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	<title>労働災害 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<title>労働災害 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<item>
		<title>慣れが招く危険！消防士の視点から学ぶ安全管理の重要性</title>
		<link>https://tatsusan.com/yudan/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Aug 2024 07:38:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<category><![CDATA[労災事故]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/narekiken-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>どんな職業も、経験を積むことで技術を向上させ、効率を高めていきます。 建設業、土木業、製造業など、重機や製造機器などの取り扱いや、高所での作業等、安全管理がとても重要になる職業です。 研修などの受講の機会も多く、常日頃か [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/narekiken-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>どんな職業も、経験を積むことで技術を向上させ、効率を高めていきます。</p>



<p>建設業、土木業、製造業など、重機や製造機器などの取り扱いや、高所での作業等、安全管理がとても重要になる職業です。</p>



<p>研修などの受講の機会も多く、常日頃から安全に取り組んでいらっしゃることと思います。</p>



<p>かつて私が働いていた消防も、警察官や自衛官と同様に、常に死の危険と隣り合わせで業務を行っている関係上、安全管理は最重要課題です。</p>



<p>そんな危険と隣り合わせの職業では、経験は命を守る大切な武器となります。<br>しかし、その豊富な経験が、時として自分自身を危険にさらす場合があることをご存知でしょうか。</p>



<p>火災現場で焼落物をよけながらの消火作業、二次災害の危険が伴う人命救助の重圧、そして日々の訓練。<br>それらを積み重ねた経験は、危険を回避しながら効率的に作業を進めることに繋がります。</p>



<p>しかし一方で、その経験が<strong>「慣れ」</strong>になってしまい、時として重大な事故につながりかねない状況を作り出すこともありました。</p>



<p>私が消防局に在籍した３２年の間にも、全国の消防の事故に関するニュースを何度も見てきました。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">交差点での救急車の衝突事故</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">ストレッチャーから傷病者の転落事故</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">はしご車訓練中の転倒事故</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">ヘリコプターから救出中の要救助者の墜落事故</span></strong></p>



<p>もちろん、それらの事故がすべて<strong>「慣れ」</strong>によるものだと、断定するつもりはありません。<br>中には不可避な状況での事故もあったかもしれません。</p>



<p>しかし、明らかに<strong>「慣れ」</strong>が悪い結果に結びついた事例もあります。</p>



<p>あなたが働いている業種の事故事例などについては、私より遥かによくご存知だと思います。<br>ですから、消防士としての事故事例や、労災事故でわかったことなどを中心にお話します。<br>異なる業種でも参考にしていただけると思いますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">慣れが安全を脅かす</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/rope-1024x576.jpg" alt="屋内進入する消防士" class="wp-image-7039" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/rope-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/rope-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/rope-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/rope.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>私たちは日々の業務をくり返すうちに、作業に慣れていきます。</p>



<p>慣れることで効率は上がりますが、同時に大きな危険も潜んでいます。<br>それは、「油断」という名の落とし穴です。</p>



<p><strong>【消防活動の実例】</strong></p>



<p>2000年に、静岡県内の大規模な製造工場で火災がありました。<br>消火作業中に、消防隊員３人、警察官１人が死亡し、４人が負傷した痛ましい事故となりました。</p>



<p>当時、テレビで大きく報道されたので、ご記憶にある方も多いと思います。</p>



<p>その後の調査で、亡くなられた４人が、緊急脱出用のロープをつけずに工場内に進入していたことがわかりました。<br>さらに、屋内進入した４人に対して、空気呼吸器は２台だけだったことも分かりました。</p>



<p>私がいた消防局では、建物火災で出動する場合は、屋内進入する隊員は、全員空気呼吸器を背負って活動をはじめます。<br>そして、退出ロープの結着は、火災時には濃煙で視界がきかなくなり、さらにブレーカーが落ちて照明が消えるので、必ずやるものです。</p>



<p>逃げ遅れの捜索も手探りでやるので、発見時や退出時には屋外にいる隊長にロープをひっぱることで合図を送ります。</p>



<p><strong>・空気呼吸器を２人しか着装していなかったこと<br>・脱出用ロープをつけていなかったこと</strong></p>



<p>どういう事情でそうしたのかは、現場にいなかった者には事実はわかりません。</p>



<p>もしかすると、最初は煙も少なく、ヘッドランプの光だけで大丈夫だと思っていたところ、急に濃煙が立ちこめてきたのかもしれません。</p>



<p>どちらにしても、消火作業、救助作業に携わる者は、原則を必ず守らないと命を奪われる危険が常につきまとうことには間違いがありません。</p>



<p>常に気持ちを新たにして、日々の業務に臨むことの重要性に、あらためて気づかされました。</p>



<p>そして、どんなに慣れた作業でも、一つ一つの動作に意識を向けること。<br>これは、安全を守るための基本中の基本です。</p>



<p>慣れに流されず、常に警戒心を持ち続けることが、自身の安全、そして市民の生命を守ること、無事に家族の待つ我が家へ帰ることにつながるのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ベテランの落とし穴</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kintore-1024x576.jpg" alt="筋トレする男性の後ろ姿" class="wp-image-7040" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kintore-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kintore-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kintore-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kintore.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>どんな業種でもそうですが、消防の世界において、経験は何物にも代え難い貴重な財産です。<br>しかし、その経験が時として危険な落とし穴となることがあります。</p>



<p>特に消防士は、勇猛果敢であることに誇りを持ちます。</p>



<p>そして、体力があること、運動能力が高いことに誇りを持ちます。<br>職業的に、そうであることが望ましいのですが、誇りが「過信」になると、とても危険な状況を生み出すことになります。</p>



<p>この過信は、以下のような形で現れることがあります：</p>



<p><strong>【危険の過小評価】</strong><br>「これくらいなら問題ない」と、潜在的な危険を軽視してしまう。</p>



<p>火災現場は、ここまでは安全という標識があるわけではなく、現場の状況はよく急変します。<br>「これくらい大丈夫」が、文字通り命取りになりかねません。</p>



<p><strong>【マニュアル軽視】</strong><br>「経験上、こうしたほうが早い」と、安全手順を省略してしまう。</p>



<p>消防の現場活動はスピードが要求されます。<br>ですから、救助訓練大会は、確実な安全確保をしつつのスピード競技になります。<br>しかし、スピードを最優先してしまうがために、大前提の「安全確保」を省略してしまい、実際の事故に繋がる危険性があります。</p>



<p><strong>【体力の過信】</strong><br>「まだまだ若い者には負けない」と、無理な活動を行ってしまう。<br>実際に、連日筋トレに励み、若者に負けない体力の持ち主も多いのですが、それでも反射神経など、自分で意識しないところで減退しているものです。</p>



<p>安全に対する考え方も日々進化しています。<br>まず自分自身の安全を確保するのが大前提で、言い換えれば、自分を守ることができなければ人を救うことはできないのだという考え方になってきました。</p>



<p>現代では当たり前の考え方ですが、それでもまだまだ気持ちのどこかに「過信」が残っているかもしれません。</p>



<p>安全管理において最も重要なのは、自分の限界を知り、それを正直に認めることです。<br>そして、どんなに経験を積んでも、基本に立ち返る謙虚さを持ち続けることが、真のプロフェッショナリズムなのです。</p>



<p>新たな安全対策に関する記事を<a href="https://tatsusan.com/anzentaishitsu/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「安全な職場はどう作る？「ミスは敵ではない」</a>に書いています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">気をつけていたつもりの「健康」</h2>



<p>安全管理というと、ヘルメットや安全帯の着用、マニュアルの遵守など、目に見える対策に意識が向きがちです。</p>



<p>しかし、救急隊員として数多くの労災事故現場に出動してきた経験から、私が強く感じてきたことがあります。</p>



<p><strong>労災事故にも交通事故にも、メンタル面の影響が関わっている事故が少なくない。</strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">家庭の心配事を抱えたまま現場に出る。 </span><br><span class="swl-marker mark_yellow">睡眠不足が続いている。 </span><br><span class="swl-marker mark_yellow">職場の人間関係で悩んでいる</span>。</strong></p>



<p>そういった心の不調は、本人が自覚しないうちに判断力を鈍らせ、注意力を奪っていきます。</p>



<p>体の健康診断は定期的に受けていても、心の健康には気をつけていない、という方は多いのではないでしょうか。</p>



<p>私自身、消防士時代に妻が心の病気になった経験があります。</p>



<p>家族の心配事を抱えながら、火災現場や救急現場で冷静な判断を求められる。</p>



<p><strong>頭ではわかっていても、心と体がついてこない。</strong></p>



<p>そんな状況のとき、ふだんなら絶対にしないようなミスをしそうになったことがあります。</p>



<p>あのとき気づいたのです。</p>



<p><strong>「気をつけていたつもり」の安全。 でも、心の健康には気をつけていなかった。</strong></p>



<p>これが、実は一番危険な落とし穴なのかもしれません。</p>



<p>安全対策というと、どうしても作業手順や設備の話になりがちです。 <br>でも、その手順を守るのも、設備を正しく使うのも、結局は<strong>「人」</strong>です。</p>



<p>その「人」の心と体が健全でなければ、どんなに優れた安全対策も機能しません。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow"><strong>疲れたら休む。 悩みがあれば誰かに話す。</strong></span> <br><span class="swl-marker mark_yellow"><strong>眠れない日が続いたら、無理をしない。</strong></span></p>



<p>そんな当たり前のことが、実は命を守る安全対策の一つなのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">消防の事故と他業種の事故の共通点</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kousho-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-7041" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kousho-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kousho-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kousho-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kousho.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>消防士の世界で起きる「慣れ」や「過信」による事故は、実は多くの業種に共通する問題です。<br>ここでは、消防士の経験から得られた教訓を、他の業種どのような共通点があるかを具体的に見ていきましょう。</p>



<p><strong>【建設業との共通点】</strong><br>建設現場では、高所作業や重機の操作など、常に危険と隣り合わせです。<br>例えば、ベテラン作業員が安全帯の着用を怠る、という事例は、安全管理の研修会や安全大会などでよく取り上げられています。</p>



<p>2020年の台風19号による浸水被害を受けた福島県いわき市での救助活動中に、消防ヘリから女性が落下して亡くなるという事故がありました。<br>救助される際、ヘリ側のワイヤと救助機材をつなぐフックが掛けられていなかったため、女性が約40メートルの高さから誤って落下した事故です。<br>救助手順の確認を怠ったことが原因とされています。</p>



<p><strong>【製造業との共通点】</strong><br>工場での機械操作において、熟練工が安全装置を無視して作業を効率化しようとする事例があります。<br>かつて救助隊員として、ベルトコンベアを作動したまま点検をしていて巻き込まれたという労災事故で出動したことがありました。</p>



<p>これは消防士がマニュアルを軽視する事例と同じ根を持っています。<br>スピードを重視するあまり、消防自動車が完全に停止する前に、飛び降り転倒してしまった事故がありました。<br>結果的に、消火作業に着手する時間が大幅に遅れることになりました。</p>



<p>どんなに経験を積んでも、安全手順を省略しないという原則を守ることが、事故防止につながります。</p>



<p><strong>【運輸業との共通点】</strong><br>長距離トラック運転手が「慣れた道だから」と警戒を怠り、事故を起こすケースがあります。<br>これは消防士が経験による過信から危険を過小評価することと同じです。</p>



<p>雨天や積雪時の救急車や消防車の走行中の事故を、テレビニュースで目にすることがあります。<br>実際に、私も乗車していた消防車が、積雪時の道路のカーブでスリップし、あわやガードレールと衝突寸前だったという経験をしたことがあります。</p>



<p>どんなに熟知した路線でも、その日の天候や交通状況は常に変化していることを念頭に置き、警戒を怠らないことが大切です。</p>



<p>これらの例から分かるように、「慣れ」や「過信」による危険は、あらゆる業種に共通して存在します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p>安全管理において最も重要なのは、次の4点です。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">常に初心を忘れず、基本に立ち返る謙虚さを持つこと</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">自分の限界を知り、それを正直に認めること</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">どんなに慣れた作業でも、一つ一つの動作に意識を向けること</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">体だけでなく、心の健康を整えることが安全の土台であること</span></strong></p>



<p>安全と健康は、切り離せないものです。</p>



<p>体のコンディションが悪ければ、ふだん通りの動作ができない。 心のコンディションが悪ければ、ふだん通りの判断ができない。</p>



<p>どちらが欠けても、<strong>「気をつけていたつもり」の安全</strong>は、簡単に崩れてしまいます。</p>



<p>安全は、個人の努力だけでなく、組織全体で取り組むべき課題です。</p>



<p> 作業手順の確認だけでなく、<strong>「最近、眠れてる？」「何か困ってない？」</strong>と声を掛け合える関係が、実は最も強い安全対策になるのだと思います。</p>



<p>安全管理に終わりはありません。<br> 心と体の健康を大切にしながら、共により安全な職場、より安全な社会の実現に向けて、歩みを進めていきましょう。</p>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【安全大会講演】救急現場から学ぶ心の健康と安全意識</title>
		<link>https://tatsusan.com/anzenishiki/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 04 Jul 2024 06:13:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[チームワーク]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理]]></category>
		<category><![CDATA[安全衛生]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-1024x576.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>32年間の消防士としての経験を基に、安全衛生大会で講演を行っています。講演では労働災害現場での活動や、消防士自身の安全管理について話し、心身の健康が安全に重要であることを強調しています。特に「慣れ」と「油断」の危険性や、心の健康が事故防止にどれほど重要かを実例を交えて説明し、参加者に新たな気づきを与えることを目指しています。また、チームワークとメンタルヘルスの重要性を強調し、心の健康を保つための方法についても触れています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-1024x576.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>32年間消防士として活動してきた経験を、安全衛生大会でお話をさせていただいています。</p>



<p>消防士として労働災害現場で活動した経験をお話しますが、それだけではなく、常に命の危険と隣合わせの状態で活動していましたので、消防士自身の安全管理についても話しています。</p>



<p>過酷な現場の状況によっては、安全が危機にさらされるという経験もしました。<br>さらに、消防士自身の心身の健康状態によっても、安全が左右されることも経験しました。<br>労災現場でも、怪我を負った人がメンタル不調であったケースも経験しました。</p>



<p>2024年6月21日の「株式会社 高野組 第38回安全衛生大会」で講演をやらせていただきました。<br>その講演内容の心の健康と安全意識の重要性について、消防士の視点からお話したいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">なぜ安全大会で救急現場の話をするのか</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="533" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/stage.jpg" alt="安全大会で講演する石川" class="wp-image-6646" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/stage.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/stage-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/stage-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p>様々な業種の安全大会でお話をしますが、それぞれの会社で安全についての研修は行われ、特有の事故事例についても学習されています。</p>



<p>労災事故で救急や救助で駆けつけて活動する消防士の視点から、安全についての話をすることで、新たな気づきを得ていただくことができるのではないかと考えました。</p>



<p>それも単なる「事故事例集」や統計の数字ではなく、事故現場で見たリアルな現実を伝えることで、安全の尊さや、事故の恐ろしさを強く認識していただきたいという思いで、実際の体験をお話しています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>「慣れ」と「油断」に危険がひそんでいる</strong></h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/koujyoukasai.png" alt="レック株式会社の静岡第二工場火災の記事" class="wp-image-6647" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/koujyoukasai.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/koujyoukasai-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/koujyoukasai-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p>どんな業種でも同じだと思いますが、消防でも経験は大きな財産です。</p>



<p>消防隊、救急隊、救助隊の活動も、隊長の指揮下で行われます。<br>豊富な知識と経験があってこそ、的確な指揮命令が下せます。</p>



<p>一方、ベテランになればなるほど、自分の経験や知識を過信し、安全に対する意識が低下してしまう危険性が伴います。</p>



<p><strong>「今まで大丈夫だったから、このくらいなら大丈夫だろう」</strong><br>という油断に繋がる恐れがあります。</p>



<p>「基本」を忘れる、あるいはあえて省略することで、大きな事故を引き起こす危険があります。</p>



<p>建設現場や土木現場での作業も、とても細かい安全基準が定められています。<br>「基本」が身についていれば、想定外な事態にも対処できるのですが、慌てると基本を忘れがちになります。</p>



<p>それだけではなく、身体能力の高い人が高所作業などで、能力を過信するあまりに「基本」を忘れて大胆な行動を取り、大きな事故に至った実例もあります。</p>



<p>高所作業だけではなく、消防士３人と警察官１人が亡くなったという痛ましい事故がありました。</p>



<p>2020年7月5日出火したレック株式会社 静岡第２工場の火災です。</p>



<p>消防局の調査委員会の検証で、以下の事実がわかりました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>脱出用ロープが装着されていなかった</strong></li>



<li><strong>２台の空気呼吸器を４人で共有していた</strong></li>
</ul>



<p>脱出用ロープとは、消防隊員、救助隊員が屋内進入して活動する時に、足に結索するロープのことです。</p>



<p>火災になるとブレーカーが作動し、電気を遮断してしまうので、昼間でも大きな工場の内部は暗くなります。さらに火災の濃煙が立ちこめたら、ヘッドランプの明かりではまったく視界がきかなくなります。</p>



<p>そんな時でも、ロープを引いて脱出経路をたどることができたり、要救助者の発見を室外にいる隊員に知らせることができます。</p>



<p>つまり、文字通り命綱となるロープが装着されていなかったわけです。</p>



<p>現場の状況がわからないので簡単には断じることはできませんが、空気呼吸が人数分なかったというのも、普通であれば考えられないことです。</p>



<p>私がかつて所属していた地方の消防でも、建物火災の場合は、よっぽど小さな部分焼火災であれば別ですが、基本的に空気呼吸器を背負って活動を開始します。</p>



<p>調査委員会は、消防局の活動要領が徹底されていなかった可能性があると指摘されています。<br>これは他人事のように簡単にスルーできない事実です。</p>



<p>どんな業種であっても「基本」を忘れる、「基本」をあえてやらないという状況があり得るのではないかと思います。</p>



<p>日頃から、「慣れ」と「油断」に気をつけ、「基本」を押さえながら業務を進めて行きましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>安全には心身の健康が必要</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/sinsinkenkou.png" alt="工事現場で元気がよく働く若者社員" class="wp-image-6648" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/sinsinkenkou.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/sinsinkenkou-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/sinsinkenkou-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>「基本」を忘れる、あえてやらないのは、自身の能力を過信する場合だけではなく、自分でも気づかず結果的にそうなってしまう場合もあります。</p>



<p>それは心身の健康状態に問題がある場合です。</p>



<p>体の健康状態に異常がある場合の安全面の問題は想像がつきますが、かつては意外に問題にされなかったのは心の健康問題です。</p>



<p>私が消防士だった頃は、肉体的な病気や怪我についての研修会は、ひんぱんに医師を講師に招いて開催されていました。<br>ところが、メンタルヘルス的な面についての研修会はまるでありませんでした。</p>



<p>そんな時期に出動した労災事故現場でわかった事は、メンタル不調が原因での事故が多かったということです。</p>



<p>労災事故現場で救急隊や救助隊として活動しますが、原因調査もやりました。</p>



<p><strong>考え事をしていてベルトコンベアーに手を挟まれた<br>悩み事があって、丸鋸で手を負傷してしまった</strong></p>



<p>いろんなケースがありましたが、考え事・心配事・悩み事があったり、不眠などのメンタル不調があると、自己コントロール能力が低下し、自分の感情や行動のコントロールができなくなることがあります。</p>



<p>他にも、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>視野が狭まる</strong></li>



<li><strong>集中力の欠如</strong></li>



<li><strong>判断力の低下</strong></li>



<li><strong>意欲の減退</strong></li>



<li><strong>疲労の蓄積</strong></li>



<li><strong>反応速度の低下</strong></li>
</ul>



<p>など、自己の原因となりうる状態になります。</p>



<p>定期的なメンタルチェック以外にも、日々蓄積するストレスを有効に発散していくことがとても重要となります。</p>



<p>安全衛生大会で話したメンタルヘルスが安全に及ぼす影響についてこちらにも書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/torikumi/">「安全」への取り組みは地味だが一番大切なもの</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">心の健康とチームワーク</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/health.png" alt="惨事ストレス解消法「人と話すこと」のスライド画面" class="wp-image-6649" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/health.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/health-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/health-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>心の健康を保つためのストレス発散方法に「人と話す」ということがあります。</p>



<p>職場では、同僚と話すことでチームワークも強くなり、同時に自分自身のメンタルヘルスにも効果があります。</p>



<p>消防の例ですが、惨事ストレス対策についてよく話し合いの場が持たれました。</p>



<p>自然災害のあった被災地での活動や、大事故の救助活動などで、心に大きな傷を受けるいわゆる「惨事ストレス」の対策の中には、人と話すことが盛り込まれています。</p>



<p>ストレス管理教育やカウンセリングなどの必要性に加えて、</p>



<p><strong>デブリーフィング（事後分析会議）</strong><br>（救助活動後にチームで集まり、経験や感情を共有することで、心理的負担を軽減）</p>



<p><strong>ピアサポート</strong><br>（同僚や同じ経験を持つ仲間が互いに支え合う支援の仕組み 共感や理解を共有することで、孤立感を減らす）</p>



<p>などの取り組みが勧められています。</p>



<p>同じ環境で同じ体験を共有した者同士が話しあうことで、<br><strong>「こんなにつらい思いをしたのは自分だけじゃないんだ」<br>「感情が不安定になるのは自分だけじゃなくて、自然な事なんだ」</strong><br>と思えることで、孤立感がなくなり、支え合うことでよりチームワークが強化されて、メンタルの回復も早くなると言われています。</p>



<p>実際に、大災害で活動した後の救助隊員が集まって、本音で話し合う場を持ったそうです。</p>



<p>お互いに泣きながら、<br>「自分だけが消防士らしくなく、いつまでも悲しんでいるのだと思っていたけど、悲しむのは当たり前のことなんだ」<br>「月日が経っても忘れられなくて苦しい思いをしていたのは、自分だけではなかったんだ」<br>とわかったことで、気持ちが楽になり、仕事への意欲も回復したそうです。</p>



<p>普段から、ちょっとしたことで声を掛け合ったり、悩みを話すことが、心の健康やチームワークにはとても大切だということがよくわかります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="700" height="397" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/family.jpg" alt="温かい家族のイラスト" class="wp-image-6650" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/family.jpg 700w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/07/family-300x170.jpg 300w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>



<p>心身の健康が安全の基本です。自分自身の健康管理を徹底し、異常を感じたら早めに対処することを心掛けましょう。</p>



<p><strong>「自分だけは大丈夫」</strong>という過信は捨てましょう。</p>



<p>事故は誰にでも起こりうるという意識を持ち、常に危険を予測し、安全対策を徹底しましょう。<br>声かけや確認を徹底し、チーム全体で安全意識を高め合いましょう。</p>



<p>最後に、３２年間勤務した消防の現場活動で学んだことをお伝えしたいと思います。</p>



<p><strong>「現場から無事に帰ることが、　職場の繁栄と家族の幸せ」</strong></p>



<p>この日の講演でも、歌を交え、職場と家庭の平和の大切さをお伝えしました。<br>安全大会では珍しいのですが、講演終了後に歌のアンコールをいただきました。</p>



<p>ご安全に！</p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">株式会社 高野組 第38回安全衛生大会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2024年6月21日（金）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">救急現場から学ぶ心の健康と安全意識</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鳥取県湯梨浜町はわい長瀬 ハワイアロハホール</td></tr></tbody></table></figure>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af/" rel="tag">チームワーク</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%81%bd%e5%ae%b3/" rel="tag">労働災害</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%ae%89%e5%85%a8%e7%ae%a1%e7%90%86/" rel="tag">安全管理</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%ae%89%e5%85%a8%e8%a1%9b%e7%94%9f/" rel="tag">安全衛生</a></div>



]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>いつも安全には気をつけているのになぜ？安全大会で話すこと</title>
		<link>https://tatsusan.com/anzenkouen/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Apr 2023 04:08:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3875</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/fujiwaragumi.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>この記事は、労働衛生安全大会の講演で話される内容について書いています。消防士時代に実際に出動した労災事故に関するエピソードを通じて、統計には表れてはこないものの、メンタルヘルスの問題が労働災害対策において非常に重要な要素となっています。また、良好なコミュニケーションがチームワークづくりにつながり、事故を未然に防ぐことにもつながることを救助現場で体験しました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/fujiwaragumi.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>労働衛生安全大会の講演では、たくさんの交通事故や労災現場での体験のうち、特に印象深かったエピソードをお話しています。</p>



<p>労災事故に関しても、救急隊として、また救助隊としてさまざまな業種の現場で活動してきました。</p>



<p><strong>建築現場での転落 墜落事故</strong><br><strong>掘削作業中に重機が土砂に埋まった事故</strong><br><strong>製造工場の製造ラインで負傷した事故</strong><br><strong>プレス工場でのプレス機械の事故</strong><br><strong>草刈り作業中の草刈り機でのケガ</strong><br><strong>丸ノコで木材加工中でのケガ</strong></p>



<p>業種によって事故内容はさまざまです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">メンタル面が原因の事故は表に出てこない</h2>



<p>厚生労働省が発行する労働災害の統計では、事故発生状況や被害者の属性、事故原因、業種別の発生状況などが報告されています。</p>



<p>しかし、事故当事者のメンタル面に関する調査などは行われていないようです。 そもそも明らかな精神異常などによる行為であれば分析もできるのでしょうが、人の心理まで客観的に解析することは困難でしょう。</p>



<p>企業側が行う内部調査や、治療・リハビリテーションにおいては、被害者のメンタル面も含めた健康状態の評価が行われることがあるようです。</p>



<p>しかし、企業の内部調査や労災保険による評価の結果は、プライバシーの問題もあり、一般には公開されることはありません。</p>



<p>かつて私が勤務していたのは地方の小さな消防局でした。 労災事故の当事者や関係者が、個人的に顔見知りであることも少なくありません。</p>



<p>もちろん、個人情報をこちらから求めて聞き出すようなことはありませんが、調査中に関係者がいろいろと話してくれることもあります。</p>



<p><strong>「最近、いつもと様子が違っているなとは思ってたんですが」<br>「ちょっと気になっていたけど、大したことはないと思っていた」</strong><br>と語る上司の方たちもいました。</p>



<p>ケガをした当事者も、家庭的な心配事を抱えていたり、抑うつ状態になっていたりしていることもありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">心配事やストレスで集中力がなくなる</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="600" height="457" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen.jpg" alt="安全大会で歌っている石川" class="wp-image-3877" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen.jpg 600w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen-300x229.jpg 300w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></figure>
</div>


<p>実際の労災事故の事例をみてみましょう。</p>



<p>意識が乱れて起きた転落事故 建築現場で、高所で作業を行っていた作業員が、突然意識を失い、転落事故を起こしてしまいました。 後に、その作業員には精神的なストレスにより抑うつ状態であったことが判明しました。</p>



<p>真夜中に起きた機械事故 工場で、夜勤を行っていた作業員が、機械の故障により負傷しました。 その作業員には家庭内の問題による精神的なストレスがあり、それが原因でいつもはちゃんとやっていた機械の点検を怠っていたことが分かりました。</p>



<p>厚生労働省発表の<strong>「労働災害原因要素の分析」</strong>を見ると<strong>、「不安全な状態」「不安全な行動」</strong>という客観的事実に対する分析はなされているものの、なぜそいう状況になったのか、なぜそういう行動をとったのかという心理状態までの分析はなされていません。</p>



<p>しかし、このようにストレスや心配事が原因で起こる労災事故は、様々な業種で発生しています。 ですから、メンタルヘルスの問題も労働災害対策において非常に重要な要素となっています。</p>



<p>人間は、普段は強いように見えても、心配事が重なって心に余裕がなくなると、つい集中力が欠けることがあります。</p>



<p>日頃から心にストレスを溜めないことが、安全面でも非常に大切だということ、ストレスを溜めないために、イライラやショックを受けたときの対策についても今後このブログに書いていこうと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">良好なコミュニケーションでチームワークづくり</h2>



<p>社員同士が良好なコミュニケーションを取り、互いに理解し合うことで、生産性の向上や業務効率の改善につながり、また事故を未然に防ぐことにもつながります。</p>



<p>安全に対する情報を共有することも大切ですが、挨拶を交わすという基本的なことも忘れないでください。</p>



<p>雑談を交わす中で、相手の顔色が悪いとか、普段と様子が違うということも察知できることもあります。</p>



<p>緊張を強いられざるを得ない現場もあるでしょうが、休憩時間にはできるだけリラックスして会話を交わすことのできる環境づくりも大事です。</p>



<p>私のいた消防署で、一時期とても嫌なムードになっていたことがあります。</p>



<p>ただでさえ現場活動で大きなストレスを感じる業種なのですが、署内にいるときもリラックスできないとなると、２４時間緊張がほぐれない状況になります。</p>



<p>同僚を気遣う余裕もなくなり、保身に走り、小さなミスを報告しないという状況になりました。</p>



<p>そうなると普段では起きるはずのないミスが発生するようになりました。</p>



<p>人間関係がうまくいかないために、マニュアルにはないもうひと言を伝えなかったために、起こった事故もありました。</p>



<p>消防も、相手が自然現象だったり、人間の制御から外れた機械だったりするので、予想もつかないそれらの動きをマニュアル化することなど到底ムリな話です。</p>



<p>労災事故こそ発生しませんでしたが、職員同士のコミュニケーションがいかに大切かは十分理解できました。</p>



<p>救助現場での危うかった状況などのエピソードなどは、ブログ記事には書けませんが、安全大会の講演ではお話しています。 講演の事前相談でご要望いただければお話させていただきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">アンケートにあった感想</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="672" height="512" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen02.jpg" alt="安全大会が始まる前の会場風景" class="wp-image-3878" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen02.jpg 672w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/anzentaikaikouen02-300x229.jpg 300w" sizes="(max-width: 672px) 100vw, 672px" /></figure>
</div>


<p>安全大会での講演は、めったにアンケートを取られることがありませんが、過去に私が講師を務めさせていただいた一般社団法人鳥取県管工事業協会様の専門工事業加点研修会では、試験と同時にアンケートを取られました。</p>



<p>その後にアンケート結果を送っていただきましたので、そのごく一部を紹介させていただきます。</p>



<p><strong>「いつもの講義と違って、大変楽しく、ためになる内容でした」</strong></p>



<p><strong>「身近な人に、軽いうつ病のある人がいるため、参考になった」</strong></p>



<p><strong>「自社の教育資料として活用したいと思います」</strong></p>



<p><strong>「たいへん心に残る研修会でした。またこの講習に参加したい」</strong></p>



<p><strong>「今までの中で一番よかったです。心の奥に残りました。元気を頂きました。2時間があっという間に感じました」</strong></p>



<p><strong>「実際のいろいろな現場の話は印象に残りました。身近な人の悩みとか聞いてあげるようにしたいです」</strong></p>



<p>とても嬉しいお言葉たくさんいただきました。</p>



<p>「安全」という言葉は地味だが、一番大切なもの このことをリアリティーを持って再認識していただくことを目標に、さらに精進していきたいと思います。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「安全」への取り組みは地味だが一番大切なもの</title>
		<link>https://tatsusan.com/torikumi/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 24 Mar 2022 19:24:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3185</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/torikumi01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>労災事故についての記事です。肉体的・精神的な疲労が蓄積することで、労災事故を引き起こす可能性が高くなるので、ストレス対策が必要です。愚痴をこぼすことはとても有効なストレス解消法です。そして、地道な努力が必要だが、一番大切なことは「安全」です。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/torikumi01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p><strong>「あの時、もっと声をかけてやればよかった」</strong><br><strong>「悩み事があったみたいだったのに、もっと気をつけてやればよかった」</strong></p>



<p>いろんな業種の労災事故に現場に出動してきました。</p>



<p>鳥取県の３つの消防局の中でも一番小さな消防局で現場活動してきました。<br>田舎だからこそ、後日、関係者とたまたま出会って話す機会もありました。</p>



<p>そんなときに、何度かそんな言葉を聞くことがありました。</p>



<p>不安全行為に結びつく要因に、そんな心の問題も含まれていても、統計上の数字には表れてきません。<br>そして、事故現場の真の悲惨さは、その場に居た者にしかわかりません。</p>



<p><strong>だからこそ、私が伝えなくては！</strong><br>そんな思いが、私の中には強くあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自分でも気づかないうちに疲労が蓄積している</h2>



<p>職場でいつも元気だった同僚が、メンタルを壊して自宅療養している。<br>そんなことも今は珍しくない時代になりました。</p>



<p>肉体的にも精神的にも人一倍つよいと思っていた人が、いきなりメンタル不調になってしまったというケースもあるでしょう。</p>



<p>本人も気づかないうちに、仕事に集中できない状態になってしまうことも少なくありません。</p>



<p>ふだんから精神的に打たれ強い人でも、肉体の疲労が続いて体力が落ちていれば、いつもなら耐えられる程度のストレスを受けて、メンタル不調になる可能性が高いのです。</p>



<p>自分では、そんなに重篤な状態になっているとはまったく気づかないまま、休まずに仕事をしていることで、状況はとても悪くなります。</p>



<p>自分ではその状況が受け入れらなくて、無理をして頑張ってしまう人が多いのが日本人です。</p>



<p>しかし、頑張ることでよけいに体調が悪くなった結果、労災事故を起こしてしまうというケースがありました。</p>



<p>私は、救急隊員として現場に行き、機械に巻き込まれた人や、プレス機で負傷した人などを、手当しながら搬送するだけなので、それまでの過程はわかりません。</p>



<p>後日、関係者の方とたまたま出合って話しました。</p>



<p>「なんだかいつもの調子じゃないなぁとは思ってたんですが、そこまでメンタルが弱っていたとは気づかなくて」</p>



<p>同僚とはいえ、プライベートなことはわかりませんし、本人がどんな悩みを抱えていたかはわかりません。</p>



<p>それでも、調子が悪そうだと気づけば、勤務を休むことや、ふだんよりも長めに休憩を取ることをすすめることが大切だと教えられました。</p>



<p>本人も、自分の肉体疲労、精神疲労を見くびらずに、休息を取ることや、悩みがあれば誰かに打ち明けることを心がけることがとても大事なことです。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="570" height="387" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/torikumi02.jpg" alt="労働衛生安全大会で歌う石川" class="wp-image-3193" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/torikumi02.jpg 570w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/torikumi02-300x204.jpg 300w" sizes="(max-width: 570px) 100vw, 570px" /></figure>
</div>






<h2 class="wp-block-heading">相談することや愚痴をこぼすことも必要</h2>



<p>私が勤務していた消防局は、近年女性消防官も増えてきましたが、やはり圧倒的に男性が多い職場です。</p>



<p>昔から、男らしさが一番というような気風がありました。そんな職場ですから、男性はとくに、職場の同僚に自分の弱みを見せたくないと考えがちです。</p>



<p>家庭内の悩みはもちろん、悲惨な現場で活動してショックを受けて動揺したなどということを、知られたくないので、無理をして平静を装います。</p>



<p>ふだんは前向きで、ポジティブシンキングでいいのですが、心身が弱っているときには、モードを変える必要があります。</p>



<p>しかし、自分の感情を吐き出さずに、必死に封じ込めていると、いつか爆発して心という器を壊してしまうことがあります。</p>



<p>心が弱っているときならば、誰かに愚痴をこぼすことも有効なストレス解消法です。</p>



<p>誰かに話を聞いてもらうだけでも、心は癒やされます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">一番大切なのは「安全」</h2>



<p>安全への取り組みは、一番たいせつなことです。</p>



<p>いくら素晴らしい仕事をしても、事故が頻発したり、生命を失ったりすることがあれば、企業自体が成り立たなくなってしまう可能性があります。</p>



<p>「安全」の大切さはわかっていながら、日常に流されて、慣れで作業してしまい第事故になった現場も行きました。</p>



<p>消防機関の大きな事故のニュースを見ることもあります。<br>安全第一が身にしみてわかっているはずの職業でも、危険をおかしてしまうことがあるのです。</p>



<p>「安全」への地道な努力は、ふとおかしてしまう危険を回避するためには必要なものです。</p>



<p>救急・救助隊長として出動してきた労働災害、交通事故現場の体験を通して、日々無事であることのありがたさを身にしみて感じてきました。</p>



<p>ひとたび事故が起これば、職場も家庭も地域も悲しみ苦しみのどん底を味わうことになります。</p>



<p>そのことを再認識していただくためにも、事故現場の生々しい話もさせていただいています。</p>



<p>こちらの記事に、心配事が引き起こす事故について書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/shinpaigoto/">心配事をなくすことで交通安全を</a></p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%81%bd%e5%ae%b3/" rel="tag">労働災害</a></div>







]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>労災事故の奥にメンタル面の問題が</title>
		<link>https://tatsusan.com/rousai-mental/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 07 Jul 2017 05:16:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[労働安全衛生]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3527</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/rousaijiko01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>この記事は、消防士として労働災害現場に出動してきて、労災事故の背後にはメンタル面での問題が少なくないと感じました。都会と違い、地方では労災現場でも関係者が知り合いがいる確率が高く、実情を聞くことでメンタル面での問題が浮き彫りになることがあります。メンタルヘルスに十分配慮することも安全には欠かせません。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/rousaijiko01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>労働災害に救急隊員や救助隊員として出動してきた一消防士の印象では、<strong>労災事故の「不安全な行動」の奥には、メンタル面での問題がある</strong>場合が少なくない、と感じてきました。</p>



<p>７月１日は、米子市で<strong>イワタ建設株式会社</strong>様の安全大会での講演でした。</p>



<p>ここ数年は、労災事故・交通事故ともに救急搬送件数は減少傾向にあります。</p>



<p>私のかつて勤務した消防局は、鳥取県の３つの消防局の中でも、一番人口の少ないエリアを担当している関係で、出動件数も他局よりかなり少ないです。</p>



<p>数ある救急出動事故種別でも、労働災害の件数は多いほうではありません。</p>



<p>昨年平成２８年の救急出動件数を見ましても、</p>



<p><strong>急病　　　3,608,222件<br>一般負傷　 847,568件<br>交通事故　　476,634件</strong><br>など上位３種に対して</p>



<p><strong>労働災害　　 50,785件</strong><br>という件数です。<br>これはあくまで全国の出動件数の累計の数字です。</p>



<p>これが鳥取県になりますと、<br><strong>労働災害　　 　174件</strong><br>と、とても小さい数字になります。</p>



<p>それでも実際に出動してきた私の印象では、「少なくない」と感じていました。<br>救急隊員にとっては、一件の労働災害の出動が記憶に残ります。<br>なぜなら、日常的に出動している急病や一般負傷などとは違って、一件の現場が印象に強く残るからです。</p>



<p>労災の事故原因の奥にメンタル面の問題があった、と感じるのには理由があります。</p>



<p>上記の労災出動件数でも分かるように、鳥取県は日本一人口の少ない県です。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="418" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/Communication02.jpg" alt="安全大会で歌う石川" class="wp-image-1649" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/Communication02.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/Communication02-300x196.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p>私のいた鳥取県中部消防は、さらにその中でも一番小さなエリアを担当しています。</p>



<p>都会と違い、労災現場でも関係者が知り合いである確率が非常に高く、現場で警察刑事課の方と一緒に状況を聞き取りしている段階で、「不安全な行動」に至った原因と思われることを話されることが往々にしてあります。</p>



<p>あるいは後日、事故にあわれた方本人と話す機会があることもあり、メンタル面での不調についてお聞きしたこともありました。</p>



<p><strong>悩み事からの睡眠不足や集中力の欠如<br>精神不安定状態</strong></p>



<p>など、家庭の問題や職場の人間関係など、その奥にはいろいろな問題を抱えていらっしゃったようです。</p>



<p>メンタルヘルスが、いかに安全に不可欠なものであるのかを、ひとつひとつの事例が教えてくれました。</p>



<p>そんなお話をさせていただき、メンタルヘルスについて、チームワークの重要性についてお話させていただきました。<br>終始真剣に聞いていただけて、講師としてやり甲斐を感じさせていただきながら話ができました。</p>



<p>こちらの記事にメンタル面の問題から危険な事故に結びつく事例について書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/torikumi/">「安全」への取り組みは地味だが一番大切なもの</a></p>







<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">イワタ建設株式会社 安全大会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2017年7月1日</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">「消防現場で学んだ安全意識と心の健康」</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鳥取県米子市　ウェルネスイン伯耆路</td></tr></tbody></table></figure>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%81%bd%e5%ae%b3/" rel="tag">労働災害</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%ae%89%e5%85%a8%e7%ae%a1%e7%90%86/" rel="tag">安全管理</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>働き盛りの人に心の健康を</title>
		<link>https://tatsusan.com/hatarakizakari/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 May 2017 03:48:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[セルフケア]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[労働災害]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3598</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/05/yorokobi.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>働き盛りの方に向けた心の健康について、労働基準協会で講演させていただいたときのことを話しました。人間関係の悪化が心の変調を招くことが多いため、笑うことや泣くこと、相談することなどがストレスを軽減する方法であることを話しました。また、働き盛りの方の自殺が多いこともあり、自損行為現場の話もしました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/05/yorokobi.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>２月に労働基準協会東部支部で労務管理講習会の講師を務める機会をいただきました。</p>



<p>今までの私の講演は、人権、子育て、心の健康というテーマが主で、高校の授業から高齢者学級などの年代の方まで、幅広い年齢層の方に聞いていただいてきました。<br>しかし、働き盛りの方に足を運んでいただける機会はそんなに多くありませんでした。</p>



<p>どのテーマでも「心」という視点での話をしてきました。「心をテーマに」と言うと、「お前はいかほどの人格者なのか！」と叱責されそうですが、勿論、そんな高みからの目線で言っているわけではありません。</p>



<p>心が壊れて行く様を身近に見てきて、ある時は命が失われる場面に仕事で立ち会ったことから、そこに至るまでになんとかできなかったのか、という当時の無念さと無力感から、心のバランスを保つことがいかに大切かを伝えたいという思いに転じたからです。</p>



<p>２０代３０代の一番の死亡原因は「自死」です。４０代では二番目となっています。</p>



<p>働き盛りの、家族を支え、会社を支え、地域を支えて行く一番力強いはずの世代の命が多く失われているというのが現実です。</p>



<p>現在では心の健康問題で休職されている人がいる企業が、いない企業の数を上回っています。昨年の労働安全衛生法の改正により、従業員５０名以上の事業所にメンタルチェックが義務づけられることになりました。</p>



<p>メンタルチェックはとても大切なことですが、日頃の予防があってこそのチェックなのではないでしょうか。これからは勤労世代の方にも話を聞いていただきたいと考えていたところへ、労務管理講習会で話す機会をいただいたことも、実にタイムリーだと感じました。</p>



<p>心に変調を来す原因の多くは、人間関係の悪化にあります。ハラスメントだけではなく、たとえ悪意がなくとも、個性の異なる者が複数いれば、衝突することもあります。</p>



<p>同じ言葉をかけられても、受け取り手の心の状況によっては悪意にしかとれないことだってあり、少しの気持ちの行き違いが、大きなストレスに変わることもあります。</p>



<p>そうならないためには、日頃の心のメンテナンスが必要になります。窓を開けて部屋の空気を入れ替えるように気分転換を図り、笑うことや、泣くことや、時には相談し、愚痴をこぼすことで、心にかかった負荷を軽減することが必要になります。</p>



<p>残念ながら、働き盛りの人ほど、人前はおろか、自分一人の時間でさえ、感情を露わにすることを潔しとしない人が多いようです。</p>



<p>そんな方々を全員満面の笑顔にすることが、私の目標です。</p>



<p>（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>



<p>こちらの記事に、鳥取県労働基準協会東部支部であった労務管理講習会で話したことを書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/roumukoushu/">労務管理講習会の講師をやりました</a></p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%b1%e3%82%a2/" rel="tag">セルフケア</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%81%bd%e5%ae%b3/" rel="tag">労働災害</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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