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	<title>脱サラ &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<title>脱サラ &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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		<title>早期退職して初めて桜が「きれいだ」と思えた日｜40代・50代の迷いは弱さじゃない</title>
		<link>https://tatsusan.com/life-change/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Mar 2026 07:28:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[セカンド・ライフ]]></category>
		<category><![CDATA[人生の転機]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakura-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>40代・50代になると、春が憂鬱に感じることはありませんか？ 桜が咲いて、街に新しい空気が漂いはじめる季節。本来なら心が弾むはずなのに、なぜかワクワクより不安の方が大きい。 「4月から環境が変わる」「このまま同じ日々が続 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakura-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">40代・50代になると、春が憂鬱に感じることはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">桜が咲いて、街に新しい空気が漂いはじめる季節。本来なら心が弾むはずなのに、なぜかワクワクより不安の方が大きい。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「4月から環境が変わる」</strong><br><strong>「このまま同じ日々が続くのかと思うと、焦る」</strong><br><strong>「周りは前向きなのに、自分だけ取り残されているような気がする」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな気持ちを抱えながら、桜を見上げている方も少なくないと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も長い間、手放しに春を謳歌できないでいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも今は、桜の季節が待ち遠しい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その変化には、50代が目前に迫ってきた時の迷いや不安と、深く向き合ってきた時間がありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">消防士だった頃、桜が美しいと思えなかった</h2>



<p class="wp-block-paragraph">消防士として働いていた頃、春といえば花見の季節でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">満開の桜の下、同僚や上司と酒を酌み交わす。<br>外から見れば、楽しそうな光景です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも実際は違いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時はパワハラ発言が日常会話のように飛び交っていた時代でした。<br>人事異動後、威圧的な上司のいる署での花見は、憂鬱以外の何物でもありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">桜の花が目に入っても、「きれいだな」と思う余裕がない。<br>いや、視界には入っているのに、見ているようで、見ていなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな春が、何年も続きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">春は子どもたちの卒業や進学と、本来喜ぶべき季節であったはずなのに、それさえも心の底から喜べていなかった。<br>今思うと、それほど消耗していたんだと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">退職して初めて、桜を心から美しいと感じた</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakuranohana-1024x576.jpg" alt="桜の花が咲く枝" class="wp-image-8190" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakuranohana-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakuranohana-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakuranohana-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/sakuranohana.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">早期退職して、初めて迎えた春のことは今でも鮮明に覚えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">桜の花が広がる公園を歩いていたとき、ふと立ち止まりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「あ、きれいだ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">それだけのことです。でも、胸がじんとしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こんなふうに桜を心から楽しめる日を迎えられたことの喜びが、体の中から湧き上がるように感じました。<br>と同時に、自分がどれだけ長い間、消耗していたかに気づきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「同じ桜なのに、こんなに違うのか！」<br>そう思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">美しいものを、そのまま美しいと感じる心の余裕さえ失っていたんだと、そのときあらためて気づきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">夜中に何度も目が覚めた、50歳手前の頃</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="966" height="492" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/screenshot.11.jpg" alt="夜の寝室の天井" class="wp-image-8191" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/screenshot.11.jpg 966w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/screenshot.11-300x153.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/screenshot.11-768x391.jpg 768w" sizes="(max-width: 966px) 100vw, 966px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">50歳が近づいてくる頃から、夜中に突然目が覚めることが増えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">眠れないまま天井を見つめ、いろんなことを考えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>このまま自分の人生は終わってしまうのか。</strong><br><strong>生きがいを感じられないまま、定年まで生きていくのか。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">消防の仕事を軽視していたわけでは、決してありません。<br>やりがいがないわけでもなかった。<br>でも、自分の資質を活かせる場所ではないという感覚が、ずっとありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">教育費はまだかかる。住宅ローンも完済には程遠い。そんな現実を考えると、大きなため息しか出てきませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもたちに、 <strong>「お父さんは、生きがいを感じながら精一杯生きてきたよ」</strong> と言って人生を終えたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「おやじ、楽しそうに生きてたなぁ」<br>そう思ってもらいたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなことを考えれば考えるほど、真逆な人生を生きている現実から、目が逸らせなくなっていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">早期退職の背中を押してくれた出来事</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/nayamu-1024x576.jpg" alt="消防署の車庫で悩んでいる消防士" class="wp-image-8164" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/nayamu-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/nayamu-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/nayamu-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/nayamu.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">50歳になって、ようやく本気で脱サラを考えるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">きっかけのひとつは、定年前に癌が発見され、心待ちにしていた「自由な生活」を送ることなく他界した先輩の存在でした。<br>（こちらのブログ記事に詳細を書いています。<a href="https://tatsusan.com/freshstart/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「50代からの人生再出発。人生はいつでも変えられる」</a>）</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、救急隊員として対応した、私よりひと回りもふた回りも年下の人たちが、病気や事故で亡くなっていく場面を、何度も目にしてきました。<br>（こちらのブログ記事に詳細を書いています。<a href="https://tatsusan.com/kyouwoikiru/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「あの子が生きられなかった今日を僕たちは生きている」</a>）</p>



<p class="wp-block-paragraph">それらが重なり、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「自分のやりたいことをやらなかったら、一生後悔することになる」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">と強く思うようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時間が経つと弱気になることもありました。<br>でも、そのたびに亡くなった先輩や、現場で見送った若者たちの姿が蘇り、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「自分の人生と、ちゃんと向き合えているのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そう問いかけられているような気がしました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">40代・50代の不安は弱さじゃない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">40代・50代になると、こんなことを考えるようになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「このままでいいのか」<br>「自分には、もっと合った道があるんじゃないか」<br>「もっと生きがいを感じられる生き方があるんじゃないか」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">でも同時に、もう一人の自分のこんな声が聞こえてきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「ローンや生活費はどうするんだ」<br>「脱サラするには遅すぎる年齢じゃないか」<br>「夢みたいなことを考えずに、今のまま地道に生きたほうがいいぞ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">私もそうでした。<br>迷っていること自体に、後ろめたさを感じていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし早期退職して、<strong>あの迷いは、弱さじゃなかった</strong>ということが、わかりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の人生を見つめ、よりよい人生を生きようとしていた証でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">焦りも、不安も、夜中に目が覚めることも全部、「もっと自分らしく生きたい」という心の声だったんです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">迷ったから見えてきたもの</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="572" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/023faa141d67c34e9c6b72b4b640c82c-1024x572.jpeg" alt="桜の花見をする家族" class="wp-image-8192" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/023faa141d67c34e9c6b72b4b640c82c-1024x572.jpeg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/023faa141d67c34e9c6b72b4b640c82c-300x167.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/023faa141d67c34e9c6b72b4b640c82c-768x429.jpeg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/03/023faa141d67c34e9c6b72b4b640c82c.jpeg 1376w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私は54歳で消防局を早期退職し、講演活動を始めましたが、最初から自信があったわけじゃありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、「自分はどう生きたいのか」と問い続けてきたからこそ、踏み出すことができました。<br>あの迷いがなければ、今の自分はいなかったと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>そして、今まで一度も後悔したことはありません。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">とは言え、<br>「迷ったらすぐに脱サラした方がいいですよ」と、脱サラを推奨しているわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">真剣に今後の人生を考える時間を持つことは、脱サラを実行するにしても、今の仕事についての考え方を再点検するにしても、無駄にはなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「より良く生きたい」という思いを持ち続けることは、きっと自己実現につながるはずだからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">4月から、異動、転勤など、新しい環境に飛び込む方もいると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">変わらない日常の中で、焦りや迷いを感じている方もいると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうか、その「このままでいいのか」と疑問を持つことを、簡単に手放さないでください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それはあなたが、自分の人生をちゃんと考えている証です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、自分にこう問いかけてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>自分は何がやりたいのか。</strong><br><strong>ずっと情熱を傾けられるものは何か。<br>これからどんな自分でありたいか。</strong><br>どう生きることが後悔しないことにつながるのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">答えはすぐに出ないかもしれません。<br>問い続けることが、すでに一歩です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私だって、また問い直す時期がやってくるはずです。<br>さらに高齢になって、遠方まで講演に行かれなくなる時期もくるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、きっと問い続けるだろうと思います。<br>桜の花を、毎年美しいと感じられる自分でいられるように。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今年の桜は、去年より少し違って見えるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">美しいものを、美しいと感じられる自分でいること。それが、いい人生の始まりだと私は思っています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">「このままでいいのか」と感じている方に向けて、Udemyで講座を作りました。<br>紙とペンだけで人生経験を棚卸しし、「強み」と「生きがいの種」を見つける方法を、元消防士の視点でお伝えしています。<br>よかったらのぞいてみてください。<br>→ <a href="https://www.udemy.com/course/life-story-map/?referralCode=FF62B80213BB6C3402E6" target="_blank" rel="noreferrer noopener">40代からの自己分析｜人生経験の棚卸しで「強み」と「生きがい」を見つける</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>感謝を届ける講演、15年目の変化と新たな挑戦</title>
		<link>https://tatsusan.com/2026-start/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Jan 2026 00:35:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドライフ]]></category>
		<category><![CDATA[感謝の言葉]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/arigatoukouen-1024x535.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2026年がスタートしました。 昨年は講演活動で関西、中国地方、そして四国では高知県まで行かせていただきました。 消防士を辞め講演をはじめて約15年、講演の内容も少しずつ変化してきました。講演中に歌う楽曲を少しずつ入れ替 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/arigatoukouen-1024x535.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">2026年がスタートしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">昨年は講演活動で関西、中国地方、そして四国では高知県まで行かせていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防士を辞め講演をはじめて約15年、講演の内容も少しずつ変化してきました。<br>講演中に歌う楽曲を少しずつ入れ替え、曲数も増やしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歌詞も、講演でお伝えしたいメッセージを、より深く反映したものへと進化したのではないかと思っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">アンケートに現れた変化</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="419" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/kansou.jpg" alt="石川講演会の感想文" class="wp-image-8122" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/kansou.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/kansou-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/kansou-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">以前から、話の中に歌が入るという講演スタイルが珍しがられていましたが、ここ近年は歌うときには、プロジェクターでショートストーリーのような映像と歌詞を映写するので、歌と映像でテーマがダイレクトに心に響くと喜んでいただけるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのせいもあってか、いただくアンケートの言葉にも変化が現れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「あの歌詞が心に響きました」</strong> <br><strong>「歌の中の言葉が、今の自分に刺さりました」</strong><br>というような言葉をたくさんいただけるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな言葉をいただくと、もっともっと良い歌を届けたいという気持ちが強くなりました。<br>現在は、さらにオリジナル楽曲を増やそうと、楽曲作りにも励んでいます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">101歳の父を送って</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1200" height="630" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/01/mizoguchichu.jpg" alt="溝口中学校人権講演会で話す石川" class="wp-image-7361" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/01/mizoguchichu.jpg 1200w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/01/mizoguchichu-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/01/mizoguchichu-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/01/mizoguchichu-768x403.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">個人的なことでは、昨年は101歳の父が天寿を全うしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">10代の頃の私は、父に反抗してあまり口を聞かない時期もありました。<br>尊敬できない父親像として、反面教師として見ていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな私も社会人になり、普通に話せるようになり、以前のブログに書いたように、「育ててくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えるまでになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の孫ができてからはさらに親しく行き来するようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひ孫たち（父にとっては）は、「ひーじいちゃん」となつき、父も口を開けばひ孫のことばかり話していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かつては考えられなかったような、親子４代の家族が笑い合う時間が過ごせました。<br>それもこれも、父が長生きしてくれたおかげと、家族の存在のありがたさに感謝するばかりです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亡くなった今こそ、「育ててくれてありがとう」を伝えることの大切さを身にしみて感じています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今年も、講演に参加された方々に「ありがとう」の感謝の言葉を伝えることの大切さを、救急現場のエピソードと歌を通して伝えていきたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こちらのブログ記事にも書いています。<a href="https://tatsusan.com/ryoushinhe/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「両親へのありがとう」</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">「何かが違う」と立ち止まった人を応援したい</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="419" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/shigotopuraza.jpg" alt="若者仕事プラザで講義する石川" class="wp-image-8123" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/shigotopuraza.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/shigotopuraza-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/01/shigotopuraza-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><figcaption class="wp-element-caption">2014年「若者仕事プラザ」で講義</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">さて、2026年の抱負です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演活動をさらに充実させていくことはもちろんですが、かつて<strong>「何かが違う」</strong>と、自分の人生に疑問を持ち始めたときの私のように、新たな生き方を模索している人を応援したいと考えるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防の後輩の何人かが相談に来たり、私のホームページを見た面識のない方々が相談の電話をかけてこられたりしたときに、いろいろ話しているうちに、かつての自分を見ているようだ、と感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、2014年と2017年に、鳥取県の若年者就業支援事業の拠点である「若者仕事プラザ」さんからのご依頼でセミナーの講師を務めたことがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時は、再就職を希望していた参加者に向けて、コミュニケーションについてお話しました。<br>休憩時間に、参加された方と話していると、中には、独立して自分の仕事を持ちたい、という漠然とした希望を持っている方もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">希望はあるが、具体的にどうやったらやりたい仕事ができるのかわからないので、再就職という選択肢しかなかったと話されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それなら、<strong>私にはもっと伝えられることがあるのに</strong>、と感じていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その頃から、脱サラして新たな人生を始めたいと考えている人や、定年を目前にして生きがいが見つからないと考えている人に、私自身の経験や学んだことのノウハウ伝えていきたいと考えるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜなら、私自身が５０代で脱サラし、悩みながらここまで歩んできたからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時、脱サラを考え始めた私は必死でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">新たな人生に対する情熱があっても、「本当に一人でやっていけるだろうか」と不安になることもありました。<br>そんな不安を払拭し、背中を押してもらいたい気持ちもあり、都市圏で開催されるセミナーや勉強会に何度も足を運びました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お金も時間も、当時の私にとっては相当な額を費やしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、実際に脱サラして一人で仕事を始めてみて、気づかされました。<br>費やしたお金と時間を無駄にしたと思うセミナーがいくつもあったからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事が軌道に乗るまでの間、手元にある資金は命綱です。 その一番大切なお金と時間を、無駄なことに使ってしまった。<br>その事実に気づいたとき、私はとても残念で、悔しい思いをしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身が試行錯誤してやってきたことの中から、これをやったからうまくいったんだと確信を持てる方法を、伝えたいと思い、昨年はUdemy講座を作りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タイトルはとても長いのですが、<br><a href="https://www.udemy.com/course/experience-story-method/?referralCode=759898C6070555390988" target="_blank" rel="noreferrer noopener">【73万回再生】元消防士が教える「共感ストーリー・ライティング」｜あなたの人生経験を最強のコンテンツに変える『三幕構成』</a><br>というものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今年はマインドマップを使い、自分自身の半生を振り返り、セカンドライフに活かせる本当に大切なことを見つけるための講座を作りたいと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演も講座も、根っこにあるのは同じ想いです。<br>「ありがとう」を伝え続ける一年にしたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのためにもまずは健康第一。<br>皆様も、どうぞ良い一年をお過ごしください。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>あなたの経験と学びが誰かを救う（とっとり琴浦熱中小学校での授業）</title>
		<link>https://tatsusan.com/keiken/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 16 Feb 2025 08:06:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[シニアの生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[熱中小学校]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7497</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu04-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2025年1月23日（土）、鳥取県東伯郡琴浦町にあるとっとり琴浦熱中小学校で授業を担当しました。 熱中小学校とは、「もういちど7歳の目で世界を…」をテーマに、大人のための学びの場を提供する地域活性化プロジェクトです。20 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu04-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">2025年1月23日（土）、鳥取県東伯郡琴浦町にある<strong>とっとり琴浦熱中小学校</strong>で授業を担当しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">熱中小学校とは、「もういちど7歳の目で世界を…」をテーマに、大人のための学びの場を提供する地域活性化プロジェクトです。2015年に山形県高畠町で始まり、現在では国内外で20校以上に拡大しているそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、いつも私が主に行っているような「人権」とか「心の健康」のような講演テーマの指定もなく、「授業」という形態なので、今までの講演では話したことのない内容にしようと思いました。<br>そう考えると、とても新鮮に感じられて、ワクワクしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">考えに考えた末に決めた授業タイトルは<strong><span class="swl-marker mark_yellow">「あなたの経験と学びが誰かを救う」</span></strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どんな職業経験も、どんな人生経験も、どんな学びも、とても価値があるものだと思います。<br>それなのに、多くの人は、<br>「自分の経験なんて月並みで、とりたてて人に話したりどこかに発信するような資格も、価値もないよ」<br>と、経験・学びを伝えることを尻込みします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、特定のジャンルを除けば、発信することも人に伝えることも資格など必要ありません。<br>逆に、<strong>生まれながらの天才の話や世界的に成功した人の話</strong>では、一般の生活を送る人には何の参考にもならなかったり、心がまったく動かなかったりします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>自分と同じような普通の人間</strong>が、困難を克服したり、自分の経験したものと同じ挫折を乗り越えた話の方が、私たちの心により深く響くということがよくあります。<br>あなたの経験はきっと誰かの励みになり、勇気を与え、時には人生の転機のきっかけにもなる可能性を秘めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">乏しい経験値ではありますが、私なりに葛藤しながら試行錯誤した脱サラとその後の講演家としての歩みを、経験豊富な生徒の皆さんが発信するきっかけになることを願って、授業内容を組み立てました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回の記事を、まだまだこれから地域貢献や社会と関わりながら生きがいを作り出して行こうという方々に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://necchu-kotoura.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">とっとり熱中小学校ホームページ</a></p>



<h2 class="wp-block-heading" id="脱サラ前の葛藤"><strong>脱サラ前の葛藤</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu02-1024x538.jpg" alt="琴浦熱中小学校の外観" class="wp-image-7502" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu02-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu02-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu02-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu02.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラすることにもがいた人間として、少しでも参考にしていただける部分があればと思い、一般論ではなく、生の私の体験を書いてみます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">60歳定年の時代に、50歳で脱サラを考え始め、54歳になってすぐに脱サラしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">54歳といえば、一般的には脱サラするには遅過ぎると言われる年齢です。<br>同僚は<strong>「安定した地方公務員という職業を捨てるなんて馬鹿だなぁ」</strong>という反応と、<strong>「自分も何かやれたら脱サラしたいなぁ」</strong>と羨ましがる反応を示す者に分かれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">正直、公務員という安定した職業を捨てて、鳥取県では前例がない講演家になることへの不安はありました。<br>しかし、このままで自分の人生が終わったら、きっと後悔するに違いないという確信がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演家の道がいかに困難であっても、いくらなんでも野垂れ死ぬことはないだろう、という気持ちもありました。<br><br>そんなネガティブな思いばかりではなく、思い切って踏み出せば、今までの生活では出会えなかった全国のたくさんの人に出会えるかもしれない、という希望がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演という仕事を通して、誰かの辛い心を楽にしたり、明るくしたり、よりよく生きることの手助けができて、一緒に成長していきたいという強い気持ちがありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">脱サラしてからの挫折と模索</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu03-1024x538.jpg" alt="琴浦熱中小学校の授業で話す石川" class="wp-image-7504" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu03-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu03-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu03-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu03.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">情熱がなければ脱サラに踏み切ることはできませんが、情熱だけで簡単に物事は進まないのだ、ということを思いしらされました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラ後数年は、なかなか講演依頼が入りませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラする前は、講演内容さえよければ口コミで広がり、数年後には全国あちこちで講演をやっているだろう、という漠然とした根拠のない自信がありましたが、現実は甘くありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まったく講演の仕事のない月もありました。<br>退職金は教育ローンや住宅ローンを一括で返済したため、残り少なくなっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてメンタルヘルスを学ぶために鳥取県から大阪へ毎週通い、受講料、交通費、宿泊費はどんどんかさんでいきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">のんびりと講演依頼を待っていられる状況ではないことは明白でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防士を32年間勤めて、他の職業を経験していないので、もちろん営業経験もありません。<br>それでも講演依頼件数の少ない現状を打破するために、意を決して営業に回ることにしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演業を始めて気づいたのは、基本的に鳥取県内で開催される多くの講演会は、テーマによって違うものの、地元の学校の先生や、講演テーマに関連した自治体や国の機関の担当者であることが多いのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">鳥取県では職業講演家という概念がなかったのです。<br>大きな講演会を企画する場合は、企画会社に依頼するのが一般的だということも、自治体の方から聞きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな悪戦苦闘を続けるうちに、ようやく少しずつ依頼が増えて来るようになりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">あなたの経験と学びを伝えよう</h2>



<figure class="wp-block-gallery has-nested-images columns-default is-cropped wp-block-gallery-1 is-layout-flex wp-block-gallery-is-layout-flex">
<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" data-id="7506" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu01-1-1024x538.jpg" alt="琴浦熱中小学校の授業で話す石川" class="wp-image-7506" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu01-1-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu01-1-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu01-1-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/02/necchuu01-1.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</figure>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラして講演活動をしていることを、ホームページやブログで知った方から、たまに脱サラ相談や起業相談の電話やメールがくることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">話していると、「あなたは講演ができる人だけど、自分には何もないから」と、自分の力量を低く見積もる人が多いことに気づきました。<br>そう言われる私もかつては「自分には、人に伝えるだけのものなんてない」と思っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いろいろと話していくと、誰でも伝える価値のある経験と知識を持っているのだと思うようになりました。<br>今何かを学んでいる人や、これから学びたいと思っている人は、なおさら外に向かって伝えていく価値があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな内容を授業の中で話していると、メモを取る方、熱心にうなづく方など、自ら学びの場に足を運んでいる方ばかりなので、まっすぐに聞いていただけているのが肌で感じられ、感動しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">誰の経験・体験にも無駄はない</h2>



<figure class="wp-block-gallery has-nested-images columns-default is-cropped wp-block-gallery-2 is-layout-flex wp-block-gallery-is-layout-flex">
<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="640" height="427" data-id="6380" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/New-file.png" alt="悩む若い男性" class="wp-image-6380" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/New-file.png 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/New-file-300x200.png 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</figure>



<p class="wp-block-paragraph">経験や学びを伝えるのは、何も講演やセミナーに限ったものではありません。<br>文章であったり、動画であったりと、いろんな方法があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時代を超えて多くの人に求められるテーマにはこんなものがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">職場での困難克服や成功体験</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">健康上の困難の克服</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">経済的困難からの脱出</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">精神的な苦悩の克服</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">社会貢献や地域活動の経験談</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="swl-marker mark_yellow">楽しみながら取り組んでいる活動体験</span></strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、これらはごく一部です。<br>まだまだたくさんのテーマがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">悩みや疑問に答えてくれるものだけではなく、聞き手・読み手の苦しい状況と重ね共感することのできる内容であれば、たくさんの方に求められます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">過去のネガティブな体験を伝えることで宝物に変えることをこのブログ記事に書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/experience/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">マイナス体験は伝えることで輝く【過去の失敗で傷ついた心を癒やす】</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">誰かを救うことを生きがいに</h2>



<figure class="wp-block-gallery has-nested-images columns-default is-cropped wp-block-gallery-3 is-layout-flex wp-block-gallery-is-layout-flex">
<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="700" height="467" data-id="6390" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/05/yorokobi.jpg" alt="やる気に満ちた若いサラリーマン" class="wp-image-6390" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/05/yorokobi.jpg 700w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/05/yorokobi-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>
</figure>



<p class="wp-block-paragraph">「誰かを救う」というと大げさに感じられるかもしれませんが、誰かの気持ちを楽にさせてあげられたり、生活の中での困りごとへのヒントを与えたり、行動を起こすために背中を押したり、いろんなことが「救う」につながります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">誰かに喜んでもらったり、感動してもらったりすることが、伝える側の喜びになり、もっともっと伝える内容や伝え方の技術を向上させたくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これこそ「生きがい」と呼べるものじゃないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も、講演後に手紙や葉書、メールで感謝の言葉をいただいたり、アンケートの感想に、<br><strong>「来るかどうか迷っていたけど、講演を聞いて本当に来てよかったと思いました」<br>「今まで自殺を何度か考えたことがあったけど、今日の話を聞いて、何があっても生き抜こうと思いました」<br>「ずっと学校を休んでいて、今日はたまたま保健室に行こうと思っていたら、歌も歌う人の話があると聞いて講演を聞きました。聞いているうちに、こんな自分でいいんだと思えて気持ちが楽になり、学校に来てよかったと思いました」</strong><br>そんな言葉が書かれていることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">読みながらこちらも涙が出るのですが、自分の言葉や歌が心に届いたのだと感じられて、とても大きな喜びを感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「人の役に立つ」というと大業を成し遂げなければならないと考えがちですが、自分では小さな体験や知識だと思っていることでも、発信することで誰かの役に立つことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何歳になっても生きがいを作ることはできる、と私は考えています。<br>日本は超長寿社会になっていますが、生きがいを持つことは健康寿命を伸ばすことに大きな働きをしてくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#8212;</p>



<p class="wp-block-paragraph">過去の体験を棚卸しして「強み」と「生きがいの種」を見つける方法を、Udemy講座にまとめています。<br>→ <a href="https://www.udemy.com/course/life-story-map/?referralCode=FF62B80213BB6C3402E6" target="_blank" rel="noreferrer noopener">40代からの自己分析｜人生経験の棚卸しで「強み」と「生きがい」を見つける</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">体験を人の心に届くストーリーとして伝える方法はこちら <br>→ <a href="https://www.udemy.com/course/experience-story-method/?referralCode=759898C6070555390988" target="_blank" rel="noreferrer noopener">共感ストーリー・ライティング</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">心身ともに健康で生きるためにも、<strong>「そのうちやろう」</strong>ではなくて、<strong>「よしやろう！」</strong>と決めて、まずは一歩を踏み出しましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>50代からの人生再出発。消防局を早期退職して講演家になった私の体験談と準備</title>
		<link>https://tatsusan.com/freshstart/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 Jan 2024 04:14:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<category><![CDATA[自己実現]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=6208</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/jinseichange-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>50歳という節目に、このままでいいのかと自問自答の日々。やりたいことをやらずにいた理由に向き合い、夢を追う決意を固めた私。そのきっかけを作ってくれたのが職場の先輩の存在でした。消防士としての経験を活かし、講演を通じて多くの人々にメッセージを伝える道を選びました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/jinseichange-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph"><span class="swl-fz u-fz-l"><strong>「もう遅すぎる」</strong></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">50代になって、新しいことを始めようとしたとき、そんな声が頭の中に響いたことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">定年まであと10年。<br>住宅ローンも残っている。<br>子どもの教育費もまだかかる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本当はやりたいことがある。 でも、今から挑戦するのは無謀じゃないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思って、諦めかけていませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も、まったく同じでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">50歳の半ばで消防士を辞め、講演家になるなんて——。<br>周りからは<strong>「いくらなんでも、その歳では遅すぎる」</strong>と言われました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、ある出来事が、私の背中を押してくれたんです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">やりたいことがあるのに、踏み出せなかった</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri-1024x576.jpg" alt="やりたいことがあるのに踏み出せない消防士" class="wp-image-7879" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/furikaeri.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">消防士として働きながら、いつも心のどこかで思っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防の仕事は過酷な場面もたくさんありましたが、やりがいもありました。<br>私は優秀な消防士といえるような存在ではありませんでしたが、消防という仕事にリスペクトは常に持っていました。<br>それでも、どうしてもこの思いは消せませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>本当にやりたいことは、これじゃない。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">救急現場で目の当たりにする、突然の事故。 救助現場で見る、ショッキングな光景。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「少し前まで普通の日常を送っていた人が、こんなことになるなんて」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思うたびに、自分の人生について考えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>人生は、いつ終わるか分からない。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>やりたいことを、いつまで先延ばしにするんだ？</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">数分前までは呼吸をしていた人を、CPRしながら病院に搬送したあとに考えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何度もそんなことを考えたのですが、現場活動が終わり、日常生活に戻るとしだいにそんな思いも薄らいでいきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなことをくり返しながら、気づいたら50歳になっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、現実は厳しい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">都会で学生生活を送る子どもたちへの送金、ローンの返済、私たち夫婦の生活費。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、何より——</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「50代から新しいことを始めて、本当にうまくいくのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな不安が、いつも私を引き留めていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">生活費や住宅ローン、教育ローンの返済を、ずっと実行できないことへの言い訳にしてきたことに気づきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このままでいいのかという気持ちと、先が見えない冒険をするより、もう定年まで10年だからこのまま安泰に過ごせばいいじゃないか、という逆の気持ちもありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「退職したら、パチンコを思いっきりやるんだ」</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed-1024x576.jpg" alt="空のベッド" class="wp-image-7878" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/bed.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">そんな私だったんですが、自分に言い訳できない出来事が起きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、職場の先輩の死でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある日、数カ月後に定年退職の日を迎える先輩に聞いてみました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「◯◯さん、退職後は何をして過ごすんですか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「退職したら朝から晩まで自分の好きな事をやるなぁ。まずパチンコを思いっきりやるわ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">満面の笑顔でそう言っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">非番の日も非常招集がよくあるので、ずっと束縛されている感覚がある職業でした。<br>そんな中で、先輩は実家の農業も手伝っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やっと何の心配もなくパチンコ三昧の生活ができると、ほがらかに笑った顔を今も覚えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その先輩が体調を崩し、医師の診察を受けると癌が見つかりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">半年前には人間ドックも受けていたので、まさかという気持ちだったようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本人の意思もあり、しばらくは仕事を続けながら通院。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その間にもしだいに痩せて、だんだん無口になっていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">定年退職の日は、病院のベッドの上で、消防局長から退職辞令を渡されたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その数カ月後に他界。</p>



<p class="wp-block-paragraph">24時間勤務なので、一般的な会社員の先輩後輩の関係とは異なり、文字通り寝食を共にした仲でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現場では、危険な状況下で協力しながら活動しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">休憩時間には雑談で爆笑し、非番の日はよく飲んだものです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人生の意味を問い直す</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin-1024x576.jpg" alt="仮眠室で自分の人生について考える消防士" class="wp-image-7886" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/yakin.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">先輩の訃報を聞いたとき、頭の中で先輩の声が聞こえた気がしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「石川君、本当に今のままで後悔しないのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「人間はいつ死ぬかなんて分からないぞ。やりたい事をやれよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">それは自分が勝手に作り上げた空耳かもしれませんが、妙にリアリティーのある声がいつまでも耳に残っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>本当にやりたいことを１ミリもやらずに死んで後悔しないのか？</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">自問する日が続きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仮眠室で横になっていると、何度もその声が頭の中に響きました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">それでも、すぐには決断できなかった</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-7884" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/plan.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">先輩の死をきっかけに、私は動き出そうと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、すぐに早期退職願を出したわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「本当に大丈夫なのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「家族を路頭に迷わせるんじゃないか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな不安が、何度も私を襲いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">躊躇したり、今すぐに辞めたいと思い詰めたり、脱サラ前を行ったり来たりを何年も繰り返しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">よくサラリーマンが居酒屋で、酔っ払うと職場への愚痴の末「脱サラ・起業」を口にして、ストレス解消して、翌日はスッキリした気持ちで職場へ向かう——</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなふうにはなれなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ずっと胸中に重たいものが積もり、年々その重さを増してきて、耐えきれなくなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だから、私は少しずつ準備を始めました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">いきなり辞めない。在職中の「静かな助走」</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="666" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouenchuu.jpg" alt="ステージ上で講演する石川" class="wp-image-6275" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouenchuu.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouenchuu-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouenchuu-768x511.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">地方公務員という立場上、あからさまに報酬を得て活動することはできませんでした。<br>しかし、「いつか必ず講演家になる」という目標に向けて、在職中から以下のような準備を少しずつ始めました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>自治体や学校の講演会・イベントに登壇し、現場の経験を積んだ</strong></li>



<li><strong>自分の人生を語る準備として、「年表」を作成し、マインドマップで棚卸しした</strong></li>



<li><strong>ブログやSNS（Facebook）で発信し、読者の反応から「求められる内容と表現」を模索した</strong></li>



<li><strong>トークと歌を組み合わせた構成を試し、参加者の心を打つ流れを試行錯誤した</strong></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、実際に私がどのような行動をとっていたのか、もう少し詳しくお話しします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、現場での経験を積むために、<strong>地元の自治体が主催する人権講演会</strong>や、<strong>学校・保護者会主催の子育て講演会</strong>などで話す機会を自ら増やしていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、講演だけでなく、県が主催した<strong>「スポレク鳥取2006」「鳥取県民の日」「食のみやこ鳥取県フェスタ」</strong>といったイベントにも出演させていただき、トークを交えたコンサートを行いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同時に、いずれ自分の経験を人前で深く語ることになるだろうと考え、Excelファイルで自分や家族の「年表」を作成し、マインドマップで過去の出来事や感情の整理を行いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、ブログやSNS（当時はFacebook）を活用し、実施した講演や出演したコンサートの活動報告を発信しました。消防士としてのエピソードも、プライバシーに十分配慮し、現役職員として可能な範囲で文章化して投稿しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">単なる日記ではなく、「どんな内容に興味を持ってもらえるのか」「どんな表現なら感動を届けられるのか」を常に意識し、読者の反応を分析していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうした経験の積み重ねによって、人前で話すことへの慣れや、話し方、講演の進行の仕方を実践の中で学ぶことができました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の講演は話だけでなく「歌」も交えるため、どのような構成・順番にすれば参加者の反応が最大化するのか、より強い反応を得るための流れを在職中から探ることができたのは、大きな財産になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これらの私の経験から、講演家や人前に立つ仕事を目指す人だけでなく、これから「新しい道」へ再出発したいと考えているすべての方に、ぜひお伝えしたいことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、<strong>「いきなり今の環境をすべて捨てるのではなく、今の生活の中でできる『小さなお試し』から始めてほしい」</strong>ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、私がやったこれまでの人生を振り返る「年表づくり（棚卸し）」は、どんな道に進むにしても、自分の本当の強みや譲れない価値観を再発見する強力なツールになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、いきなり会社を辞めてゼロからリスクを背負うのではなく、<br> 「カフェを開きたいなら、まずは休日に友人を招いてコーヒーを振る舞ってみる」 <br>「自分の経験を誰かに伝えたいなら、まずは匿名でブログやSNSに書いてみる」 <br>といったように、今の安定した環境にいるうちに、少しずつ形にして世の中の反応を見てみるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつか時間ができたらやろう」と頭の中で思い描くだけでなく、今の生活の枠の中で「1ミリの行動」を起こしてみる。<br>失敗しても生活に影響が出ない在職中にこの「助走」をしておくことが、いざという時の決断を後押しし、その後の人生を大きく変える原動力になります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">家族に想いを伝えた</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk-1024x576.jpg" alt="妻に脱サラの意思を伝える男性" class="wp-image-7885" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/talk.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">在職中に講演やイベント出演の件数を増やし、メディアで紹介される機会も増えてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、妻に相談しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「このまま職場にいたら、自分は壊れてしまいそうだ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「大事な人生を、思いっきり生きたい」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「社会人になる息子たちに、自分が生きがいを持って生きている姿を見せたい」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">妻は、<br>「いつかそう言い出すと思ってた。あなたがやりたいなら、応援するよ」<br>そう言ってくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その言葉が、私の背中を押してくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">妻も、講演依頼やイベント出演依頼の電話がかかってきたり、出演依頼の文書が届いたりしていたことで、夫が少しずつ認知されてきていると思ってくれていたようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「退職して全力を注げば、きっとうまくいく」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">数年かかりましたが、ようやく退職願を提出する決心がつきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">思い通りにはいかなかった日々</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1-1024x576.jpg" alt="なかなか脱サラを決断できない男性" class="wp-image-7882" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/nayamu-1.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">それから早期退職願を提出し、ようやく講演家の道を歩み始めました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、理想通りにはいきませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演の依頼が思ったほど来ない。<br>消防職員時代の収入には、まるで届きませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「これで本当に生活していけるのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">何度も不安になりました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">失敗から学んだこと</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo-1024x576.jpg" alt="講演が終わったあとアンケートに目を通す男性" class="wp-image-7881" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/kouengo.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">最初は、講演で自分の学んだことを中心に話していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、それではうまくいかない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">参加者が求めていたのは、私自身の生の体験、生の声だったことに気づくまで、模索し、悩む期間がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">専業の講演家など存在しない土地で、本当に講演家なんて職業自体が成立できるんだろうか。<br>どうやれば自分のやっている講演の内容を、広く知ってもらうことができるんだろうか。<br>わからないことだらけの中、暗いトンネルの中を手探りに歩いているようなものでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、続けられたのは——</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「やりたいことをやっている」という実感があったから</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">困難はありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、それは「やりたくないこと」での困難ではなく、<strong>「やりたいこと」をやる上での困難</strong>でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その違いは、大きかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なかなか思い通りに進まないことも多く、トラブルも経験しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、やりたいことをやる上での困難なので、克服しながら続けることができました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今もたくさんの人に出会い、生きがいが感じられる生活を送っています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">早期退職してよかったこと</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="650" height="488" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/kougenshi01.jpg" alt="郡家西小学校で講演する石川" class="wp-image-4597" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/kougenshi01.jpg 650w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/04/kougenshi01-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 650px) 100vw, 650px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">困難もありましたが、早期退職したからこそ得られたものもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自治体の講演担当者から、こう言っていただくこともよくありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「安定した公務員を早期退職するなんて、その情熱はすごいですね。私なんかとてもマネできませんよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って、私の本気度を評価してくださるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">確かに、安定を捨てて新しい道を選んだことは、私の想いの強さを証明することになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その覚悟が、講演依頼をいただくきっかけの一つになったのかもしれません。</p>



<h3 class="wp-block-heading">定年のない人生という選択</h3>



<p class="wp-block-paragraph">６０歳を過ぎて、同僚や後輩が次々と定年退職を迎えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在の定年年齢は62歳。</p>



<p class="wp-block-paragraph">家が農業をやっている人は農業に専念したり、農地を借りて新たに始める人もいます。<br>あらたな仕事に就く人も中にはいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ゆっくりと余生を過ごすのも、趣味に没頭するのも、その人それぞれの生き方です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこに優劣などないでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、現実は——</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「これからの人生、どうやって生きていこうか」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そう途方に暮れている人が少なくありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、早期退職して講演家になったことで、定年のない人生を手に入れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今生きているという実感。<br>社会とつながっているという実感。<br>だれかのために貢献できているという実感。<br>そして、定年もなく収入が得られること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">決して、私が講演家として高額納税者になったわけではありませんが、「地道にコツコツ」という自分らしい生き方ができています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、大げさに聞こえるかもしれませんが、<strong>「生きがい」</strong>だと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、定年まで勤め上げた人が生きがいを失うわけではありません。<br>人それぞれの「生きがい」があるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、早期退職して自分のやりたいことを仕事にしたことで、私は年齢に関係なく、生きがいを持ち続けることができています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな日々を送れることに、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「◯◯さん、ありがとうございます。おかげでやっと本気で生きているって実感が持てましたよ！」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">心の中で先輩に感謝を伝えました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">50代からでも、人生は変えられる</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-7883" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/pcwork.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">このブログ記事は、単に脱サラを勧めるために書いたものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">定年まで勤め上げることも、途中で脱サラすることも、どちらも意義あることだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切なのは——</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>自分の心に正直に生きること</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしあなたが今、こんな気持ちを抱えているなら。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・本当はやりたいことがあるのに、諦めている<br>・「もう遅い」と思って、一歩を踏み出せない<br>・このままでいいのか、モヤモヤしている</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうか、自分の心の声に耳を傾けてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「もう遅い」なんてことは、ありません。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">人生は、何歳からでも変えられます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">まずは1ミリだけ、やりたいことに近づいてみる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、いきなり大きく変える必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、<strong>1ミリだけ</strong>、やりたいことに近づいてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば——</p>



<p class="wp-block-paragraph">・やりたいことについて、情報を集めてみる<br>・小さな一歩として、できる範囲で始めてみる<br>・信頼できる人に、自分の思いを話してみる<br>・将来の計画を、紙に書き出してみる<br>・活動内容をSNSやブログで発信してみる<br>・地元の商工会に起業相談をする</p>



<p class="wp-block-paragraph">小さな一歩が、大きな変化につながります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も、最初は「本当に大丈夫かな？」と不安でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、一歩ずつ進んでいくうちに、道が見えてきました。<br>踏み出さないと道は見えてきません。</p>



<h3 class="wp-block-heading">あなたは一人じゃない</h3>



<p class="wp-block-paragraph">私自身が、早期退職をすんなりと決めたわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何年も迷い、悩み、行ったり来たりを繰り返しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人それぞれ、家族構成も違えば、経済状況も、職場環境も違います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">家族の理解を得て、最終的には自分自身で決断しなければなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、一人で抱え込まず、信頼できる誰かに話してみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたにも、きっとできます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先輩が教えてくれた言葉を、もう一度お伝えします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「人間はいつ死ぬかなんて分からないぞ。やりたい事をやれよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえ何年先でも、何歳になっても、お互いに本当にやりたい事をやりましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人生は一度きり。</p>



<p class="wp-block-paragraph">後悔のない人生を、一緒に歩んでいきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは１ミリ、やりたいことを始めてみましょう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>追伸：</strong>この記事の中で、『まずは1ミリだけ、やりたいことに近づいてみる』とお伝えしました。<br>その最初の一歩として、自分の経験を一枚のマップに描き出し、&#8221;生きがいの種&#8221;を見つけるワークをUdemy講座にまとめています。<br>紙とペンだけで始められます。→ <a href="https://www.udemy.com/course/life-story-map/?referralCode=FF62B80213BB6C3402E6" target="_blank" rel="noreferrer noopener">40代からの自己分析｜人生経験の棚卸しで「強み」と「生きがい」を見つける</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>やりたいことをやる人生にしよう｜消防士が命の現場で学んだ後悔のない生き方</title>
		<link>https://tatsusan.com/yaritaikoto/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Sep 2023 01:33:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=5342</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/hope.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防士時代、定年退職を目前に他界した先輩姿を見て、人生の残りの時間をどう過ごすかを真剣に考えた体験。人はいつ死ぬか分からない。だからこそやりたいことをやり、後悔のない人生を歩もうというメッセージを込めました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/hope.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph"><strong>やりたいことを１ミリもやらずに死ぬのか</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">ふいに、そう思う瞬間がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やりたいことがある。<br>でも、今から始めるのは遅すぎるんじゃないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">生活費や住宅ローン、教育ローンの返済を、ずっと実行できないとの言い訳にしてきたことに気づきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな私の背中を押したのは、職場の先輩の死でした。 定年退職を目前にして癌が見つかり、退職辞令は病院のベッドの上で受け取ったそうです。 その数カ月後に他界。</p>



<p class="wp-block-paragraph">文字通り寝食を共にした先輩でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「石川君、本当に今のままで後悔しないのか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「人間はいつ死ぬかなんて分からないぞ。やりたい事をやれよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">仮眠室で横になっていると、頭の中で先輩の声が聞こえました。 それは自分が勝手に作り上げた空耳かもしれませんが、妙にリアリティーのある声がいつまでも耳に残っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>関連記事：</strong> <a href="https://tatsusan.com/freshstart/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">50代からの人生再出発。人生はいつでも変えられる</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">先輩の死が私を動かしたのは確かです。 でも、先輩の死だけではなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防士として３２年間、救急現場で何度も見てきた光景—— それが、もうひとつの後悔を、私に突きつけていたのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">救急現場で突きつけられた「命の時間」</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/fire-engine.jpg" alt="煙の中の消防車" class="wp-image-5338" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/fire-engine.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/fire-engine-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">救急現場や救助現場でショッキングな光景を目にするたびに、人間はいつ死ぬのか分からないことを見せつけられてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「朝、起きたら、隣で寝ていた主人が息をしていないんですよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「仕事に行かなきゃいけないのに起きてこないので、起こしに部屋に行ってみたら、動かないんです」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな１１９番通報を受けて、救急出動することが何度もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">えー、眠ってるんじゃないのか？<br>そう思うくらい安らかな表情で目を閉じている人もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「昨夜は、いつもと変わりなかったので、まさかこんな・・・」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「どうにかならないんですか？　助けてください！」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">若い人もいれば、高齢の方もいました。<br>家族の反応もまちまちでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">数分前まで呼吸をしていた人を心臓マッサージしながら搬送した末、結局亡くなった人もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのたびに思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明日が来ることを、誰も保証してくれない。 <br>確率が低いというだけで、若ければ死なないというわけじゃない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">よく考えてみれば当たり前のことなのに、いつしか忘れていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>関連記事：</strong> <a href="https://tatsusan.com/accident-life/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">ほんの一瞬でこの世からいなくなった若者たち｜救急隊員が抱えた無力感と命の尊さ</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">救急車の中で見えた、２つの後悔</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="559" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-1024x559.jpg" alt="夜中に走行する救急車" class="wp-image-7912" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-1024x559.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-768x419.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">命の現場では、家族の絆も見えてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「この人を何とか助けてやってください。この人がいなくなったら、私は生きていけないんです！」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">泣きながら夫の手を握る妻の姿がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どれだけ大切な存在か、どれだけ支えられてきたか。 その言葉から、長い年月を共に過ごしてきた夫婦の歴史が見えました。 <br>きっと、普段はそんなことを口にする人ではなかったのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「お母ちゃん、死なないで！ 苦労ばっかりかけて、何もしてあげてないのに」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">泣きながら母親に声をかける女性の姿がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「何もしてあげてないのに」</strong><br>その言葉が、救急車の中に響いていました。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">もっと早く、もっと何かをしてあげたかった。 <br>感謝の気持ちはあったのに、言葉にも行動にもしてこなかった。 <br>そんな後悔が、その一言に凝縮されているようでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「お母ちゃん、いっぱい愛してるよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">意識が薄れていく母親に、必死で声をかけ続ける娘の姿もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急車の中で、その短い時間に、家族の関係性や人生の縮図が見えることがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、何度もそんな光景に立ち会ううちに、気づいたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">泣き崩れる家族の姿に共通していたもの、<br>それは、<strong>「伝えておけばよかった」</strong>という後悔でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>ありがとう、と言っておけばよかった。 <br>大切だよ、と伝えておけばよかった。 <br>もっと一緒にいる時間を作ればよかった。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、私はもうひとつの後悔にも気づきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この救急車の中で泣いている人たちは、たぶん、やりたいことも後回しにしてきたのではないだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もっと自分らしく生きておけばよかった。 やりたかったことを、やっておけばよかった。<br>そんな後悔を同時に抱えている人が、少なくないのではないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急車の中で泣き崩れる家族の姿を見るたびに、この２つの問いが胸に突き刺さりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>やりたいことを、いつまで先延ばしにするのか。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>大切な人に伝えたい想いを、いつまで言葉にせずにいるのか。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">この２つの後悔は、つながっている</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="950" height="518" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/choushoku.jpeg" alt="テーブルの上の朝食" class="wp-image-7954" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/choushoku.jpeg 950w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/choushoku-300x164.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/choushoku-768x419.jpeg 768w" sizes="(max-width: 950px) 100vw, 950px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">何度もそんなことを考えたのですが、現場活動が終わり、日常生活に戻るとしだいにそんな思いも薄らいでいきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなことをくり返しながら、日々が過ぎていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、救急現場での経験を重ねるうちに、少しずつ見えてきたことがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「やりたいことをやらなかった後悔」</strong>と<strong>「大切な人に想いを伝えなかった後悔」</strong><br>この２つは、バラバラの話ではなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>どちらも、「先延ばし」が生んだ後悔だったのです。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">やりたいことがあるのに、「いつかやろう」と先延ばしにする。 <br>感謝の気持ちがあるのに、「わざわざ言わなくても」と先延ばしにする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明日があると思っているから、先延ばしにする。 <br>でも、明日が来ない人を、私は何人も見てきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先延ばしにした結果、取り返しがつかなくなる。 <br>その痛みは、どちらも同じでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、もうひとつ気づいたことがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身が、まさにこの２つを先延ばしにしていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やりたいことがあるのに、ローンや安定を言い訳にして踏み出さなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">会いたがって頻繁に電話をくれる母に対しても、いつでも会えると思い、たまにしか実家に帰らなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">妻や子どもに「大切だよ」と言葉にすることもなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そばにいてくれる人の存在を、いつの間にか当たり前だと思っていた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">感謝を伝えたら、不安が薄らいでいった</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/tsutaeru-1024x536.jpg" alt="妻に感謝の花束を渡す夫" class="wp-image-8108" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/tsutaeru-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/tsutaeru-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/tsutaeru-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/tsutaeru.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">それから早期退職願を提出し、ようやく講演家の道を歩み始めました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">正直、理想通りにはいきませんでした。講演の依頼が思ったほど来ない時期もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、続けられたのは、<strong>「やりたいことをやっている」という実感があったから</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは「やりたくないこと」での困難ではなく、 <strong>「やりたいこと」をやる上での困難</strong> でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その違いは、大きかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今は、一時は諦めかけていたやりたい事をやっています。<br>たくさんの人に出会い、生きがいが感じられる生活を送っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「◯◯さん、ありがとうございます。おかげでやっと本気で生きているって実感が持てましたよ！」<br>心の中で先輩に感謝を伝えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>関連記事：</strong> <a href="https://tatsusan.com/freshstart/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">50代からの人生再出発。人生はいつでも変えられる</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">後悔のない人生とは、この２つを先延ばしにしないこと</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="950" height="518" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi.jpeg" alt="住宅街に朝日が登る風景" class="wp-image-7952" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi.jpeg 950w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi-300x164.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi-768x419.jpeg 768w" sizes="(max-width: 950px) 100vw, 950px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">朝、いつものように目覚める。 今日、こうやって朝日を感じながら、大切な家族と語らい、出社して同僚とあいさつをかわす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな平凡な日常こそ、最大の感謝に値することなのだと気づきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「今を大切に生きる」</strong>とは、２つの意味があるのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">１つは、<strong>自分らしく、やりたいことをやって生きること。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">もう１つは、<strong>大切な人に、想いを伝えながら生きること。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この２つが欠けたとき、人は後悔を抱えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やりたいことをやらなかった後悔。 <br>大切な人に想いを伝えなかった後悔。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この２つの後悔を同時に抱えてしまったら、自分の人生を肯定することが、とても難しくなるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、この２つを先延ばしにしなければ、たとえ突然の別れが来たとしても、後悔は少なくなるはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、大切な人を失えば、誰だって「ああもしてあげればよかった」「こんなこともやってあげられたのに」と後悔することはあるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、感謝を伝えられていたなら、やりたいことを我慢せずに生きていたなら、喪失感も、自分への後悔も、いくらか癒やされていただろうと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今日から、１ミリだけ動いてみる</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="950" height="518" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/kouen.jpeg" alt="講演のベンチに座る夫婦の後ろ姿" class="wp-image-7953" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/kouen.jpeg 950w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/kouen-300x164.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/kouen-768x419.jpeg 768w" sizes="(max-width: 950px) 100vw, 950px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">では、私たちは今日から何をすればいいのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いきなり大きく変える必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、<strong>１ミリだけ</strong>、動いてみてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">やりたいことに、１ミリだけ近づく</h3>



<p class="wp-block-paragraph">・やりたいことについて、情報を集めてみる <br>・できる範囲で、小さく始めてみる <br>・信頼できる人に、想いを話してみる <br>・今は夢みたいな話だと思えても、将来の計画を、紙に書き出してみてください</p>



<h3 class="wp-block-heading">大切な人に、想いを伝える</h3>



<p class="wp-block-paragraph">小さな<strong>「ありがとう」</strong>や<strong>「大切に思っているよ</strong>」という言葉で十分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">直接言葉にすることが恥ずかしいなら、手紙やメールでもいい。<br>一緒に散歩をする、食事を作ってあげる、それだけでも想いは伝わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつか伝えよう」と思ったら、それは先延ばしの始まりです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日、伝えてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">後悔のない人生を、一緒に</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="950" height="518" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi.jpeg" alt="住宅街に朝日が登る風景" class="wp-image-7952" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi.jpeg 950w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi-300x164.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/09/asahi-768x419.jpeg 768w" sizes="(max-width: 950px) 100vw, 950px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">これを読んでいるあなたに、先輩の言葉をもう一度伝えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「人間はいつ死ぬかなんて分からないぞ。やりたい事をやれよ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてもうひとつ、救急現場で泣いていた家族の姿が、私に教えてくれたこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「大切な人への想いは、今日、言葉にしてほしい」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この２つが揃ったとき、あなたの人生は「後悔のない人生」へと変わっていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やりたいことに、１ミリだけでも近づいてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そばにいてくれる人に、小さな感謝を伝えてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえ何年先でも、何歳になっても、お互いに後悔のない人生を歩んでいきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずはほんの小さな事からでも、今日から始めてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">後悔のない人生を、一緒に歩んでいきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>関連記事：</strong> <a href="https://tatsusan.com/atarimaenohibi/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">当たり前にある日々は、当たり前じゃない－救急車内のドラマ</a></p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%ae%b6%e6%97%8f/" rel="tag">家族</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e6%84%9f%e8%ac%9d/" rel="tag">感謝</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%8c%e3%81%84/" rel="tag">生きがい</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9/" rel="tag">脱サラ</a></div>


<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「人生の転機」特別授業で脱サラについて話す</title>
		<link>https://tatsusan.com/tokubetsujyugyou/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Feb 2021 02:19:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<category><![CDATA[講演家]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3700</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>鳥取盲学校で行った特別授業について書いています。視力が衰えたため、今までとまったく違う業種に進まれる方たちからの質問に答えました。どうして脱サラしたのかや、脱サラ後の人との出会いで学んだこと、人とのつながりの大切さについて話しました。また、今までやってきた仕事や人との出会いは無駄ではなく、今後の財産になるということもお伝えしました。リクエストがあったのでオリジナルソングを弾き語りしました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">鳥取県立鳥取盲学校さんから、「脱サラしたときのことを聞きたいという生徒がいるので、特別授業をしてもらえないか」という依頼をいただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">視力が衰えていくため、新たな職業に就かれる生徒さんのたいへんさは、私などの想像を遥かに超えたものがあると思います。<br>それでも私のささやかな経験が、少しでもお役に立つならと、お引き受けしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長年勤めてきた仕事を辞めて、新たな仕事に挑んだときの気持ちはどんなだったのか？<br>脱サラ後の人との出会いでどんな学びがあったのか？<br>大きくその２つが聞きたいということでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が伝えようと思ったのは、<br>今までの仕事での体験<br>今までの人との出会い<br>すべてに無駄はなく、新たな仕事に、新たな人生に結びついていたということでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">不安より情熱が上回った</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="360" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-2.jpg" alt="オンライ講演会の収録中の笑顔の石川" class="wp-image-3702" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-2.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-2-300x169.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">まず、私は「不安より情熱が上回った」ということを伝えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どんな職業からでも転職や独立起業する際には、不安がつきものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も消防士から講演家に転身したときには、不安がたくさんありました。しかし、５０代とはいえ情熱があふれるほどあったので、やる気だけで突っ走りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の情熱の源は、後悔したくないという思いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防に在職中も、何度となく脱サラに思いを馳せることはありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、本当に考えるようになったのは、妻がうつになった４９歳の頃でした。<br>隔日勤務で、一日置きに妻を一人きりにしていた生活を、なんとかしたいと思うようになったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事内容も、定年に影響を受けることなく、生涯現役で働ける仕事で、ずっとやりたいと思っていたことをライフワークにしたいという思いが強くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防という仕事は、たいへんなことが多いのですが、間違いなくやりがいのある仕事です。<br>しかし、自分が一生やり続けたいことは、全国で講演をしてまわりたいということでした。<br>消防士でいる限りは自由に動くことはできません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今の生き方のまま死ねば、自分はどうなんだろう？<br>自問すると、答えは明らかでした。<br>やりたいことを諦めたまま死ねば、絶対に後悔する！</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな思いが日増しに強くなっていったのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今までの経験は無駄にはならない</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="760" height="432" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/kyukyusha.jpg" alt="夜間雨降りに走行する救急車" class="wp-image-3703" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/kyukyusha.jpg 760w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/kyukyusha-300x171.jpg 300w" sizes="(max-width: 760px) 100vw, 760px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">次に話したのは、過去の経験は、たとえそのときにはネガティブなものに感じていたことであっても、無駄にはならないということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身、32年間消防士として現場活動をやってきたことが、まさか講演に活かすことができるようになるなんて考えてもいませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、悲惨な現場で活動してきたことをお話ししてきたおかげで、こうやって盲学校の皆さんにお話できるチャンスが生まれたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">３２年間勤務した月日は、しっかりと今につながっていることを実感しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">盲学校の生徒さんも、視力が衰えたり失ったりされたことで、以前の職業とまったく違う業種へ進まれる人もいらっしゃると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも以前の職業の体験や学びは、必ずこれからにつながって行くということを話しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人との出会いで学んだこと</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="650" height="420" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/shugou.jpg" alt="邑南町「おおなんフィンランド協会」主催の講演会後懇親会の様子" class="wp-image-3704" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/shugou.jpg 650w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/shugou-300x194.jpg 300w" sizes="(max-width: 650px) 100vw, 650px" /><figcaption class="wp-element-caption">おおなんフィンランド協会の皆さんと</figcaption></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">生徒さんからの質問の中にあった<strong>「人との出会いで受けた影響は？」</strong>についても話しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、学生時代の友人、消防士時代の同僚など、影響を受けた人はたくさんいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラしてからは、今まででは考えられないほどのたくさんの人との出会いがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演も、出会った人たちが次の講演につないでくださる事が多く、人との出会いなしには考えられない職業だと、あらためて思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身も出会った人達、これから出会う人達にいい影響を与えられる人間でありたいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私がお伝えしたかったのは、今までの仕事での体験や今まで出会った人達すべてに無駄はなく、新たな仕事に、新たな人生に結びついているということです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">その他の質問</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-3.jpg" alt="オンライン講演会中の石川のPCディスプレイの画像" class="wp-image-3705" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-3.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/remoto-3-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">授業中にいろんな質問をいただきました。<br>「どんなときに曲作りするんですか？」という質問でした。<br>私の歌をラジオで聞いたことがある生徒さんからでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">オンラインでの授業でしたが、これが２回めで、カメラはもちろん、ギターもマイクもしっかりと準備したので、生徒さんのお顔もしっかりと見ながら授業が勧めました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">２時間という長時間でしたが、脱サラについて話せたことや、リモートでやることが新鮮でした。生徒さん達の新しい挑戦に、心からエールを贈りたいと思います。</p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">「人間と社会」特別授業</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">令和3年1月29日（金）13:20～15:10</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">オンライン</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">主　催</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鳥取県立鳥取盲学校</td></tr></tbody></table></figure>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e4%ba%ba%e9%96%93%e9%96%a2%e4%bf%82/" rel="tag">人間関係</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9/" rel="tag">脱サラ</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%ac%9b%e6%bc%94%e5%ae%b6/" rel="tag">講演家</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>早期退職後の講演活動が新聞に掲載される</title>
		<link>https://tatsusan.com/daininojinsei/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 27 Feb 2020 23:44:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[メディア]]></category>
		<category><![CDATA[心の元気]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=4436</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/daininojinsei.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防を早期退職後に講演活動を開始した石川達之の「第二の人生」を日本海新聞で紹介されました。その内容をご紹介しています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/daininojinsei.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">２０１１年３月末日付で、鳥取県中部消防局を早期退職しました。<br>何年も悩んだ末の脱サラでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歌う講演活動をやっていこうと決めていたのですが、果たして講演依頼をいただけるのか、どんなPRをすればよいのか、まるでわからない手探り状態でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ようやく依頼がいただけるようになりましたが、いち早く新聞に活動を掲載していただいた新聞があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">在職中から、何かにつけて取材していただき、イベントの告知もしていただき、ずっと応援していただいていた日本海新聞さんに取材していただきした。<br>７月の紙面に掲載していただきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">第２の人生、元気届けたい（日本海新聞）</h2>



<p class="wp-block-paragraph">今年３月に中部ふるさと広域連合消防局を辞め、シンガー・ソングライターの道を進むことに決めた。<br>歌だけでなく講演活動も行う予定。<br>「職場の同僚や先輩、後輩、友人たちが応援してくれた。期待に応えたい」<br>と胸を張る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">高校生の時にギターを始め、学園祭で歌ったりもした。<br>大学に進学してからは読書に明け暮れ、人前で歌うことはなく、散文詩を書くなどして過ごした。<br>それが「今の歌づくりに生きている」という。</p>



<p class="wp-block-paragraph">社会人になって音楽を再開。<br>今までにアルバム４4枚、鳥取県出身のミュージシャンとの共作アルバム１枚を発売し、方 言ソングで地元の人の注目を集めた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ユーモアあふれる歌詞と語り。<br>癒やされたい、との思いでライブに足を運ぶファンが多いが、実生活では<br><strong>「病気の家族にどう接していいのか分からず、自分を責めていた時もあった」</strong>という。<br>楽しいこと、つらいこと。 全てを受け止め、第二の人生を踏み出した。<br>講演活動を充実させるため、今は週に１度大阪に通い、メンタルヘルスについて学んでいる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「笑って、泣いて、歌いましょう。人を元気にする活動をしていきたい」。<br>眼鏡の奥で瞳が輝く。湯梨浜町久留、５４歳。</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%bf%83%e3%81%ae%e5%85%83%e6%b0%97/" rel="tag">心の元気</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9/" rel="tag">脱サラ</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>先輩の死が教えてくれたこと</title>
		<link>https://tatsusan.com/senpainoshi/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 08 Apr 2017 03:16:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[人生]]></category>
		<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/04/sansomask.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防士時代の先輩が定年退職を控え、これからの自由な生活を語っていた矢先に癌が発見され、数カ月後になくなりました。それが、自分自身の人生について考えるきっかけとなり、4年後に脱サラを決意しました。先輩の死を通して、人生の意義や自分がやり残すことがないように生きることを教わりました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/04/sansomask.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">「いつ消防士を辞めようと思いましたか？」と、あるラジオ番組で問われたとき、指を折って年数を数えると、決意してから実際に辞めるまでに４年が経過していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その頃、私生活では、家族の病気に悩みながらも、勤務のかたわらライブ活動を続け、ＮＰＯ活動や自主イベントの主催などもやっていました。<br>時間を思うように使えないジレンマがあり、できれば思いっきり活動したいという思いがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事の面では、職場環境も次々改善され、私が入ったころとは比較にならないほど快適なものになっていて、職場の人間関係も良好でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">辞めて自由に活動したいという思いも現実味を帯びることはありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなとき、同じ署に勤務する先輩が病気になりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">定年退職を間近に控え、退職後の自由な生活を語っていた先輩でしたが、毎年人間ドックは欠かさず受診していたのに、大きな病に冒されていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しばらくは仕事を続けながら通院していましたが、その間にも痩せて、だんだん元気がなくなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事柄、目の前で息を引き取る人をたくさん見てきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのつど、胸ふさがれる思いになり、自分の生き方を問いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、すぐにまた次の出動があり、慌ただしい生活の中で、そんな思いも次第に薄らいで行くのが常でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それに、消防を辞めてほかの職業に就くことは、自分の人生を捧げて真摯に仕事に向き合っている同僚たちに対して、とても失礼なことではないか、という思いもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先輩は、辞令交付式では、病床にあって退職辞令を受領することはかないませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、その数か月後に他界しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ署で勤務し、文字通り寝食を共にした仲間が亡くなったという事実が、もう一度自分の生き方を考えさせてくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらく世間的には、公務員という安定した職業を捨て、歌や講演など一般的ではないことを職業にしようとすることを、ばかげた選択だとみられることでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、人からどう見られるかということや経済的不安も含めすべてを取り払って、自分が明日死ぬとしたら、やり残したと後悔することはないだろうかと、リアルに考えることができました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時には「石川君、今のままでええか？」という先輩の声が聞こえる気がしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラを決心してから実行に移すまでの４年間、一度も心が揺らがなくなっていたのは、先輩のおかげだと、今でも感謝しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">春になると毎年その先輩のことを思い出します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>



<p class="wp-block-paragraph">こちらの記事にも先輩の死をきっかけに早期退職に踏み切ったときのことを書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/freshstart/">50代からの人生再出発。人生はいつでも変えられる</a></p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e4%ba%ba%e7%94%9f/" rel="tag">人生</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%8c%e3%81%84/" rel="tag">生きがい</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9/" rel="tag">脱サラ</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>希望の歌へ</title>
		<link>https://tatsusan.com/kibounoutahe/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Feb 2017 23:57:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[希望]]></category>
		<category><![CDATA[脱サラ]]></category>
		<category><![CDATA[音楽]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/02/24076637_s.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>脱サラしたころの原点に帰ろうと思ったエピソードを２つ書いています。消防学校の鬼教官と再開し、交流を続けていることと、入院した晩年の母とのことが、自分をライフワークを今一度考えるきかけになりました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/02/24076637_s.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">昨年、私の講演会に、かつて消防学校で鬼教官と呼ばれていた恩師が、ご家族と一緒に来られました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今でこそ違和感なく「恩師」と書けますが、２８歳だった当時の私は、その厳しさに憎悪の炎をメラメラと燃やしていました。元鬼教官の満面の笑顔を見て、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　筋肉痛に耐えて走ったり、ロープを登ったりしていた光景がよみがえりました。寮生活で、週末だけ帰宅が許されていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">月曜日の朝、車で学校に向かいながら、高い訓練塔が視界に入ると、名状しがたいブルーな気持ちになったものです。ここだけの話ですが（そうは言っても読まれてしまうと思いますが）、陰で同期生達と悪口雑言でストレスの解消をしていました。それも懐かしい思い出です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「僕のこと覚えてくれてましたか？」<br>「覚えてる、覚えてる。潮流も毎月読んどるよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな会話を交わしながら、消防退職４年目にして、またも原点に戻れた気がしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「またも」というのは、以前にも一度、原点を意識したことがあったからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以前、倒れて意識がなくなった母の病室に向かうとき、夜の待合室を通りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夜なのに、数人の方が診察室前廊下のイスに座っていました。苦しみ続けているに違いない母のことを考えながら歩いていた廊下は、かつて救急隊員として何百回も病人やケガ人をストレッチャーに乗せて搬送した見慣れた場所でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かつて、胸を締め付けられるような思いで搬送したことも思い出しました。その時ふいに、そこで不安そうに座っている人達のことが胸に迫ってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">みんな手術を受けている人の心配をしたり、自分自身の病気の不安と戦っていたりしているのだ、ということがリアルに伝わってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は立ち止まって、そこのイスに座っている人、一人一人の肩を抱いて、「たいへんですね。つらいですね」そう言ってあげたい衝動にかられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脱サラした時の、聞いてくれる人の心に寄り添ったり、共感できる歌や話をしたいという原点に戻れた気がしました。それがやがて聞いた人の希望の歌になるように頑張らねばという原点です。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">元教官に、「今夜は米子で飲もう」と誘われましたが、予定があったので、「またこちらから連絡します」と答えたものの、まだ連絡していないのを思い出したので、このあたりでひっそりと拙文を終えたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%b8%8c%e6%9c%9b/" rel="tag">希望</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9/" rel="tag">脱サラ</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e9%9f%b3%e6%a5%bd/" rel="tag">音楽</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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