日本の高齢化は、世界で一番。

100歳以上の年齢の方が、なんと約7万人いらしゃるそうです。

今まで人類が経験したことのない高齢化社会を、私達は生きていくことになります。

そんな長寿社会のまっただ中で生きているはずの私の周囲の人たちは、飲むとよくこんなことを言います。

「俺は長生きなんてしようと思わない。太く短く生きたい」

同じようなことを言う人は、たくさんいます。

湯梨浜町中央公民館入口

私が消防士時代、たくさんの病人やけが人を搬送しました。

何百人もの人を搬送しましたが、

「消防さん、私はもう80歳を過ぎましたから、搬んでいただかなくてけっこうです。
まあ、このままここでぽっくりと死にますから」

などと言う人は、一人としていませんでした。
多くの人は、

「助けてください。苦しいんです。早く病院にお願いします!」

と、必死で助けを求めます。

人間は、基本的に「生きたい」と願うようにできているのだと、いつも感じてきました。

しかし、一方で「長生きしようと思わない」とつぶやく気持ちもわからなくはありません。

なぜなら、今の日本は老後に対して不安なことが山ほどあるからです。

年金制度がこの先もちゃんと維持されるのか
病気になって医療費が払っていけるのか
いずれやってくるだろう孤独な時間に耐えられるだろうか

そんなことを考えると、空を見上げて深い溜め息をつきたくなる気持ちがよくわかります。

湯梨浜大学修了式記念講演会

3月5日(火)に、鳥取県湯梨浜町文化大学の閉校式記念講演会で講師をつとめました。

湯梨浜町文化大学というのは、湯梨浜町在住の60歳以上の方が、趣味や勉強の多種あるコースを受講するというもので、毎年度ごとに募集があり、年度末には閉校式があります。

この日も、120人の方が参加されました。

心の元気と体の健康のつながりを中心に、ストレス解消法などについてお話させていただきました。

アメリカ心理学会の調査で判明した、科学的に効果のあったストレス解消法と、効果のなかった解消法について。

「笑い」の効果についてお話したあとには、私のオリジナルソングをご披露しました。

予想以上の爆笑が巻き起こりました。

「幸福感」が寿命を延ばす、ということを消防の現場体験をまじえてお伝えしました。

最近の心理学会の調査でわかった「幸福感」について、実は同じことを2500年ほど前にすでにおしゃった方がいました。

それはお釈迦様です。

修行足らずの私ですが、鐘の音とともに↓この画像を映し出しながらお釈迦様のお言葉も伝えさせていただきました。

お寺の本堂で石川が歌う

ご参加いただいた皆さんの元気をいただき、私自身も健康な100歳を目指して楽しく毎日を過ごそうと思いながらラストの「梨のうた」を歌いました。

どうせ生きていくなら健康で元気で楽しい100歳を目指したいものです。