ふるさと想い実った梨のうた

2010年4月、朝日新聞にCD「梨のうた」を紹介していただきました。

「梨のうた」CDリリースの朝日新聞の紹介記事

今月末からCD販売

湯梨浜町の53歳になる消防士と、三朝町生まれ東京暮らしの40歳。
境遇が違い、年齢も一回り離れた2人の男性に、ひとつ共通点があった。ふるさと鳥取がいとおしい。
思いを 込めたCDアルバム「梨のうた」を作った。

5年ほどの付き合いになる石川達之さん竹内克文さんが、共作「梨のうた」を完成させたのは昨年10月だ。
その年の春に一緒に飲んでいて、思いたった。

石川さんが詞を書き、竹内さんが曲を付けた。
「普段は東京にいる竹内さんへの応援歌と思って作詞した」と石川さん。
「梨という言葉にあったかい気持ちを感じたので曲はすぐ出来た。1たす1が4にも5にもなった実感がある」と竹内さん。
言葉通りの優しい曲だ。

ともに学生時代からフォークソングやヘビーメタルの音楽に熱中した。

石川さんの実家は梨農家。子どもの頃は袋かけや交配を手伝った。
東京の大学へ進み、鳥取を4年間離れた。
携帯電話もメールもない時代。八百屋に並ぶ梨を見るたびに『イナカとつながっているんだ』と思っていた」。
帰郷後は仕事の傍らCDを自主制作する。
9年前に倉吉弁のお笑いソン グ「こばしま」を発表し、話題を呼んだ。

竹内さんは高校卒業後に大阪の音楽専門学校に進学した。
ロックバンドのギタリストとして8年間を大阪で過ごし、単身で東京へ。
現在はライブハウスを回ってギターの弾き語りを続ける。
硬式野球クラブ「鳥取キタロウズ」の応援歌「孤独な旅路」は代表作のひとつ。
数年前から、数カ月に1度帰郷してライブ活動をするようになり、石川さんと知り合った。

2人にとって鳥取とは。
竹内さんは「東京で生活して18年。でも、どこに行っても心のどこかにあるふるさとです。
たとえ鳥取がなくなることがあっても心にあり続ける」。

石川さんは「自分自身みたいなもの。いとおしいし、憎たらしい。全部ひっくるめていとおしい」。