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	<title>救急 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<title>救急 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<item>
		<title>愛する人の命を守る 私たちにできる交通安全への取り組み</title>
		<link>https://tatsusan.com/anzennowa/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 Jun 2025 07:23:59 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[交通安全]]></category>
		<category><![CDATA[安全運転]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/koutsuuanzen-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>「毎日どこかで大事な命が失われている」 これは私が作詞作曲した鳥取県交通安全協会の歌「安全の輪」の冒頭の一節です。私がかつて消防士だった頃、日常的に交通事故現場に出動していました。 交通事故の被害状況は様々でしたが、共通 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/koutsuuanzen-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p><span class="swl-marker mark_yellow"><strong>「毎日どこかで大事な命が失われている」</strong></span></p>



<p>これは私が作詞作曲した鳥取県交通安全協会の歌「安全の輪」の冒頭の一節です。<br>私がかつて消防士だった頃、日常的に交通事故現場に出動していました。</p>



<p>交通事故の被害状況は様々でしたが、共通していたのは、悲劇は予期しないときに突然やってくるものだということでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">救急現場で見た現実</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png" alt="救急車にストレッチャーを収容する画像" class="wp-image-6606" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>当時、数多くの交通事故現場に出動しました。<br>その一つ一つの現場が、記憶に強く残っています。</p>



<p>軽自動車とトラックの衝突事故では、幼い男の子の兄弟が負傷し、弟は命を落としていました。<br>その姿を目にした時、言葉では表現できないほどの衝撃を受けました。</p>



<p>ドラマなどでよく<strong>「時間が止まる」</strong>という表現を耳にしますが、その時の私は、まさしくそんな状況で、一瞬全身がフリーズしました。</p>







<p>また別の事故では、深夜の単独事故で、電柱に激突して大破した車の中で、呼吸停止状態の青年がハンドルに胸に当てた状態でうつ伏せになっていました。<br>救助工作車で出動し、油圧拡張期でドアを開き、つぶれたフロント部分に挟まれた脚を抜く作業をやりました。</p>



<p>ようやく救急車に収容したとき、心臓マッサージを受けている青年の姿を見ると、胸が苦しくなりました。<br>結果的に、帰らぬ人となった彼は、当時の私よりかなり下の年齢でした。<br>彼にはやりたいことがたくさんあった、会いたい人が、たくさんいたはずです。<br>大切な人や会いたい人だって、たくさんいたはずです。<br>しかし、それももう叶わなくなりました。</p>







<p>また別の日、朝の通勤時間帯に、歩道に乗り上げた車が並木にぶつかった単独事故に出動しました。</p>



<p>運転席には意識を失った若い女性が乗っていました。<br>通いなれた通勤経路を、いつもと変わらずカーラジオを聞きながら職場に向かっていた彼女。なんでもない平凡な朝のはずが、一瞬で人生が変わってしまった瞬間でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">危険は突然やってくる</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png" alt="若い親子が笑顔で楽しそうに話す画像" class="wp-image-6608" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>こんな交通事故現場に出動するたびに、危険は理不尽に突然襲ってくるものだということを痛感しました。<br>毎回、交通事故の無慈悲さに、胸を痛めると同時に、恐怖を感じました。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">「絶対誰も望んでないのに毎日のように<br>　たくさん命を奪ってゆく　交通事故」</span></strong></p>



<p>誰一人として交通事故を望む人はいません。<br>それでも毎日、日本のどこかで尊い命が失われているのが現実です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">私たち一人ひとりにできること</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/unten.jpg" alt="運転席の画像" class="wp-image-7678" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/unten.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/unten-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/unten-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>交通安全のために私たちにできること、一つ一つは小さなことです。<br>その小さなことをないがしろにしないことが、私たち自身の命、また周囲の命を守ることにつながります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong><span class="swl-marker mark_blue">運転時の集中力維持</span></strong> &#8211; スマートフォンの操作をしない、疲労していたら休憩する、運転を控える</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_blue">適切な車間距離の確保</span></strong> &#8211; 「だろう運転」から「かもしれない運転」への転換</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_blue">歩行者としての注意</span></strong> &#8211; 横断歩道での確認、夜間の反射材着用</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_blue">定期的な車両点検</span></strong> &#8211; ブレーキ、タイヤ、ライトの確認</li>
</ul>



<p>疲労運転だけではなく、日頃のメンタルヘルスもとても重要になります。<br>悩み事や不安を抱えていて、集中力を欠くことになれば、大事故に繋がる可能性もあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">大切な人を守るために</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/anzenhyoushiki.jpg" alt="安全標識" class="wp-image-7677" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/anzenhyoushiki.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/anzenhyoushiki-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/06/anzenhyoushiki-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">「あなただって大事な人を失いたくない<br>　自分自身も傷つきたくない　そう思うはず」</span></strong></p>



<p>衛生安全大会でこの歌を歌わせていただく機会があります。</p>



<p>あの日、あの残酷で悲しい現場で感じた安全への願いを、今後も伝えて行きたいと思っています。</p>



<p>大切な人の笑顔を守るために。 愛する家族との時間を守るために。 そして、誰もが安心して暮らせる社会を実現するために、一緒に「安全の輪」を広げて行きましょう。</p>



<p>※<a href="https://tottori-ankyo.jp/song" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「一般財団法人鳥取県交通安全協会」さんのホームページ</a>から「安全の輪」を聴くことができます。<br>　</p>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</title>
		<link>https://tatsusan.com/inochikouen/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 01 Jun 2024 23:16:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[命の尊さ]]></category>
		<category><![CDATA[寄り添う]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
		<category><![CDATA[自損行為]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ikiteyokatta-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防士として、様々な現場で生死の境目に立たされる人々を見てきました。中でも、救急車の中で「生きていてよかった！」と叫ぶ夫婦の姿に、私に強い衝撃を受けた、命の尊さを改めて実感させた出来事でした。自殺未遂者や家族を失った人々から聞いた話では、自殺は決して楽なものではなく、本人も家族も後悔の念が残ることが多いことを知りました。そして、誰かの心の支えとなることが大切で、悩みを抱えている人がいれば、一人で抱え込まずに相談すること、そして周りの人が寄り添い、話を聞いてあげることが重要だと講演の中で伝えています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ikiteyokatta-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p><strong>「生きていてよかった！」</strong></p>



<p>救急車の中で、そう泣き叫ぶ夫婦を目の当たりにした時、私の心にも熱いものが込み上げてきました。</p>



<p>消防士として数々の現場に立ち会ってきましたが、あの日の光景は今も脳裏に焼き付いて離れません。</p>



<p>その時のエピソードを、自殺予防講演会や中学生、高校生を対象にした人権講演会で話しています。</p>



<p>何があっても一番たいせつなのは「命」。<br>自分の命をたいせつにすることが、自分を認め、他人への思いやりを育んでいくものだと信じています。</p>



<p>私が救急隊員として自損行為の現場に実際に出動した時のエピソードをお話します。</p>







<h2 class="wp-block-heading">「いなくなりたい」と思うことだってある</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu.png" alt="悩む若い女性" class="wp-image-6607" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p><strong>「死にたい」</strong></p>



<p>その言葉を口にする人もたくさんいて、それぞれ理由・原因・動機も違っていると思います。</p>



<p>１０代の頃には、少なからず死への憧れや、自殺を美化する感情もあるとは思います。</p>



<p>自分自身で処理しきれないほどの苦しみや寂しさを抱えて、<br><strong>「いなくなりたい」</strong><br>と思うことだってあるかもしれません。</p>



<p><strong>痛いのは嫌だ。汚い死に方は嫌だ。ポンと楽に死にたい。</strong><br>そんなふうに思う人も多いのかもしれません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">生きていてよかった！</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png" alt="救急車にストレッチャーを収容する画像" class="wp-image-6606" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p>あなたに質問です。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow"><strong>「死にたい」</strong>と思ったことはありますか？</span></p>



<p>きっと、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。</p>



<p>私も、純文学にかぶれていた１０代の頃は漠然とした死への憧れを抱いていた時期がありました。</p>



<p>しかし、消防士として様々な現場に出動した中で、危険な現場を切り抜けて<strong>「生きていてよかった」</strong>と心の底から思えた瞬間を経験したり、一命を取りとめ喜ぶ人たちの姿を見たりして、生きることの尊さを体感してきました。</p>



<p>中学生や高校生に、命のスゴサ、生きようとする力のスゴサを、消防現場のエピソードを交えてなんとか伝えようという思いで講演をしています。</p>



<p>それでもあまりショックを与えてはいけないと思い、具体的な描写はしないようにしています。</p>



<p>今までは「自殺」についても、あまり多く話さなかったのですが、こんな事件があったので、あえてしっかりと伝えたいと思うようになりました。</p>



<p>たくさんの自尊行為の現場に出動してきた経験から、<strong>きれいで楽そうな死に方なんてないんだよ</strong>、と伝えています。</p>



<p>ずいぶん前に、自動車の排ガスの自損行為で出動したことがあります。</p>



<p>県外からそれを目的にやってきた夫婦でした。<br>幸い、通行人の通報が早くて、どちらも助かりました。</p>



<p>意識のあった女性は、意識を失った男性にしがみついて泣いていましたが、朦朧としていたものの男性が意識を取り戻しました。</p>



<p>女性は、号泣しながら男性の身体を抱きしめてくり返し言っていました。</p>



<p><strong>「よかった！　本当によかった！　生きていてよかった！」</strong></p>



<p>よく言われるように、自殺をしようとして一命をとりとめた人の多くが、<strong>「なんで死のうと思ったんだろう」</strong>と後悔されます。</p>



<p>もちろん、人それぞれ深い悩みや苦しみから、死を選択しようとしたり、感情のコントロールができなくなって衝動的に行ってしまう場合もあるでしょう。</p>



<p>悩みを一人で抱えてしまった場合、よけいにその危険性は増します。<br>張り詰めた気持ちの状態が継続しないように、少しでも緊張を緩めるためにも誰かに話したり、愚痴をこぼすことも大切です。</p>



<p>こちらのブログ記事にもその事を書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/guchimodaiji/">「心が疲れたときに必要なのは弱音と愚痴」</a></p>



<p>私の友人の自殺未遂経験者も、<br>「自殺して自分を殺そうなんて気持ちではなかった。生きなおしてもっとよりよく生きたいと思った」<br>と言っていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">君は大切な存在なんだ！</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png" alt="若い親子が笑顔で楽しそうに話す画像" class="wp-image-6608" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p><strong>「あの時、誰かに話を聞いてもらえていたら…」 </strong>自殺者の多くは、そう思っているのではないか、私はそんな思いを持っています。</p>



<p>大切な家族を失って泣きじゃくる家族の姿を、何度も見てきました。</p>



<p>心拍の戻らない家族に、呼びかけ、叫び、身体を揺すぶっている様子は、救急隊員も強い心の痛みを感じます。<br>そして亡くなった人が抱えていたであろう孤独に、胸が締め付けられる思いでした。</p>



<p>きっと本人ではなければわからない苦しさや悩みがあったのだろうと思います。<br>悩みや不安やで心がいっぱいになり、苦しくて大切な存在のことも見えなくなったのかもしれません。</p>



<p>寂しさや生きづらさを抱えている人はたくさんいます。<br>誰かに話を聞いてもらいたいと思っても、共感してくれる人がいない人もいます。<br>家族と一緒に暮らしていても、子どもの話を聞いてあげない親もいます。<br>子どもの悩みを、「馬鹿げたことを」と取り合わない親もいます。</p>



<p>自分自身が思春期だった頃に、子どもと同じようにいろんな事に悩んでいたことを思い出さない親もいます。</p>



<p>日本財団自殺意識調査2017の中に、<strong>「自殺の抑制要因（自殺のリスクを抑える要因）」</strong>についての記述がありました。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">・家族に居場所がある</span></strong><br>（家族の中での「自己有用感」が高い）</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">・人間同士は理解や共感ができると考えている</span></strong><br>（「共感力」がある）</p>



<p>最後に、この記事を読んでいるあなたへ。 もし今、あなたが辛い気持ちを抱えているのなら、どうか一人で抱え込まず、誰かに相談してください。 家族、友人、学校の先生、誰でもいいのです。話すことで気持ちが楽になることもあります。 あなたの命は、あなただけのものではありません。 あなたの周りには、あなたを必要としている人が必ずいます。どうか、「生きていてよかった」と心から思える未来を掴み取って下さい。 そして、もしあなたの大切な人が悩んでいることに気づいたら、どうか寄り添い、話を聞いてあげてください。あなたの温かい言葉が、その人の生きる希望になるかもしれません。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>いのちの電話</strong>
<ul class="wp-block-list">
<li>0570-783-556&nbsp;(お住まいの地域によって番号が異なります)</li>



<li>毎日&nbsp;16:00～21:00</li>



<li>毎月10日は&nbsp;8:00～翌8:00</li>
</ul>
</li>



<li><strong>よりそいホットライン</strong>
<ul class="wp-block-list">
<li>0120-279-339</li>



<li>24時間対応</li>
</ul>
</li>
</ul>



<p><a href="https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro">https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro</a></p>



<p>あなたの周りには、あなたを必要としている人が必ずいます。どうか、<strong>「生きていてよかった」</strong>と心から思える未来を掴み取って下さい。 そして、もしあなたの大切な人が悩んでいることに気づいたら、どうか寄り添い、話を聞いてあげてください。あなたの温かい言葉が、その人の生きる希望になるかもしれません。</p>



<p><strong>「どうせ話してもちゃんととりあってくれないんだ」</strong><br>と、どんどん共感力を失う言葉を発したり、そんな態度をとっていないか、ふだんから振り返ってみることも大切だと思いました。</p>



<p>何事もない日々の暮らしの中で、大切な人に、<br><strong>「ちゃんと居場所があるんだよ」<br>「君は大切な存在なんだ」</strong><br>と伝えていきましょう。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>あの子が生きられなかった今日を僕たちは生きている</title>
		<link>https://tatsusan.com/kyouwoikiru/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 06 Feb 2024 03:19:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[交通事故]]></category>
		<category><![CDATA[人生の価値]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=6294</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/anokonokyou-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>このブログ記事では、著者が消防士としての経験から学んだ人生の価値と時間の大切さについて語っています。ある日、通学中の少年が交通事故に遭い、救急隊員として出動した著者は、少年を救えなかった無念さと無力感を感じます。この体験を通して、日々の忙しさに追われ不満を感じていた自分を省み、人生の優先順位と大切な人への感謝の意を新たにします。著者は、失われた少年の未来を生きる私たちに、今この瞬間を大切にし、感謝を伝えることの重要性を伝えます。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/anokonokyou-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>子育て、仕事、家事と、日々の忙しさに追われて、息苦しさを感じていませんか？</p>



<p>時には、<strong> 「なんで自分ばかりが大変な思いをしているんだろう」 </strong>と気持ちの余裕をなくして、悲観的になる瞬間もあるかもしれませんね。</p>



<p>私自身、かつて消防士として勤務していた頃は、隔日勤務であった上に、非番の日に招集されたりすることもあり、子育てが大変な時期に、あれもこれも中途半端で不満が蓄積していました。</p>



<p>私生活で、自分のやりたい事もできず、仕事でもミスを犯して思い通りにならない事も多く、自分だけが何をやってもうまくいかなんだと悲観的に過ごしていた時期でした。</p>



<p>そんな私の考えを一変させてくれた出来事がありました。<br>それはある救急現場での体験です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">少年を襲った交通事故</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/jiko-1024x536.jpg" alt="交差点に倒れた自転車" class="wp-image-8111" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/jiko-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/jiko-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/jiko-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/jiko.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><strong>「通学中の中学生が車にはねられた！」</strong></p>



<p>通行人の１１９番通報で出動しました。</p>



<p>道路上に倒れていた少年は、意識がなく、手当をしながら無線で状況を送りました。<br>自発呼吸があったので、酸素投与しながら、骨折の有無を確認しました。<br>収容する病院もすぐに決まり、ICUに収容しました。</p>



<p>夜になって、その後の経過を病院に確認すると、亡くなっていたことがわかりました。</p>



<p>救急隊員として、助けられなかった無念さと、無力感に襲われました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">少年の事を考え続けた夜</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/tsurai.jpg" alt="消防署の仮眠室で頭を抱える消防士" class="wp-image-8113" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/tsurai.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/tsurai-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/tsurai-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>仮眠室のベッドに横たわりながら、少年の事を考えました。</p>



<p>道路に倒れていた通学用の自転車<br>転がっていた青いナップサック<br>泣きながら救急車を見送っていた同級生の泣き声</p>



<p>現場の状況や、目を閉じた少年の顔が浮かび、仮眠など取ることもできず、いろんな事を考えました。</p>



<p>あの時、泣いて見送っていた友達と、きっといろんな話をしていたのだろう。<br>将来の夢や、ゲームや、好きな女の子の事なども話してきたんだろう。</p>



<p>もうすぐ高校生になる時期だったので、新たな環境に期待で胸をふくらませていたのかもしれない。</p>



<p>大好きな家族や友達と、もっと時間を一緒に過ごしたかっただろう。<br>そんな大事な大事な時間は、永遠に失われてしまった。</p>



<p>そう考えると、胸が苦しくなりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">少年の未来を私達は生きている</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/omoidasu.jpg" alt="少年のことを思い出す消防士" class="wp-image-8114" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/omoidasu.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/omoidasu-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/omoidasu-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>失われた少年の未来の時間を、私たちは生きています。</p>



<p>そんな大切な時間なのに、今までの私は、不平不満ばかりを感じながら毎日を過ごしていた事に気づきました。</p>



<p>毎日がつまらないとか、忙しいばかりでちっともいい事がないとか。<br>本当の苦しみも、悲しみも知らずに愚痴ってばかりいた自分が恥ずかしくなりました。</p>



<p>あの少年が過ごす事のできない貴重な時間を、間違いなく自分は生きているのだから、今のこの時間を大切にすごしていこうと思いました。</p>



<p>その後、私がずっと感じてきた事を、あなたに伝えたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今この瞬間を大切にしよう</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/ikkadanran.jpg" alt="一家団らんで夕食を食べる親子" class="wp-image-8115" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/ikkadanran.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/ikkadanran-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/02/ikkadanran-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>今までは、いることが当たり前だと思っていた家族。<br>その救急搬送を経験して、妻や子ども、両親、兄弟、友人にあらためて感謝しました。</p>



<p>感謝の思いを持つだけではなく、ふだんから相手に伝えておかないと、何かあれば後悔がずっと残ってしまいます。</p>



<p>言葉で伝えられる「ありがとう」は、とても嬉しいものです。<br>照れくさくてなかなか言えなかった「ありがとう」をたくさん伝えましょう。</p>



<p>亡くなった少年に、一番大切なことを教わりました。その時の具体的なエピソードの一部をこちらに書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/kokorofurueru/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「心の中が震えるほどの感謝」</a></p>



<p>毎日忙しくてたいへんな事もありますが、家族と一緒に過ごす「今」という時間を、意識して楽しみ、大切にしましょう。</p>



<p>忙しすぎると、人生の優先順位を間違えてしまいがちです。<br>限りある人生という時間で、今は何が大切なのかを意識することで、優先順位が明確になります。</p>



<p>今、この瞬間を楽しみ、大切にしていきましょう。</p>



<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C03rJsXSM8o/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C03rJsXSM8o/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C03rJsXSM8o/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank" rel="noopener">たつゆき/心が軽くなる言葉(@tatsu_kotoba)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「生んでくれてありがとう」と伝えたくなったきっかけは交通事故</title>
		<link>https://tatsusan.com/thanks-3/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 07 Nov 2023 05:09:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[交通事故]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
		<category><![CDATA[親子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=5419</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/thanks-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>救急隊員時代の心打つ体験を通じて、親への感謝を伝えることの重要性を説いています。事故に遭った若者の携えていた母親の手作り弁当が、著者に自身の母へ「生んでくれてありがとう」と伝える勇気を与えました。照れくさがりながらも伝えた結果、幸せを感じることができ、母の死後もその感謝が心温まる思い出となっています。この経験を講演を通して若者たちに共有し、感謝の表現の大切さを伝えています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/thanks-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>あなたは両親に「ありがとう」を伝えたことがありますか？</p>



<p>それも簡単に「ありがとう」ではなく、「生んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」という感謝の言葉を、です。</p>



<p>私自身は、そんな芝居がかった言葉を、親の前で実際に口にすることなんてできるはずないと思っていました。</p>



<p>ところが、<strong>「これはもう伝えるしかない」</strong>と思うような交通事故現場に出動したことがきっかけで、とうとう伝えることができました。</p>



<p>私がまだ若手救急隊員だった頃、大型バイクの単独事故に出動しました。</p>



<p>渋滞する車のあいだを縫うように救急車を走らせ、ようやく現場に到着しました。<br>道路の路肩に大型バイクが転倒していました。</p>



<p>しかし、運転者の姿がなかったので隊員３人で探すと、遠く離れた畑の中に飛ばされていました。</p>



<p>最初に発見した私が、運転者のフルフェイスのヘルメットを脱がすと、まだ１８か１９歳くらいの青年でした。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/helmet.jpg" alt="フルフェイスのヘルメット" class="wp-image-5423" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/helmet.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/helmet-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>






<p>心肺停止状態だったので、その場で心肺蘇生法を実施しました。<br>私が心臓マッサージをするため、分厚い革ジャンのファスナーを下ろそうとすると、胸に何か入っていたので途中でひっかかってしまいました。</p>



<p>取り出すと、布の袋に入ったまだあったかい弁当でした。<br>寒い朝だったので、ホッカイロがわりに入れていたのでしょう。</p>



<p>ＣＰＲ（心肺蘇生法）を継続しながら救急車で病院へ向いました。<br>道中、汗だくで心臓マッサージをしながらその青年の事を考えていました。</p>



<p>あの弁当はおそらく、就職したばかりの息子のために、お母さんが朝早く起きて作った弁当だったのでしょう。</p>



<p>青年は、単独事故を起こすくらいだから、遅刻しそうで急いで家を出たのかもしれない。<br>本当だったら、<strong>「母さん、いつも弁当を作ってくれてありがとう」</strong>と感謝の言葉を伝えたかったではないだろうか。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/jumper.jpg" alt="革ジャン" class="wp-image-5422" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/jumper.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/11/jumper-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>






<p>子供の頃から母親に心配ばかりかけて来たのに、まともに感謝を伝えたことがなかった自分の事を考えました。<br>後悔しないように<strong>「生んでくれてありがとう」</strong>と伝えようと思いました。</p>



<p>そう決心したものの、照れくさくて実際に伝えるまで何年もかかってしまいました。<br>ようやく伝えた後、不思議なことに、時間が経てば経つほどほんわかと幸せな気持ちになりました。</p>



<p>その一年半後に母は他界。</p>



<p>伝えた時の年老いた母の嬉しそうな笑顔がよみがえるたびに、あの青年の事を思い出します。</p>



<p>講演で大人だけではなく、中学生や高校生に話す機会があります。<br>照れくさくてなかなか言い出せない年頃なのですが、後日送っていただいた感想文を読むと、生徒なりいろんな事を考えているのがわかります。</p>



<p>親に感謝はあっても、なかなか言葉にできない彼らに、一歩踏み出すきっかけになれば最高に嬉しいです。<br>親子関係だけではなく、ふだんから家族、友人に感謝を伝えて、後悔のない人生を送りましょう。</p>



<p>当たり前の日常こそ大切なのだということを知るきっかけとなった救急現場のことも書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/atarimaenohibi/">当たり前にある日々は、当たり前じゃない－救急車内のドラマ</a></p>



<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CzGYHc9vWwQ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/CzGYHc9vWwQ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; 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		<title>火災・救急出動で感じる愛のある部屋とすさんだ部屋</title>
		<link>https://tatsusan.com/ainoaruheya/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 Oct 2020 03:57:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[心理]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
		<category><![CDATA[火災]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3504</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya03.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防士として実際の火災や救急出動してきた経験から、部屋の状態が住人の心理状態を反映していると感じることがあります。玄関から入った瞬間に感じる印象が、火災になりそうな予感や愛のある家庭であることが伝わってきたという体験を書いています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya03.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>玄関を入った瞬間に、感じることがあります。</p>



<p>といっても、霊的存在などのことではありません。<br>私はホーラー映画が好きですが、霊感はありません。</p>



<p>たまに、<strong>「なんか火事になりそうな家だなあ」</strong>と感じることがありました。</p>



<p>消防士時代に、消防隊として、火災原因調査員として多くの火災現場に行き、一般家庭防火診断などの火災予防運動期間の行事でも、多くの家庭を訪問する機会がありました。</p>



<p>これはもうまったく個人的な印象なんですが、玄関を入ると雑然として、なんとなくキナ臭いような臭いというか、気配を感じることがあります。</p>



<p>玄関を入って感じることは、火事になりそうな予感だけではなく、こんなことも感じることがあります。</p>



<p><strong>愛がある家庭であることがなんとなく伝わってきたり、<br>逆に、すさんでる印象を受けたり</strong>することあります。</p>



<p>自分でも、はなはだ曖昧で抽象的なことだと思いつつ、<br>しかし、「勘」みたいなものができてしまって感じるんだからしょうがない、としか言えません。</p>



<p>今回は、部屋の状態、家の持つムードは正直であるということについて書きます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">火災になりそうだと感じる家</h2>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya01.jpg" alt="暗い家の外観" class="wp-image-1577" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya01.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya01-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p>火災になりそうだと感じる家については、以前のブログ記事「生き残るためには整理収納が必要と元消防士は考える」に書きましたが、<br>想像を絶するほどの大量のゴミに埋まった住宅が火災になるのは、誰でもその危険性については予見しうるところではないかと思います。</p>



<p>全焼してしまって屋根が焼け抜けた住宅でも、元の部屋の状況が乱雑であったかどうかは、火災原因調査時に分かります。</p>



<p>中には、何度かボヤ騒ぎで駆けつけた家が、とうとう全焼してしまったという例も少なくありませんでした。<br>調査中に、そんなお宅の主人と話していると、一度身についた生活習慣は、なかなか変えられないという現実を突きつけられたような気持ちになりました。</p>



<p>ただ、ゴミ屋敷というレベルにはいかない、ふつうに散らかっている程度の家庭も多いものです。<br>「ものです」と、他人事のように書きましたが、我が家だって整理収納のプロから見たら、<br>「なんですかこの物が散乱した部屋は！　ちゃんと整理収納なさい！！」<br>と、厳しいお叱りを受ける状態なのかもしれませんが。</p>



<p>多少乱雑であっても、ポイントさえ押さえていれば、<br>たとえば、電気コードは束ねないとか、テーブルの脚で踏まないとか、ガステーブルの周りにはものを置かないとか、喫煙の週間のある人であれば吸殻の始末はしっかりとやっていれば、火災になる危険性は低いと思います。</p>



<p>ボヤ騒ぎを起こすお宅は、畳に焼け焦げの跡があちこちにあったり、ガステーブルの周囲どころか、ガステーブル上に物が置いてあったりします。</p>



<p>何度もそんな火災現場に出動しているうちに、防火診断で訪問したときなど、玄関を入っただけで<strong>なにか嫌な感じ</strong>を覚えることがありました。<br>しかも、けっこう予感が的中することがあるので、あながち錯覚ではないなと思っています。</p>



<p>あれだけ指導して、ガステーブルの周りの物品など、片付けてあげたのに、ととても残念な思いをしたものです。</p>



<p>こちらのブログ記事に高齢者に多い着衣着火による火災について書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/chakuichakka/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">おうちごはんが多くなると気をつけたい着衣着火の危険</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">なんとなくすさんだ印象を受ける部屋</h2>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="760" height="506" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/yaketaie.jpg" alt="焼損して炭化した柱材が露出した家屋" class="wp-image-1578" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/yaketaie.jpg 760w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/yaketaie-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 760px) 100vw, 760px" /></figure>
</div>


<p>乱雑であっても、生活感があるといいますか、生活している人の体温が感じられる部屋なのが一般的だと思います。</p>



<p>同じような乱雑レベルであっても、なんとなく物品の散らかり方に投げやりなものが感じられる部屋に足を踏み入れる機会がありました。<br>そんな部屋を見ると、むしろゴミ屋敷の方が人間味を感じるほどです。</p>



<p>その投げやり感は、具体的にどんな状況を見ると感じるのか、と問われても、明確に答えることはできません。<br>ただ、救急隊員としてそんな散らかり方をした家の中に入ったときは、とても嫌な感じを受けます。</p>



<p>救急隊員の前で、精神を病んだ人をストレッチャー（キャスター付きの担架）に収容しているときに、その人に対して家族が激しい口調でののしったことがありました。<br>救急隊員としては、なんともいえない痛ましさを感じながら搬送しました。</p>



<p>またあるときは、呼吸停止している祖母のすぐそばで、中・高校生らしい二人兄弟が、こちらに目もくれずにゲームを続行していたことがありました。<br>家にも家族の感情にも、荒涼としたものを感じました。</p>



<p>どちらの家も、どことなく<strong>投げやりな感じ</strong>を受ける室内状況でした。</p>



<p>部屋の状態は住人の心理状態を表している、と言われますが、確かに無関係ではないと思いました。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya02.jpg" alt="穏やかでシンプルな室内" class="wp-image-1579" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya02.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/aiaruheya02-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p>家族に愛が感じられない（と思う）家庭で多いのは、病気になったおじいちゃん、おばあちゃんが、家の一番奥の部屋や、２階の一番隅に追いやられたように住まわされている場合です。<br>そんな家庭はかなりな高確率で、廊下も部屋も物が散乱しています。</p>



<p>ストレッチャーを運び込めないほど、廊下には物が山積し、人が通るのがやっとという状況もよくあります。<br>病状が一刻を争うような局面を迎えているのに、救急車に収容するまでにとても長い時間を要し、手遅れになる場合もありました。</p>



<p>一方、愛があふれていると感じられる家庭に救急出動したことがありました。</p>



<p>寝たきりのおじいさんの病状が悪化したという要請内容でした</p>



<p>古い家屋でしたが、掃除が見事に行き届いていて、玄関も廊下もきれいに磨きあげてありました。<br>玄関入ってすぐの明るい部屋のベッドにおじいさんは横たわっていて、意識ははっきりとしていました。</p>



<p>我々救急隊員が血圧測定などしている間にも、邪魔にならないようにと距離をとりながら、家族が見守っていました。<br>その表情から、家族全員がおじいさんを心底心配している気配が伝わってきました。</p>



<p>ベッドの横のスペースも広く取ってあって活動もしやすく、ものすごくスピーディーに車内収容できました。</p>



<p>もう２０年以上前のことですが、今でもそのお宅のことは覚えています。<br>ごくたまにそのお宅の前を車で通り過ぎるときは、そのときの家族の心配そうな表情がよみがえってきます。</p>



<p>願わくば、私も最期のときを迎えるときには、そんなふうに家族に愛され、別れを惜しまれつつこの世を去りたいものです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">愛のある部屋にしたい</h2>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="456" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/ango.jpg" alt="部屋で執筆する坂口安吾の画像" class="wp-image-1580" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/ango.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/ango-300x214.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption class="wp-element-caption">坂口安吾の部屋</figcaption></figure>
</div>


<p>部屋は、快適であることが一番だと思います。</p>



<p>快適であるためには、探しものがすぐに見つかるように整理整頓されていることも大事かもしれませんが、適度に散らかっているほうが快適だと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。</p>



<p>私が青春期に心酔した作家の坂口安吾が執筆していた部屋は、見事に大散乱堆積状態（上の有名な写真をご参照ください）ですが、これが当時はカッコよく思えました。<br>しかし、いくらカッコよく見えても、マネはできませんでしたが（笑）</p>



<p>家族を大切にして、一人住まいの方であれば、自分を大切にしていれば、愛のある部屋に自然となっているんだと思います。<br>家族や自分に対する思いやりがあれば、間違ってもすさんだ投げやりな空気が漂うような部屋にはならないはずです。</p>



<p>消防局を退職した身なので、今では友人宅以外を訪問することは稀になりまして、あの「勘」が今でも生きているのかどうか確認しようもありません。</p>



<p>ただ、こんなことはよく思います。</p>



<p>不愉快なまでに部屋が乱雑になっていたら、日常生活が投げやりになってしまうまでに、思い切って大掃除してみよう、と。</p>



<p>これをお読みいただいているあなたは、愛のある部屋で日常をお過ごしのことと思います。</p>



<p>もし、自分の部屋を何気なく見回したときにすさんでいると感じることがあれば、どこか自分の心の中に投げやりになっている部分があるのではないか、と自分の心や家族との関係をチェックしてみる時期なのかもしれません。</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%bf%83%e7%90%86/" rel="tag">心理</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e6%95%91%e6%80%a5/" rel="tag">救急</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e7%81%ab%e7%81%bd/" rel="tag">火災</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>幸福について考えること</title>
		<link>https://tatsusan.com/koufukunitusite/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 Sep 2017 03:35:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[幸福感]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/jikosha.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>近年「幸福」について心理学、経済学、脳科学などの分野で研究が進められています。日常生活ではなかなか「幸福」について具体的に考えることは少ないのですが、悲惨な救急現場に出動するたびに「生きる意味」「幸福」について考えるようになりました。年齢にかかわらずもっと「幸福」について考えてみましょう。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/jikosha.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>ここ数年、雑誌、テレビの特集や書籍でよく「幸福」の文字を目にする機会が増えました。</p>



<p>心理学、経済学、脳科学などの分野で「幸福感」「幸福度」についての研究が進められ、「幸福学」なるタイトルもよく目にするようになりました。</p>



<p>内閣府も国民の幸福度に着目し、「幸福度指数」作成が進められています。</p>



<p>経済問題だけではなく、個人の主観的な心のありようがいかに幸福感を左右するかが研究されています。</p>



<p>今年国連が発表した「世界幸福度報告書」の幸せな国ランキングでは、</p>



<p>GDP第3位の日本は、157カ国中5位です。</p>



<p>GDP1位のアメリカは13位</p>



<p>GDP2位の中国は83位です。</p>



<p>ほかにもいくつかの機関の幸福度に関するランキングがありますが、経済力がそのまま幸福度に反映するわけではないという意味では、同じような結果になっています。</p>



<p>しかし、「幸福」という言葉を口にすることに、少なからず抵抗感といいますか、照れくささを覚える方も多いのではないでしょうか。</p>



<p>思春期のころには「人間の幸福とはなんぞや?」などと深い思索をめぐらした方でも、社会人になって仕事の忙しさに追われ、新しい人間関係もつぎつぎに生まれ、子育てに大わらわな日々になると、そんなことを考える暇もなくなるのがほとんどだと思います。</p>



<p>私も、就職して結婚し、子供をさずかり、忙しく生活していく中で、いつしかそんなことは考えなくなる、はずでした。</p>



<p>ところが、 救急現場や救助現場で活動しながら、どうしてもそんな疑問について考えざるをえなくなることが何度もありました。</p>



<p>割れ砕け、路面のいたるところに飛び散ったフロントガラスの砕片。<br>運転席のシートの血液の黒い染み。<br>痛みを訴える叫び声。<br>かけつけたパトカーのサイレン音。</p>



<p>住宅で、工場で、路上で、ホテルで、学校のグラウンドで、いろんな形の「死」が現れては「生」とぶつかり、からまりあっては問いかけてきました。</p>



<p>「幸せってなんだと思う?」</p>



<p>経験年数を重ねるうちに、そんな非日常が日常になり、慣れていきました。</p>



<p>ようやくそんな疑問が薄らいだかと思うと、つぎの凄惨な現場でふたたび疑問を突きつけられるというくり返しでした。</p>



<p>そんな消防生活から離れて、すでに5年半が経過し、対向車線を通過する消防車や救急車を目にしても、ハッとすることもなくなりました。</p>



<p>幸福について考えることることもなくなりました。</p>



<p>消防士であったころが遠い幻であったような不思議な気持ちになります。そんな日生活の中で、今でもなお、ふいに鮮明な記憶がよみがえることがあります。</p>



<p>ぱっくりと切り裂かれた身体の切り口に見える黄色い脂肪層。<br>開放骨折で白い骨が露出した脚。血液のにおいや救急車内のにおい。<br>つぶれた車両を油圧拡張機で拡張し、挟まれ脚を引き抜く時の怒号のような指示命令の声。<br>自身が絶命することを受け入れられない無念の表情。</p>



<p>そんな時、あらためて「幸福」について考えます。人はもっともっと「幸福」について考えてもいいのではないかと思います。</p>



<p>何歳になっても、照れずに「幸福」を探し、その存在に気づくことや育てることを真剣に考えることが、心の病気が増加の一途をたどるこれからの時代には、ますます必要になることは間違いありません。</p>



<p>（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>


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			</item>
		<item>
		<title>無力感との戦いとメンタルチェック</title>
		<link>https://tatsusan.com/mental-check/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Sep 2016 04:38:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[救助]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2016/09/nayamu.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防隊員や救急隊員が日常的に抱える「無力感」との戦いについて述べています。現場で全力を尽くしても命を救えなかったとき、またはどうしようもない状況で到着した場合でも、消防隊員や救急隊員は無力感を感じることがあります。この感情から脱するために、個人としてのメンタルチェックが重要になります。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2016/09/nayamu.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>日常生活の中で、走行中の救急車や消防車を目にすることはよくあると思います。しかし、現場で活動する消防隊員や救急隊員の心理は、なかなか知る機会がないのではないでしょうか。</p>



<p>現役消防官は、訓練指導で避難方法について話したり、救急救命講習で説明したりすることはあっても、どんな思いで活動したかについては話しません。それが仕事だから当然だという思いがあるからです。</p>



<p>しかし、あまり知られていないこともあります。消防官には、燃え盛る炎に放水しながら向かって行ったり、時間と戦いながら応急措置を行ったりしていますが、ほかにも戦うことがあります。</p>



<p>それは「無力感」との戦いです。</p>



<p>全力で救出しても命を救えなかったとき、苦しいほどの無力感を味わいます。<br>現場に到着した時点で、すでにどうにもならない状態であったとしても、やはり無力感を感じます。</p>



<p>もちろん、その感じ方には個人差があると思いますが、消防官なら誰もが経験する感情であることには間違いありません。</p>



<p>時には、遺体にとりすがって泣く家族の声に、自分が責められているような気持ちになることもあります。誰のせいでもないのに、です。</p>



<p>非番日には日常生活へ戻り、無力感から脱し、体力的にも精神的にも回復すればいいのですが、時には無力感が自責感へと変わることもあります。<br>表には出さないものの、当番日の出動で受けたショックから、なかなか立ち直れない時期を経験した職員も多いと思います。</p>



<p>私が感じるのは、消防職員に限らず、優しくて責任感が強く、真面目な人ほどそんな傾向があるのではないか、ということです。</p>



<p>「あなたの責任じゃないんだよ」と人から言われても、他人の不幸を、自分の悲しみや苦しみのように感じ、責任を感じてしまう人が多いと感じます。人の痛みがわからない心は問題ですが、過剰に感じ過ぎてしまうのも、また問題です。仕事の忙しさで体力的に弱っている場合はなおさらです。</p>



<p>業種を問わず、年々メンタル不調者が増加していて、労働安全衛生法の改正により、いよいよ来月一日からストレスチェックの義務化が施行されます。</p>



<p>消防官、警察官、自衛官と同様に、あなたの存在に救われ、守られている人が必ずいるはずです。<br>そして、何より、あなた自身があなたにとって大切な存在です。</p>



<p>あなたが壊れたり、不安や苦しさに悩まされたりしないように、無力感や自責感をゆっくり脱ぎ捨てるために、個人としてのメンタルチェックもお薦めしたいと思います。</p>



<p>（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>


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