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	<title>自殺予防 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<title>自殺予防 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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		<title>「笑って、笑って、そして泣いた」よなご傾聴しあわせの会講演会</title>
		<link>https://tatsusan.com/keichounokai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Jul 2025 00:41:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[傾聴]]></category>
		<category><![CDATA[笑い]]></category>
		<category><![CDATA[自殺予防]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai002-1024x609.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2025年6月21日（土）、よなご傾聴しあわせの会さん主催の講演会「心を込めてリッスン～笑って泣いて心の健康講演会」で講師を務めました。 幸せの会さんのメンバーは約20人で、会場が広いので、できればたくさんの方に参加して [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai002-1024x609.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>2025年6月21日（土）、<strong>よなご傾聴しあわせの会</strong>さん主催の講演会<strong>「心を込めてリッスン～笑って泣いて心の健康講演会」</strong>で講師を務めました。</p>



<p>幸せの会さんのメンバーは約20人で、会場が広いので、できればたくさんの方に参加していただきたいと、参加無料で事前予約の必要もいらないと広報されました。</p>



<p>当日は、準備した椅子が足りなくて補充され、会場いっぱいの参加者さんの笑顔であふれていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">傾聴の必要性を痛感した消防士時代</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-1024x609.jpg" alt="石川の消防士時代の写真" class="wp-image-7706" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>私が消防局を早期退職して、すでに15年近くになります。<br>今は、消防士も<strong>「傾聴」</strong>について学ぶ機会が作られているようですが、当時は「傾聴」という言葉も、消防内部ではまだ取り上げることがありませんでした。</p>



<p>しかし、私自身はその重要性を肌で感じる現場を何度も経験していました。</p>



<p>救急現場での対応や、搬送中の救急車の中で傷病者につきそう関係者の方に接する時。</p>



<p>火災現場での原因調査で、関係者に質問調書を録取する時。</p>



<p>自分の業務の遂行だけに注意力を奪われて、住民への対応がおろそかになると、大きなトラブルに発展します。</p>



<p>「消防は自分らの用事だけ優先している。わしらがどんな思いをしているのか知ろうともしない。わしらは、今晩寝る家さえ無くなったんぞ！」</p>



<p>激怒した住民は、消防士の言葉に耳を傾けるどころか、憎しみさえ抱きます。</p>



<p>救急搬送時でも同様です。<br>家族の病気やケガで不安な思いで付き添う家族に、配慮を欠いた発言をした者もいました。</p>



<p>訴訟問題に発展しかけたような事例もありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「あなたが大切なんだ」という思いを持って接したい</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-1024x609.jpg" alt="" class="wp-image-7702" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>いつもは元気いっぱいの人も、心が弱っているときには、普段通りの心の動きではなくなります。</p>



<p>元気な時とは違う感じ方や考え方をするようになります。<br>そんな心理状態の人に、<br>励ましのつもりで言った<strong>「気にし過ぎだぞ」</strong>とか<strong>「考えすぎだぞ」</strong>という言葉が、よけいにその人を苦しめることになります。</p>



<p>心の弱った人は、アドバイスをもらって、それを自分への非難だと受け取るようになります。</p>



<p><strong>アドバイスが欲しいわけではなく、自分の苦しさを表現したい、つらい状況をわかってもらいたい、共感して欲しい</strong>というのが本心です。</p>



<p>簡単ではありませんが、心から寄り添うことが「傾聴」です。</p>



<p>私自身も、その「傾聴」ができずに、心の病気の家族の気持ちを苦しめた過去があります。</p>



<p>これからも「傾聴」を意識して寄り添って行こうと考えています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ストレスを笑いと涙で解消</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-1024x609.jpg" alt="" class="wp-image-7704" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>傾聴ボランティアは、感謝されてやり甲斐も大きいのですが、反面、なかなか意思の疎通ができなくて、つらい言葉を聞くこともあるそうです。</p>



<p>人と関わる仕事では、どうしても避けられないストレスがありますが、それは傾聴ボランティアも同じです。<br>相手の深い悩みや苦しみを受け止める時、聞き手側にも心理的な負担がかかります。</p>



<p>だからこそ、定期的にストレスを発散する機会が必要になります。</p>



<p>私の講演時間は、60分～90分が多いのですが、この日は質問タイムを入れて最長２時間とのお話だったので、いつもより歌を多めにやりました。</p>



<p>最初の方言ソングでは笑いすぎて涙を拭く人があちこちに。</p>



<p>今回の講演では、参加者の皆さんに思いっきり笑って、感動して涙を流していただきました。<br>男性の参加者さんも、何人もの方が涙を拭っている様子が見えました。</p>



<p><br>感情を表に出すことで、日頃溜まっていた心の重荷を軽くしてもらえたのではないでしょうか。</p>



<p>傾聴ボランティアを続けていくためには、支援する側の心の健康も大切です。笑いと涙でリフレッシュできる時間が、皆さんの活動の支えになれたとしたら、こんな嬉しいことはありません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">傾聴の必要性が高まる時代背景</h2>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="711" height="1024" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-711x1024.jpg" alt="よなご傾聴の会講演会のチラシ" class="wp-image-7707" style="width:353px;height:auto" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-711x1024.jpg 711w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-208x300.jpg 208w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1.jpg 758w" sizes="(max-width: 711px) 100vw, 711px" /></figure>



<p>現代日本において、傾聴のニーズはかつてないほど高まっているようです。</p>



<p>2024年4月に施行された「孤独・孤立対策推進法」に関連して実施された内閣府の全国調査（令和5年）では、<strong>孤独感を感じる人が約4割</strong>に上ることが明らかになっています。</p>



<p>WHO（世界保健機関）も2023年11月に「社会的つながりを育む委員会」を新設し、孤独・孤立問題を「<strong>世界的な公衆衛生の優先課題</strong>」として位置づけています。</p>



<p>これからの日本社会において、米子傾聴の会さんのような心の弱った人の話に耳を傾けるボランティア活動はますます必要な時代になります。</p>



<p>高齢化の進展、核家族化、地域コミュニティの希薄化といった社会構造の変化により、一人で悩みを抱え込む人々が増加しています。</p>



<p>日本財団の自殺意識調査によると、自殺のリスクを抑える最も重要な要因は<strong>「家族に居場所があること」</strong>と<strong>「人間同士は理解や共感ができると考えていること」</strong>とがわかっています。</p>



<p>つまり、誰かが自分の話を聞いてくれる、理解してくれるという実感こそが、生きる支えになるります。</p>



<p>家庭で、地域で、職場で、一人ひとりが傾聴の心を持ち、身近な人の小さな変化に気づき、声をかけ合う。そんな地域のつながりが、これからの時代にはますます必要になってくるのは間違いありません。</p>



<p>それだけに、私たち個人の心身の健康も、人との触れ合いを絶やさないことが、維持することになり、自殺予防にもつながる重要な要素となっています。</p>



<p>私自身も、今後も講演活動を地道に続けて行こうと、あらためてあらためて決意を新たにしました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">参加者の反響（アンケートより）</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-1024x609.jpg" alt="よなご傾聴の会講演会のアンケート" class="wp-image-7705" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>


<p>アンケートの感想を送っていただきましたので、その一部をご紹介します。<br>よなご傾聴しあわせの会さんの方で、内容を抜粋されたものをまとめられているので、いただいた原文のまま掲載させていただきます。</p>



<p><strong>笑いと涙だと感情が洗われました。 ありがとうの言葉を 101歳の母に伝える。</strong></p>



<p><strong>人生において指針となりました。 聞く聴くに心を切り替えていきたいと思います。</strong></p>



<p><strong>本当に久しぶりに生のいい声を聴き楽しみました。 今後 CD で音楽を聴きます。</strong></p>



<p><strong>母に産んでくれてありがとうと伝えます。 これからの人生機嫌よく生きていきます。</strong></p>



<p><strong>ストレスの対処方法や家族砥のコミニケションに非常に参考になった。</strong></p>



<p><strong>家族に優しい言葉をかけようと思いました。 身内に鬱の人がいるので声掛けの参考になりました。</strong></p>



<p><strong>日々明るい気持ちで暮らしていけます。 87 歳です大変面白く聞き、 元気になりました。</strong></p>



<p><strong>人の心に寄り添う大切さを学んだ。お母さんありがとうの歌を聴き感激した。</strong></p>



<p><strong>今ならまだ間に合うことがたくさんあるような気がしました。</strong></p>



<p><strong>長年うつ病を患っているので元気づけられました。</strong></p>



<p><strong>研修というと身構えるが自分自身の荷物が少し軽くなった気がする。 他者への受容、共感、非常に大切ですね。</strong></p>



<p><strong>お友達に聞き参加しました。 一日一日を大切にして、毎日楽しく生きていこうと思っています。</strong></p>



<p><strong>ほんとうに温かいお言葉をたくさんいただきました。</strong></p>



<p>そして、このブログ記事のタイトルにも使わせていただいた感想がこちらです。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">おもしろい、 とにかくおもしろい。 笑って、 笑って、 そして泣いた。</span></strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">残りの人生、たくさんの人に出会いたい！</h2>



<p>54歳になって遅すぎると言われながら早期退職をしたのですが、<br><strong>「自分の人生であとどれくらいの人に出会えるかわからないが、もっとたくさんの人に出会いたい」</strong><br>と思ったのもきっかけの一つでした。</p>



<p>ふつうは高齢期に向かうにつれて、身辺を整理し、友達さえも断捨離する人が少なくありません。</p>



<p>しかし、私は自分の講演を通じて、たくさんの人に出会い、思いを共有したいという気持ちがありました。</p>



<p>今回も、まさにその思いが叶った講演でした。</p>



<p>本当に感謝でいっぱいです。<br>私自身も笑ったり泣いたりしながら、心身の健康に留意して、<strong>これからもたくさんの人に出会いたいと思います。</strong></p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">泣いて笑って心の健康講演会<br>～心を込めてリッスン～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2025年6月21日（土）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">主　催</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">よなご傾聴しあわせの会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鳥取県米子市淀江　米子市淀江文化センター</td></tr></tbody></table></figure>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>若者に話す自殺予防講演会</title>
		<link>https://tatsusan.com/jisatsuyoboukouen/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 01 Apr 2023 06:31:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[自殺予防]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/jisatsuyobou01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>この記事は、私が講師を務める自殺予防講演会について書いています。救急隊員として自損行為の現場に出動した経験談を交えながら、自殺の悲惨さや家族の苦しみを伝えています。特に中学高校の生徒へ向けて、命が一番大切だということを、実例をあげて話しています。また、悩みを自分ひとりで抱えこまずに、友達や親、先生に相談することの重要性を伝えています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/jisatsuyobou01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>日本の若者の自殺者数が増加しています。</p>



<p>2020年に自殺した児童生徒の数が前年比で約4割増 コロナ禍の長期休校が明けた6月や8月が突出して多かったそうです。 （朝日新聞による）</p>



<p>私は、心にかかわるテーマで講演していますが、2017年に神奈川県座間市で起こった殺人・死体遺棄事件に関する報道が頻繁に流れていた頃から、自殺予防講演会の依頼が増えました。</p>



<p>特に、中学校、高校からの依頼が多くなりました。</p>



<p>SNSでのやり取りがきっかけで、自殺願望を持つ若者が一緒に自殺をするという事件もあったので、余計に先生方も保護者の方も不安を持たれたのだと思います。</p>



<p>この記事では、自殺予防講演会で私がお話している内容を、実際に私が救急隊員として自損行為の現場で活動したエピソードを交えてお伝えします。</p>



<h2 class="wp-block-heading">きれいで楽な死に方などない</h2>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="450" height="634" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/screenshot.8583.jpg" alt="枚方市で開催された自殺予防講演会のチラシ" class="wp-image-3812" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/screenshot.8583.jpg 450w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/screenshot.8583-213x300.jpg 213w" sizes="(max-width: 450px) 100vw, 450px" /></figure>
</div>


<p>救急種別の中に<strong>「自損行為」</strong>という種別があります。 自らの身体を傷つけ、自殺をはかった人を搬送することです。</p>



<p>いろんな手段で自殺を試みたケースに出動してきました。 未遂で終わる場合もあれば、救急隊が現場到着したときにはすでに亡くなっている場合もあります。</p>



<p>いろんなケースがあり、具体的な描写は避けますが、亡くなった方の苦悶の表情を見ると、楽な死に方やきれいな死に方はありません。</p>



<p>中学生の仲のよかった女子生徒が一緒に飛び降り自殺をしたというようなニュースも、何度か見ました。</p>



<p>思春期には「死」を美化する傾向もあるので、「自分で死を選んでも、美しくないし、苦しむよ」ということをあえて話しています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「死ななくてよかった」と泣いて喜ぶ夫婦</h2>







<p>自動車の排ガス自殺をしようとした夫婦がいました。</p>



<p>救急隊が到着したときには、奥さんは車外に出ていて、運転席でぐったりとして意識を失っていたご主人に泣きながら声をかけていました。</p>



<p>２人を救急車内に収容し、意識はないものの脈も呼吸もしっかりしていたご主人に酸素投与しながら搬送しました。</p>



<p>搬送中も、奥さんは泣きながらご主人の体にしがみついていました。</p>



<p>搬送途上で、ご主人が眼をひらき、意識を取り戻しました。<br>女性は、号泣しながら男性の身体を抱きしめてくり返し言っていました。</p>



<p><strong>「よかった！　本当によかった！　死ななくてよかった！」</strong></p>



<p>自殺をしようとして一命をとりとめた人の多くが、「なんであのとき死のうと思ったんだろう」と早まった行為を後悔されます。</p>



<p>心の病気から希死念慮の症状が現れて自損行為に及ぶケースもあります。</p>



<p>多くは、その時期を乗り越えれば、生きる意欲を取り戻し、死ななかったことの幸運を喜びます。</p>



<p>私の友人にも何人か自殺未遂経験者もがいますが、<br><strong>「自殺して自分を殺そうなんて気持ちではなかった。生きなおしてもっとよりよく生きたいと思った」</strong><br>と同じことを言っていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">家族の苦しみは計り知れない</h2>










<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="450" height="636" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/wakichoupos.jpg" alt="和気町で開催された人権講演会で講師をする石川のチラシ" class="wp-image-3811" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/wakichoupos.jpg 450w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/wakichoupos-212x300.jpg 212w" sizes="(max-width: 450px) 100vw, 450px" /></figure>
</div>


<p>ロープをはずし、床に横たえた遺体にとりすがって泣きじゃくる家族の姿を、何度も見てきました。</p>



<p>呼吸をしなくなった家族に、呼びかけ、叫び、身体を揺すぶっている様子は、救急隊員も自分の心臓をもつかんで揺さぶられているように気持ちにさえなります。</p>



<p>実は私も、身内が自殺しています。 残された家族の心の苦しみは一生つづきます。 だからなおさら伝えたいのです。</p>



<p>愛おしい家族がこの世からいなくなるなんて。<br>しかも、病気や怪我ではなく、そんな悲しい手段を選ぶなんて。</p>



<p>どうして自分は助けてあげられなかったんだろう、と自分自身をずっと責め続けるのです。</p>



<p>救急隊員として大きな胸の痛みを感じたこと。 家族としてつらい日々を送っていること。</p>



<p>そのことを話すと、生徒たちの感想文には、<br><strong>「残された家族がそこまで悲しむんだということがよくわかりました」<br> 「家族を悲しませたくないと心から思いました」</strong><br>ということを書いてくれていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「君は大切な存在なんだ」自殺の抑制要因</h2>







<p>寂しさや生きづらさを抱えている人はたくさんいます。</p>



<p>誰かに話を聞いてもらいたいと思っても、共感してくれる人がいない人もいます。<br>家族と一緒に暮らしていても、子どもの話を聞いてあげていない親もいます。<br>子どもの悩みを、「馬鹿げたことを」と取り合わない親もいます。</p>



<p>日本財団自殺意識調査2017の中に、「自殺の抑制要因（自殺のリスクを抑える要因）」についての記述がありました。</p>



<p>・家族に居場所がある（家族の中での「自己有用感」が高い）<br>・人間同士は理解や共感ができると考えている（「共感力」がある）</p>



<p>家族や大切な人に、<br><strong>・苦しさへの理解</strong><br>　「苦しかったね」「つらかったね」</p>



<p><strong>・居場所があることを伝える</strong><br>「ずっとそばにいるよ」「いつも味方だよ」</p>



<p><strong>・存在価値を認める</strong><br>「あなたが大切なんだ」</p>



<p>と普段から伝えることがとても大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">命が一番たいせつ</h2>







<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="838" height="570" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/utsunokazokuto.jpg" alt="西宮市で開催された自殺予防セミナー講師石川のチラシ" class="wp-image-3813" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/utsunokazokuto.jpg 838w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/utsunokazokuto-300x204.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/utsunokazokuto-768x522.jpg 768w" sizes="(max-width: 838px) 100vw, 838px" /></figure>







<p>生活している中で、夢が破れ、目標が達成できなかったり、いじめられたり、さまざまなケースで生きる意欲を失う場面があるかもしれません。</p>



<p><strong>「それでも命が一番たいせつだよ」</strong> と、生徒たちに話しています。</p>



<p>なにかあったら親でも先生でも友達でも、相談しよう。 自分一人で悩み事をかかえていると、頭の中が悩み事でいっぱいになってしまう。 そうなると、君たちのことを心から愛してくれている周囲に存在さえ見えなくなるから、その前に誰かに心のうちを話そう。</p>



<p>そして、君たちのそばにいる誰かが、元気がなくしているようだったら、声をかけてあげてください。</p>



<p>難しく考えなくても、話を聞いてあげるだけでいいんだよ。</p>



<p>「つらいね」「苦しいね」「悲しいね」「ムカつくね」 そんなふうに共感してあげてほしい。</p>



<p>そんな話をするので、感想文には、</p>



<p><strong>「僕も、悩みは友達や両親に話してみます」<br>「友達が苦しんでいたら、とことん話を聞いてあげようと思います」</strong></p>



<p>など、たくさんの言葉を書いてくれました。</p>



<p>自治体主催の自殺予防講演会でも、同じようなエピソードを話しますが、さらに日常のメンタルヘルス、心の病気を持つ人の家族としてどう接したらいいのかなどを話しています。</p>



<p>私自身がうつ病になった妻をどう支えたらいいのか悩み、模索した経験があります。<br>「死にたい」と訴えられたときのつらさは忘れることができません。</p>



<p>本人も、周囲の人間も悲しい思いをしないために、微力ながら今後も講演活動を続けていきます。</p>


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		<title>心を支える言葉の力（自殺防止対策強化月間講演会）</title>
		<link>https://tatsusan.com/kokoronosasae/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Mar 2018 03:12:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[傾聴]]></category>
		<category><![CDATA[自殺予防]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=4029</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawakenpos.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>石川県能美市で開催された自殺防止対策強化月間講演会でお話させていただきました。メンタル不調な方との接し方について、自分自身が気づかないうちに感情疲労が蓄積しているというような内容について話しました。もちろんオリジナルソングも歌いました。たくさんの方が熱心に聞いてくださり、講演終了後も控室にたくさん訪ねてこれました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawakenpos.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>メンタルヘルスというと、聴き方、話し方についての講習・研修が多いと思います。</p>



<p>心無い言葉で心を傷つけられて、生きる力を失いそうになることもあれば、たったひと言が弱った心を支えてくれることもあります。</p>



<p>２０１８年３月２１日の春分の日は、石川県能美市に自殺防止対策強化月間講演会の講師として呼んでいただきました。</p>



<p>今回は演題の<strong>「救急現場で学んだいのちの重さ」</strong>に<strong>「心を支える言葉の力」</strong>というサブタイトルをつけさせていただきました。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="728" height="417" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken02.jpg" alt="辰口福祉会館交流ホールの外観" class="wp-image-4033" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken02.jpg 728w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken02-300x172.jpg 300w" sizes="(max-width: 728px) 100vw, 728px" /></figure>
</div>


<p>ホテルまで迎えにきていただいた能美市の福祉課の方と、会場までの道中にいろいろとお話しました。</p>



<p>メンタル不調の方とのやり取り、自殺予防やグリーフケアの取り組みについてなど、日頃のお仕事のほんの一部をおききしても、その大変さが伝わってきました。</p>



<p>例年８０人くらいの参加だと伺っていたのですが、当日はなんと１２０人以上の方が参加されたそうです。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="440" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken.jpg" alt="能美市自殺予防講演会で話す石川" class="wp-image-4032" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawaken-300x206.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p>自己紹介に満席の会場に笑いがおこり、和やかなムードになりました。</p>



<p>いつものように、実際の現場での体験を話しましたが、リアルに状況を伝えようとすると、数十年前の光景がよみがえり、今でも少し息苦しくなります。<br>会場では、たくさんの方がハンカチで顔を覆ったり、メガネを取って涙を拭かれていました。</p>



<p>講演中、いつか私の講演がメンタル不調の予防になって、言葉に気をつける思いやりへとつながってくれることを願いながら歌い、話しました。</p>



<p><strong>「そんな大きな力を持つ言葉を使うなら<br>相手を傷つけたり、苦しめることに使ったりしないで<br>相手が笑顔になったり、幸せを感じてもらえて<br>自分自身も幸せになるために使いましょう」</strong></p>



<p>質疑応答になると、なかなか手が上がらないことが多いのですが、積極的に挙手される方が何人もいらっしゃって、参加された皆さんの真剣度が伝わってきました。</p>



<p>こちらのブログ「<a href="https://tatsusan.com/inochikouen/">生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</a>に、この日お話したエピソードを書いています。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="416" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/jisatsuyobou01.jpg" alt="能美市自殺予防講演会で質疑に答える石川" class="wp-image-3810" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/jisatsuyobou01.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/jisatsuyobou01-300x195.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p>講演が終わったあと、何人もの方が控室まで来られました。</p>



<p>その中に医師の方もいらっしゃって、<br>「今日のお話を聞いて、連日診察に追われて自分でも気づかないうちに、大きな疲労を溜め込んでいたことに気づきました。自分が元気じゃないと人を元気にすることができませんよね。ほんとにいい話をたくさん聞かせていただきました」<br>と言っていただきました。</p>



<p>冬に戻ったような寒い日でしたが、能美市の皆さんとあったかい時間を共有できた幸せを感じさせていただきました。</p>



<p>翌日帰宅すると、参加された方からメールが届いていました。</p>



<p><strong>「もっと多くの方にこの感激を広げたいのですが、<br>町内会のような単位でも講演をお願いすることはできますか？」</strong></p>



<p>というとても嬉しい内容でした。</p>



<p>勿論、町内会も、全国どこへでも伺います。<br>またその方とも再会できて、さらに新たな出会いもあることを楽しみにしています。</p>



<p>なお、当日の講演内容を<strong>テレビこまつ</strong>さんが、5月1日〜15日までの間リピート放送されるそうです。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="450" height="638" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawakenpos-s.jpg" alt="能美市自殺予防講演会のチラシ" class="wp-image-4031" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawakenpos-s.jpg 450w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/isikawakenpos-s-212x300.jpg 212w" sizes="(max-width: 450px) 100vw, 450px" /></figure>
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<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">能美市自殺防止対策講演会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2018年3月21日（水）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">救急現場で学んだいのちの重さ <br>～心を支える言葉の力～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">石川県能美市辰口町　辰口福祉会館交流ホール</td></tr></tbody></table></figure>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%82%be%e8%81%b4/" rel="tag">傾聴</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%87%aa%e6%ae%ba%e4%ba%88%e9%98%b2/" rel="tag">自殺予防</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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