感謝の思いを言葉にして(日本海新聞コラム)

2013年10月に「潮流」に寄稿させていただくようになり、3年以上も続けさせていただきましたが、今回でお別れしたいと思います。

今まで書いた40回の「潮流」を通してたくさんの方と出会うことができました。

知人はもとより、未知の方から買い物中に話しかけられることや、感想の手紙をいただくこともありました。予想外な方からも「読んでるよ」と声をかけられ、「潮流」の認知度の高さにあらためて驚かされることがたびたびありました。

「毎月楽しみで、切り抜いて保存して読み返しています」とおっしゃる方も何人かいました。
そんな言葉をかけていただくたびに、自分らしく書いてきてよかったと思うことができました。
と言いますのは、以前から他の執筆者の文章を読んでいたこともあり、最初のころは無意識ながら気負うところがあったのか、完成した文章を読み返すと、やたらと小難しい漢語を並べていたことに気づき、何度も書き直しました。
誰も私に高尚な文章など求めているはずがないではないか、と考え直し、生活の中で感じたことや、講演という仕事を通して考えていたことを、等身大の自分の言葉で書くように努めました。

「潮流」を読んで私の存在を初めて知った方から、講演会や研修会の講師依頼をいただいたことも何度かあります。
講演会開催に向けて何人もの方が、「この人の話を聞いてみたい」と働きかけてくださったということを聞いて、そのたびに感謝の思いでいっぱいになりました。

昨年は、鳥取県トラック協会の方が「物流ニッポン」という業界紙に送られた「潮流」 の切り抜きがきっかけで、同紙の新聞一面全部に鳥取県の紹介記事を書く機会もいただきました。
そのことがまた新たな出会いにつながりました。

「ネタは山ほどある」と思って始めた本欄の執筆でしたが、最近では、「今回はどんなテーマにしようか」と悩むようになりました。
それでも毎月書きたいと思えたのは(手前みそで恐縮ですが)、

「あなたの文章を読んで気持ちが楽になりました」
「前を向こうと思うようになりました」
「自分を否定しなくてもいいんだと知って気持ちが軽くなりました」
という感謝の言葉をいただくことがエネルギーになったからです。

最後に、今まで私の駄文を読んでいただいた皆さまに、いつも私が講演で話すように、感謝の思いを言葉にして伝えたいと思います。

「本当に長い間ありがとうごさいました」