続き、連日気温30度超えですね。

例年この季節になると衛生安全大会が多く開催され、私も講師としてお話しする機会が多かったのですが、コロナ禍になってほとんど中止になりました。

それでも現場の危険性は減少することはなく、ただでさえ記録的な猛暑なのに、今もなおマスクで働かなざるを得ないところも多いのではないかと推察します。

このシーズンになると、マスクをすることでこれほど暑さが増すのか、とあらためて驚きます。
熱中の危険性は最大級に高まっています。

総務省消防庁の最新情報によりますと、

7月25日~7月31日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、7,116人

だったそうです。

昨年同時期と比較して、なんと1,259人も多いのです!

作業の安全性にいくら注意しても、熱中症になってしまえば、日頃は簡単にできた安全確認もままならなくなります。

生命にかかわる作業もあるので、熱中症はなんとしても避けたいものです。

熱中症の初期症状は、
めまい、たちくらみ、だるさ、頭痛、不快感
などですが、ふだんでもたまにそんなことがあるからと、がまんしてしまうと重篤な症状になることがあります。

私が消防士時代にも、たくさんの熱中症患者を搬送しました。

救急車の中で、さっきまで自分の症状について話していた人が、ごく短時間で意識を消失されたこともあります。

単に暑さで少し不快なだけなのか、熱中症の予兆なのか、そこに明確な境界線があるわけではないので、まだ大丈夫だろう、と思いがちのようです。

搬送してきた経験から言わせていただくと、ほとんどの方が、
「まだ熱中症にはほど遠い。ぜんぜん大丈夫だ」
と暑さをがまんされていたようです。

暑い中での作業では、意識してスポーツドリンクや経口補水液をひんぱんに飲むようにして、
少しでも不快感があったり、
あれっ、汗をかきすぎてるかな?
と感じたりしたら、迷わず涼しい場所に移動して休息をとりましょう。

体を冷やすために、衣服を脱いだり、襟元をあけましょう。

くれぐれも、がまんしないようにしてください。

この時期の安全大会であれば、必ず熱中症の危険性と対策を、実例をあげながらお話させていただくのですが、なかなか機会がありません。

先日、11月の安全大会の講師依頼をいただいたのですが、

担当者様が、
「あのぉ、今も安全大会の講演をしていただけるんでしょうか?」
と、恐る恐るな感じで切り出されました。

コロナ禍になってから、安全大会の講師を務める機会がなくなったので、情報が流れなくなったので、
「あの人、もう講師を辞めたのかなぁ?」
というふうに思われたようです。

やっております!
正確にいいますと、やれます!

講演依頼をしたあとに、新型コロナが感染拡大した場合に、中止にすることで迷惑をかけるのではないか、というご心配をされる方がいらっしゃいます。

その点は、どうぞご心配なきようお願いします。
まず安全第一ですので。

「今日も、ご安全に!」