中部地震復興祈念・ゆりはま歌の力コンサートで歌う

2016年(平成28年)10月21日14時7分、鳥取県で地震が発生しました。
震源地は鳥取県中部で「鳥取中部地震」と呼ばれています。

その時、私は鳥取県米子市内での講演を終え帰宅する途中で、車で山陰自動車道の淀江に近づいた辺りを進行していました。
なんだか車が揺れるんだけど、もしかして風が強いのかなあ、なんて思ってたらハンドルを取られるようになったんで速度を落としました。

直後に、携帯から緊急放送が流れ、カーラジオをつけると地震の発生を告げていました。
あとで聞くと、大阪に住んでいる次男が心配して携帯に電話をするが、何度かけてもつながらないので本格的に心配したようです。

大災害が毎年日本のどこかで起こっているので、鳥取県中部地震の話題もメディアにはすっかり登場しなくなりましたが、今でも屋根にブルーシートで覆われた状態の家もあり、破損箇所を改修できないお宅も少なくありません。

歌の力で少しでも元気にしようと、湯梨浜町民で活動されているコーラスはわいさんが実行委員会形式で、湯梨浜町の共催で「ゆりはま歌の力コンサート~つながり~」が開催されました。

私も湯梨浜町在住歌手としてお声をかけていただき、出演しました。

社会福祉法人鳥取県社会福祉協議会 福祉人材部のとっとりいきいきシニアバンクさん刊行の「生涯現役」2017年度活動集で、その日のコンサートの模様を掲載していただきましたので、内容をご紹介します。

鳥取県いきいきシニアバンク活動集2017年度

中部地震復興祈念・ゆりはま歌のカコンサート

石川達之さん・柳井沙羅さん・西村光司さん

2017年12月16日

湯梨浜町のハワイアロハホールで鳥取県中部地震復興祈念「ゆりはま歌のカコンサート~つながり~」があり、湯梨浜町にゆかりのある石川達之さん、柳井沙羅さん、西村光司さんら5人が出演。
約400人の観客が集まりました。

石川さん、柳井さん、西村さんはいずれもシニアバンクの登録者。歌の力で地域おこし、ひとづくりなどで活躍中です。

石川さんは生まれも育ちも湯梨浜町。
フォークギターを片手に“歌う消防士”として活動し、退職してからは、みんなの心を元気にしたいと、歌って話せる“心の元気パートナー”となって県内外で講演活動を行っています。

柳井さんも湯梨浜町出身のシャンソン歌手。
大学中退後は関西を中心に、シャンソンやミュージカルなどの公演で多彩な才能を発揮。近年は鳥取県中部を中心にイベント、ディナーショー、音楽劇などで活躍しています。

西村さんは兵庫県の湯村温泉出身。
春日八郎氏に師事し、今年で歌手生活50周年。27年前に旧羽合町に移住し、音楽教室を主宰するかたわらコンサートなど音楽活動を展開。
鳥取県39カ市町村すべてのご当地ソングをつくった有名人です。

コンサートは出演者全員による「ふるさと」の合唱の後、石川さんのライブでスタートしました。
オリジナル曲の「疑問」「梨のうた」など4曲を披露。
方言を交えたおもしろおかしい歌で会場をわかせ、ふるさとへの想いをつづった曲で観客をほろっとさせるなど、笑いあり涙ありのステー ジで会場を盛りあげ、「夢や希望をなくさず、がんばっていきましょう!」と観客を励ましました。

続いて登場したのは柳井さん。歌もトークも絶好調で、「ろくでなし」「ヨイトマケの唄」など4曲 を披属。パワフルな歌声で観客を魅了し、「喜びに満ちた人生を送ってください!」と観客にエ ールを送りました。

この後、湯梨浜町出身で関西在住の松島進一郎さんが演歌、東京在住の小浜まりさんが童謡唱歌で続き、大トリで登場したのが西村さん
「千年のいのり・・・『投入堂』」「母」など4曲を披露。
軽妙なトークで笑いを取りながら、さすがと思わせる歌声で観客をとりこにしていました。
西村さんは「歌で若さが保たれる。歌を愛してください!」と観客に呼びかけました。

コンサートの最後は出演者と観客が一体となって「上を向いて歩こう」の大合唱。参加者は歌の力で元気をもらい、復興に向けてより一層勇気づけられたようでした。