倉吉市伝建群火災「復興進む」NHKニュース

鳥取県倉吉市には「赤瓦」と呼ばれている白壁土蔵群があります。

昔ながらの佇まいが人気で、観光客が絶えない地域です。

1998年(平成10年)に文化財指定を受けて、文化財保護法に基づき特に価値が高いと認められて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
倉吉市民に限らず、鳥取県中部に住む者にとっては、特別な場所です。

私にとっては、高校生の頃からよく出かけていた場所で、社会人になってから自身のライブ活動をはじめ、イベントなどで地域の方と振興を深めてきた特別な場所です。

2003年(平成15年)5月に火災になり、貴重な建物がり災しました。
当時、私は倉吉消防署ではなく、他署勤務でしたので現場に出動はしませんでしたが、かなりショックを受けました。

消防士でもある自分に何かできることはないか、と考えました。

赤瓦1号館の初ライブをやらせていただいたのも私でした。
高田酒造さんの旧酒蔵でもライブをやらせていただきました。
赤瓦主催のイベントにも何度も出演させていただいていました。
そんな自分らしく、音楽イベントで支援できないだろうかと音楽仲間に相談しました。

実現したのは赤瓦一号館を会場に開催した「倉吉白壁土蔵群復興支援チャリティーライブ」です。
開催日は火災のあった年2003年の10月18日でした。
当日は、赤瓦一号館が満員のお客様の参加がありました。

赤瓦一号館のスタッフさんも協力してくださり、地元の方も来場され、会場全体がとても温かい空気で満たされた時間でした。
後日、私が代表で、その日の売上を倉吉市長(当時 長谷川稔さん)にお渡しに行きました。

その年の12月26日に、NHKテレビニュース「ニュース630」で白壁土蔵群被災その後の動きをリポートするニュースがあり、主になって復興に向けて取り組んでいる「町並み保存会」の皆さんと共に私も出演しました。


火災のあった場所です



このシートの中で工事は進んでいたのです

官民一体となった防災と復興の取り組みが進みました。


「町並み保存会」の皆さんと




火災のあった場所には、新たに「くら用心」という地域の防災センターとなりましたが、造りは見事に古い町家を再現した建物になっています。
この場所はギャラリーとしてもたくさんの方に利用され、多くの観光客が足を運び、また休む場所となっています。

これからもずっと火災があったことも忘れずに、町並みの雰囲気を楽しんでいきたいと思います。