「幸せは気づくもの」とっとりいきいきシニアバンク生涯現役活動集

鳥取県社会福祉協議会が取り組んでいる事業のひとつにとっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」があります。

毎年一年間の活動を紹介されるために「活動集」を発刊されます。
2018年の活動集の中で、私の活動も紹介していただきました。

幸せは気づくもの 石川達之

鳥取県内の老人ホームやケアハウスなどでつくる県老人福祉施設協議会(村尾和広会長、113施設)の職員研究会が倉吉市の未来中心であり、心の元気講演家・石川達之さん(湯梨浜町)が介護の仕事に励むみなさんに歌と体験談で元気を届けました。
140人が聴講しました。

石川さんは元消防士。
仕事や人生経験をもとに得意のギターで歌をつくり、人権・子育て・心の健康などをテーマに県内外で歌入りの講演をしています。

その内容は笑いと涙を誘い、元気になると評判で、東伯者言葉でつくった歌もユニークとあって人気を集めています。
この日の講演は人の幸せとは何か、人が心を弱らせ落ち込んでいるときの寄り添い方などで、挿入歌は「疑問」「里帰り」「梨のうた」の3曲を披露しました。

このなかで、石川さんは命の現場で仕事をしている消防士たちがストレスのなかで励んでいることを伝え、
「癒やしてくれるのは家族、ただ一緒にいるだけで幸福になれる。とくに子どもの 力はすごい」と述懐。

ストレス解消法は「話す」「笑う」「スポーツ」「歌う」「休む」などいろいろあっても、家族や友達や子どもたちがいてこそできること。
「幸せはつかむ ものではなくて、気づくものではないか」と話しました。

「その子どもたちも親元を離れます。“子離れ”の心境を「里帰り」という歌で紹介しました。

こんな歌です。

♪腹が立つのは我慢ができても、寂しいのは我慢ができない。
そんなときは、いつでも帰っておいで。お母ちゃんがごっつおうしてやるけえ。
元気でがんばれ!

石川さんは介護現場の職員が腐心している傾聴や接遇について、自らの体験を踏まえてアドバイスしました。

元気なときには何でもない言葉でも、落ち込んでいる人には、一層ダメージ になることもあるそうです。
「あなたより、もっと大変な人がいるから」
「終わったことは忘れれば いい」
「神様が良くしてくれる」
「子どものために、がんばりなさい」
など。

自死を思いとどまる人の多くは自らの存在や居場所が認められた時だといいます。
「心のなかの思いを伝えるのが 言葉。言葉は大切に」と締めくくりました。

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