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	<title>高齢者 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<title>高齢者 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
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	<item>
		<title>残りの人生で、あなたは何を追いかけますか？</title>
		<link>https://tatsusan.com/oikakeru-ikigai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2026 04:39:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[生きがい]]></category>
		<category><![CDATA[シニア]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドライフ]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/family-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>ここ数年、近しい友人が次々に亡くなりました。 考えてみれば、私自身も終活を考えてもいい年齢に来ました。 友人が亡くなったあと、家族が本人のスマホにログインできなくて、友人・知人の連絡先がわからず困ったとか、どんなサブスク [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/family-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">ここ数年、近しい友人が次々に亡くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">考えてみれば、私自身も終活を考えてもいい年齢に来ました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">友人が亡くなったあと、家族が本人のスマホにログインできなくて、友人・知人の連絡先がわからず困ったとか、どんなサブスクに課金してたかがわからず大変だったなどと聞きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分が亡くなったあと、子どもたちが困らないように、いろいろと整理しておくことは大切なことです。<br>少しずつではありますが、準備を始めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それと同時に、やり残したこと、まだ手をつけていないけれど、やらずに死んだら後悔しそうなことを整理しようと考えるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私にとっての終活は、ただ人生を閉じる準備ではありません。<br><strong>「残りの人生の限られた時間を大切に過ごす」きっかけにする終活</strong> でありたいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう考えたとき、ある言葉を思い出しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「夢はかなうためにある」への違和感</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/bookstore-1024x576.jpg" alt="書店の本棚" class="wp-image-8484" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/bookstore-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/bookstore-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/bookstore-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/bookstore.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私が脱サラする前のことです。<br>読んだ本でよく目にしたり、講演でよく耳にしたりした言葉がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「夢はかなうためにある」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。<br>当時、熱い系の講演家がもてはやされていた時期で、ファンの人たちがよく口にしていた言葉でもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「やってやってやり抜け！」<br>「すでに夢が実現したようにイメージしろ！」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな言葉に励まされてがんばっても、夢をかなえられなかった人がいます。<br>夢なんかなくても充実した毎日を過ごしている人もいます。<br>夢がかなえられなかったために、夢見たことを後悔する人さえいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私には夢があります。<br>（キング牧師のような大きな夢ではありませんが）<br>すでにかなった小さな夢もあれば、この歳になってもまだまだ近づけていない夢もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夢かなわずに死ぬかもしれません。<br>それでも、追いかけながら死ねればいいなと思っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「もう時間が足りないだろう」と言われても</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sunatokei-1024x576.jpg" alt="窓際に置かれた砂時計" class="wp-image-8483" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sunatokei-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sunatokei-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sunatokei-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sunatokei.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「そこまで壮大な夢を描いても、残りの人生の時間じゃ足りないだろう」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思われるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、達成できなくても、<strong>夢に向かって進んでいくこと自体に生きがいを感じています。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">実は私、防災士なんです。<br>元消防士なので意外性もなにもないのですが、防災関係の本を読んでいて、この思いを強くした言葉があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>山村武彦</strong> さんの <strong>「新・人は皆『自分は死なないと思っている』」</strong> の中にこうありました。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>悲観的に準備し、楽観的に生きる</strong><br><strong>最善を尽くす</strong></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">準備は最大限に備えて、準備したら日常は楽観的に生きよう。<br>そして最善を尽くす。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>片田敏孝</strong> さんの <strong>「人が死なない防災」</strong> にも、とても感銘を受ける言葉がありました。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>自らの命を守るために主体的たれ</strong><br><strong>最善を尽くしても死ぬかもしれない</strong></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">これは防災だけの話ではないと思いました。<br>夢や目標にもそのまま当てはまります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の夢だから、自分が主体的にやっていく。<br>最善を尽くしても夢は実現しないかもしれない。<br><strong>それでも最善を尽くすことに意味がある。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この言葉に、大きな救いを感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">希望を持って生きることは、心と体にもいい</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ikiiki-1024x576.jpg" alt="清々しい陽を浴びる高齢者の男性" class="wp-image-8482" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ikiiki-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ikiiki-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ikiiki-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ikiiki.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私がそう感じていたことは、実は科学的にも裏付けられていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本で約４万３,０００人を対象に行われた大規模な研究（大崎国保コホート研究）では、<strong>「生きがいがある」と答えた人に比べ、「生きがいがない」と答えた人は全死亡リスクが約１.５倍高かった</strong> ことが報告されています。<br>（出典：Psychosomatic Medicine, 2008年）</p>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカでは、５０歳以上の約７,０００人を追跡した研究で、<strong>「人生に目的がある」と感じている人ほど死亡リスクが低い</strong> ことが示されました。<br>（出典：Psychological Science, 2014年）</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、米国国立老化研究所（NIA）は、<strong>楽観的な姿勢を持つ人ほど長寿で、精神的な健康状態も良好である</strong> という研究結果を紹介しています。希望や前向きな気持ちが、ストレスへの対処力を高め、心身の健康に良い影響を与えると考えられているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、<strong>夢を持ち、希望を持ちながら生きることは、気持ちの問題だけではなく、実際に心と体を健やかにしてくれる</strong> ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「夢」「目標」「使命」など、心が弱っているときには見たくもない言葉かもしれません。<br>でも、心のエネルギーが枯れないように気をつけながら、自分のペースで追いかけていく。<br>そこに、充実感があると感じています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">生き生きと活動する高齢者たち</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/houshisagyou-1024x576.jpg" alt="ボランティア作業を楽しそうにしている高齢者たち" class="wp-image-8481" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/houshisagyou-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/houshisagyou-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/houshisagyou-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/houshisagyou.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">内閣府の調査によると、６０歳以上の高齢者のうち、生きがいを「十分感じている」「多少感じている」と答えた方は、合わせて約８割にのぼります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、社会活動に参加している６５歳以上の方は約半数にとどまっています。<br>参加していない理由として多いのは、「健康や体力に自信がない」、そして「きっかけや機会がない」というものでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">きっかけさえあれば動きたいと思っている方が、実はたくさんいるのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は各地に講演で伺う機会がありますが、地域活動に生き生きと取り組んでおられる高齢者の方々にお会いすることが多くあります。<br>ボランティアや趣味のサークル、地域の見守り活動など、それぞれのかたちで社会とつながり、誰かの役に立つことに喜びを感じておられる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのたびに、こちらのほうが元気と刺激をもらっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">社会活動に参加している高齢者ほど健康状態が良いという調査結果もあります。<br>何かに向かって動いていること、誰かとつながっていること。<br>それ自体が、心と体を支えてくれるのだと実感します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">子どもや孫に見せたい「諦めない姿」</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/shumi-1024x576.jpg" alt="書道に打ち込むおじいちゃんを見てる孫" class="wp-image-8480" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/shumi-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/shumi-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/shumi-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/shumi.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">子育て講演会でお話させていただく機会があります。<br>講演会の中で、こんなことを話しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「子どもが社会人になろうと、私は自分が死ぬまでが子育てだと思っています」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">うちの子どもたちは社会人になり、家庭を持って、しっかりと自立してくれています。<br>ふつうなら、もう親の仕事は終わったといわれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしその後も、親が生きる姿を彼らはずっと見つづけるわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夢をかなえる姿を見せることができれば一番いい。<br>でも、かなえられないかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、<strong>諦めないで、人生を楽しみながら進んでいく姿</strong> を見てもらいたいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">孫たちが「おじいちゃんは楽しそうに何かに向かっている」と感じてくれたなら。<br>自分の未来にも夢を持ってもらえるかもしれない。<br>「年をとっても大丈夫なんだ」と安心してもらえるかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これはあくまで私なりの思いですが、ときに苦しみもがきながらも前を向いている姿は、言葉よりも強いメッセージになるのではないかと思っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">生きているかぎり、伝えつづけたい</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ensou-1024x576.jpg" alt="講演でオリジナルソングを歌う石川達之" class="wp-image-8478" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ensou-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ensou-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ensou-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/ensou.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">生きているかぎり、オリジナルソングも作りつづけたいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、講演やUdemy講座を通じて、一人でも多くの方に伝えていきたいことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切な人に <strong>「ありがとう」</strong> を伝えることの大切さ。<br>命の尊さや、日常のありがたさや、<br>自分が経験してきたこと、学んできたことを、誰かに届けることの意味。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先のことは誰にもわかりません。<br>私の友人たちも、現代では、亡くなるにははまだ早いという言われる年齢で、突然襲ってきた病気に命を奪われてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私だって、いつ何時、予想もしていなかった病気が襲ってくるかもしれません。<br>それでも、なるべくピンピンころりと逝けるように、健康に気をつけながら活動を続けていきたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの経験にも、きっと誰かを救う力があります。<br>あなたの言葉を待っている人が、どこかにいるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その一歩は、必ず誰かに届きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">思い描いた計画は、最善を尽くしても完了できないかもしれない。<br>それでも、追いかけつづける姿勢は、とても尊いものだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まだまだ道の途中です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">合わせて読みたい：<a href="https://tatsusan.com/experience/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「マイナス体験は伝えることで輝く【過去の失敗で傷ついた心を癒やす】」</a></p>



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<p class="wp-block-paragraph">もしこの記事を読んで、ご自身の人生を振り返ってみたいと感じた方へ。<br>バラバラに見えた経験が一つにつながる「自分だけの視点の見つけ方」を、短い動画にまとめました。<br>これからの人生で、自分の体験や学びを大切な誰かに届けるきっかけになれば嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x1f449; <a href="https://lin.ee/n5Ds0gk" target="_blank" rel="noreferrer noopener">無料動画を受け取る（LINE登録）</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考文献：</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>Sone T, et al. &#8220;<a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18596247/">Sense of life worth living (ikigai) and mortality in Japan: Ohsaki Study</a>&#8221; Psychosomatic Medicine, 2008.</li>



<li>Hill PL, Turiano NA. &#8220;<a href="https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4224996/">Purpose in Life as a Predictor of Mortality Across Adulthood</a>&#8221; Psychological Science, 2014.</li>



<li>National Institute on Aging. &#8220;<a href="https://www.nia.nih.gov/news/optimism-linked-longevity-and-well-being-two-recent-studies">Optimism linked to longevity and well-being in two recent studies</a>&#8220;</li>



<li>内閣府「<a href="https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/r04/zentai/pdf_index.html">令和４年度 高齢者の健康に関する調査</a>」</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
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			</item>
		<item>
		<title>【笑いと体操と感謝で心も体も元気に】八頭町丹比地区講演リポート</title>
		<link>https://tatsusan.com/yazu-report/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 12 Oct 2025 23:16:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/yazu100sai.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2025年8月27日、鳥取県八頭町の丹比地区まちづくり委員会さんからご依頼をいただき、地域の皆さんに向けて講演をさせていただきました。 会場に着いて驚いたのは、予想以上に大勢の方が集まってくださっていたことです。そして何 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/yazu100sai.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
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<p class="wp-block-paragraph">2025年8月27日、鳥取県八頭町の丹比地区まちづくり委員会さんからご依頼をいただき、地域の皆さんに向けて講演をさせていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">会場に着いて驚いたのは、予想以上に大勢の方が集まってくださっていたことです。そして何より、皆さんのとびっきりの笑顔。初対面の方ばかりでしたが、とても気さくに話しかけてくださいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この日の講演では、消防・救急現場で経験したことをもとに、笑うこと、家族や身近な人へ感謝を伝えること、人と集まって交流することの大切さを、オリジナルソングを交えながらお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ話を聞いていただくだけではありません。講演前には私も一緒に体操をし、講演後にはお茶を飲みながら皆さんとお話しするという、私にとっても新鮮で温かい一日になりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">百歳体操に初挑戦</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou1.jpg" alt="いきいき百歳体操に参加する石川達之"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演が始まる前に、参加者の皆さんが定期的に取り組んでいる「いきいき百歳体操」が始まりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">せっかくの機会なので、私も参加させていただくことにしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いきいき百歳体操」は、高知市で生まれた、重りを使ってゆっくりと体を動かす体操です。椅子に座って映像を見ながら、一つひとつの動きを丁寧に行います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「百歳体操」という名前を、この日初めて目にしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（百歳まで元気でいられそうな、なんとも縁起のいい名前だなあ）</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなことを思いながら始めたのですが、普段から筋トレをしている私にも、けっこうこたえる動きがありました。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou2.jpg" alt="ゆっくりと百歳体操に取り組む石川達之"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">勢いをつけず、ゆっくり丁寧に動かすからこそ、筋肉にしっかり効いているのが分かります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">参加者の皆さんが、この体操を定期的に続けていらっしゃることにも感心しました。運動だけでなく、顔を合わせて一緒に取り組む時間そのものが、皆さんの楽しみになっているのだと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">会場に広がっていった笑顔</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kouenchu.jpg" alt="八頭町丹比地区の講演会で話す石川達之"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">60分の講演が始まると、最初は少し緊張気味だった皆さんの表情が、少しずつやわらいでいきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防士時代の体験をお話しすると、じっと耳を傾けてくださる。少し笑える話になると、あちらこちらから笑い声が聞こえてくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ギャグソングを歌うと、今度は手をたたきながら笑ってくださいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一人が笑うと、その隣の方も笑顔になる。その笑顔を見て、私も楽しくなってきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演は、講師が一方的に話すだけのものではありません。聞いてくださる方の表情や反応を受け取りながら、一緒にその場の空気をつくっていくものなのだと、改めて感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まだ温かかった、お母さんのお弁当</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/obentou.webp" alt="母親が作った弁当を表す画像"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演では、私が救急隊員だった頃に経験した、忘れられない出来事もお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">冬の寒い朝、バイク事故の救急要請がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">凍結した畑の中で倒れていたのは、19歳か20歳くらいの青年でした。心肺停止の状態で、急いで心臓マッサージをしようと革ジャンの胸のファスナーを下ろしましたが、途中で引っかかって開きません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">胸の中から出てきたのは、まだ温かいお弁当箱でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お母さんが、就職したばかりの息子のために、朝早く起きて作ったお弁当。寒い朝だったので、青年はホッカイロ代わりに胸に入れていたのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">心臓マッサージをしながら、私は思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「お母さん、いつも弁当をありがとう」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">きっと、そう伝えたかったのではないだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">願いもむなしく、その青年の命は戻りませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急車に揺られながら、私は決心しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>（自分は、ちゃんとおふくろに伝えよう。産んでくれてありがとうって）</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この話をしている間、会場は静まり返っていました。皆さんが、それぞれの大切な人を思い浮かべながら聞いてくださっているように感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この出来事については、次の記事に詳しく書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/thanks-3/">「生んでくれてありがとう」と伝えたくなったきっかけは交通事故</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">「ありがとう」は、言わないと伝わらない</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi01.jpg" alt="八頭町丹比地区の広報紙「いきいきたんぴ」の講演記事"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演の後半では、家族へ感謝を伝えることについてお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は以前、耳の遠い父に「育ててくれてありがとう」と伝えたことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">小さな声では聞こえませんから、かなり大きな声になりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「おやじぃー！　育ててくれてぇー、ありがとぉーーー！！」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">この場面を再現すると、会場から温かい笑いが起こりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感謝の言葉は、心の中で思っているだけでは相手に伝わりません。私も父へ伝えるまでは照れくさくて仕方がありませんでしたが、言葉にできたことで、心の中に温かいものが残りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演後、一人の女性が私のところへ来て、こう話してくださいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「私も今度、息子に『ありがとう』って言ってみようと思います。恥ずかしいけど、言わないと伝わりませんからね」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">その言葉を聞いて、講演をさせていただいた意味があったと、心から思いました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">懐かしい歌で学生時代を振り返る</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei2.jpg" alt="講演のスライドを説明する石川達之"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演では、昔の出来事や懐かしい記憶を振り返る「回想法」についても触れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、卒業をテーマにしたオリジナルソング「校庭」を、映像を流しながら歌いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皆さんの表情を見ていると、それぞれの学生時代や、当時一緒に過ごした人たちを思い出しておられるように感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一つの歌をきっかけに、会場にいる一人ひとりの心の中へ、違う風景が浮かんでいたのかもしれません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">お茶の時間に見つけた、元気の理由</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/ochakai.jpg" alt="講演後のお茶の時間に参加者と交流する石川達之"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演が終わると、グループに分かれてお茶の時間になりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も加わり、たくさんの方とお話しすることができました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある方は、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「毎回この集まりが楽しみでね」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">と話してくださいました。別の方は、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「ここに来ると元気になる」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">と笑顔でおっしゃいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに何人もの方から、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「こんなに笑った講演は初めて」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「毎年来てください」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">という、うれしい言葉もいただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">体を動かし、会話を交わすこと。定期的に集まり、顔を合わせて笑うこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この日の皆さんの様子を見ていると、そうした日常の積み重ねが、地域のつながりと一人ひとりの元気を支えているのだと感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">笑って、動いて、感謝を伝える</h2>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi02.jpg" alt="八頭町丹比地区の広報紙に掲載された講演記事"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">八頭町丹比地区での一日を通して、私自身も多くのことを教えていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ゆっくり丁寧に体を動かすこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一緒に集まり、顔を見ながら話すこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">照れくさくても、大切な人へ「ありがとう」を伝えること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どれも、特別な道具がなければできないことではありません。毎日の暮らしの中で、少しずつ大切にしていけることだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この講演の後、私たち夫婦も、運動だけでなく入念なストレッチを続けるようになりました。百歳体操で体験した「ゆっくり丁寧に動く」ということを、自分たちの生活にも取り入れています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">丹比地区まちづくり委員会の皆さん、そして温かく迎えてくださった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皆さんの笑顔から、私の方がたくさんの元気をいただきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">八頭町丹比地区 健康づくり講演概要</h2>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>内容</th></tr></thead><tbody><tr><td>日時</td><td>2025年8月27日（水）</td></tr><tr><td>主催</td><td>丹比地区まちづくり委員会</td></tr><tr><td>場所</td><td>鳥取県八頭町丹比地区</td></tr><tr><td>講演時間</td><td>40分</td></tr><tr><td>講演内容</td><td>消防・救急現場での体験談とオリジナルソングを交え、笑い、感謝、人との交流について伝える講演</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading">地域・高齢者向け講演会のご依頼をお考えの方へ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">地域の健康づくりをテーマとした講演では、32年間の消防・救急現場で経験したことをもとに、笑うこと、家族や身近な人へ感謝を伝えること、人と集まり交流することの大切さをお話ししています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">体験から生まれたオリジナルソングのギター弾き語りも交え、参加される方の年代や、地域・主催者様のご希望に合わせて講演内容を構成します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x25b6; <a href="https://tatsusan.com/heart-health/">心の健康講演会の内容はこちら</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x25b6; <a href="https://tatsusan.com/kenkoukousenjisseki/">これまでの心の健康講演会実績はこちら</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">&#x25b6; <a href="https://tatsusan.com/contact/">講演のご依頼・お問い合わせはこちら</a></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://tatsusan.com/senior_health/">「笑い」と「感謝」がシニアの健康寿命を延ばす</a></li>



<li><a href="https://tatsusan.com/accident-life/">一瞬で消えた4人の命｜救急現場で学んだ今を生きる大切さ</a></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>一人暮らし高齢者への傾聴｜「あなたに生きていてほしい」と思った日</title>
		<link>https://tatsusan.com/ikitehoshii/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 20 Apr 2024 05:13:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[傾聴]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=6574</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/obachan01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>都会でも田舎でも、一人暮らしの高齢者が増えています。 暮らし方は人それぞれです。地域の中で役割を持ち、生き生きと過ごしている人もいれば、人とのつながりが少なく、孤独を抱えている人もいます。 私が消防士をやっていた頃、春季 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/obachan01.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">都会でも田舎でも、一人暮らしの高齢者が増えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">暮らし方は人それぞれです。地域の中で役割を持ち、生き生きと過ごしている人もいれば、人とのつながりが少なく、孤独を抱えている人もいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が消防士をやっていた頃、春季・秋季の火災予防運動期間になると、住宅防火診断や火の元点検などで一人住まいの高齢者家庭を訪問していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">訪問先の中には、心を閉ざして取り付く島もないような態度の高齢者もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、相手の言葉に耳を傾けていくと、しだいに心を開いてくれて、しっかりとこちらの話しを受け止めてくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最初の応対だけを見れば、無愛想で話しにくい人だと思ったかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、こちらの伝えたいことを先に話すのではなく、その人の言葉に耳を傾けたことで、少しずつ会話が変わっていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が傾聴の力を初めて実感した、忘れられない訪問です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「火事で死んだって誰も気にかけちゃくれないよ」</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/ranzatsu.jpg" alt="乱雑な台所" class="wp-image-6576" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/ranzatsu.jpg 900w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/ranzatsu-300x225.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/ranzatsu-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">一人住まいの高齢者といっても、もちろん個性はまちまちです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防官の制服を着て訪問すると、お話好きな人は大喜びで招き入れてくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">中には <strong>「年寄扱いなんかしてもらいたくないよ！」</strong> と、玄関払いする人もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">玄関から中を覗いただけでも、住んでいる環境に大きな違いがありました。 掃除が行き届いてとてもきれいなお宅もあれば、こんな言い方は失礼ですがゴミ屋敷に近い状態のお宅もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなふうに散らかり放題の家に住んでいる高齢者女性の元を訪れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">来意を告げると、とても嫌そうな表情になったんですが、なんとか説得して部屋に上げてもらいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さっそく台所を見せてもらうと、ガステーブルの周囲に食品の包装紙や食器が何層にも積み上げられていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ガステーブルの周囲には物を置かないようにしてください。危ないですよ。調理器具から出火するケースが多いですからね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「火事で死んだって、私のことなんか誰も気にかけちゃくれないよ」 と吐き捨てるように言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">高齢者で心配なのは調理時の着衣着火もあり、こちらに記事も参考にしてください。<br><a href="https://tatsusan.com/chakuichakka/" target="_blank" rel="noopener">おうちごはんが多くなると気をつけたい着衣着火の危険</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">孤独な長い月日を過ごしたおばあちゃん</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="900" height="600" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/kodoku.jpg" alt="古い日本家屋の暗い廊下" class="wp-image-6577" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/kodoku.jpg 900w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/kodoku-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/kodoku-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">古い日本家屋の暗い廊下</p>



<p class="wp-block-paragraph">なんとか会話がしたくて、いろいろと話しかけますが、事務的な返事ばかりでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">息子家族がいるが、都会に住んでいてめったに帰って来ないということはわかりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「親を一人でほったらかしても、平気な親不孝な息子だよ」<br>ポツリとそう言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「帰りたくても、仕事が忙しくてなかなか帰って来れないんじゃないですか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「盆も正月も、会社は休みだろうよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">プライバシーに関わることなので、親子関係を詳しく聞くことはできません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">息子を非難がましく言ってしまうのも、部屋に物が散乱しているも、孤独な歳月を長く過ごしたせいではないかと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">息子が親元を離れて都会で暮らし、何年も何年も経つうちに、しだいに心を閉ざすようになってしまったのではないかと推察しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">心を閉ざしてしまったためか、近所付き合いもほとんどないようでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">寂しさは人の心を頑なにする</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="900" height="600" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/mago.jpg" alt="二人の園児の遊ぶ姿" class="wp-image-6578" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/mago.jpg 900w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/mago-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/mago-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">古新聞や、脱ぎ捨てた衣類が散らかった居間のタンスの上に写真立てがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">写真には、孫らしき子どもとおばあちゃんの姿がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「お孫さんですか？」と聞くと、「ああ」とそっけない返事。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「お二人ともいい笑顔ですね。僕もおばあちゃん子だったんで、こんな写真みると思い出します」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「近くにいるのかい？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もうずっと前に亡くなってるんですが、今でも会いたいって思ってます」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いいおばあちゃんだったんだね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「お孫さん、可愛いでしょう」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そりゃ可愛いさ。息子が連れて帰って来ないけどね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「それは寂しいですね。お孫さんも会いたいでしょうに」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「たまに電話をかけてくれるんだよ」 おばあちゃんは、やっと笑顔になってくれた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「大きくなったら、一人でも会いに来てくれますよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そうなったら嬉しいね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「だから、火災にならないように、健康にも気をつけて長生きしましょう」</p>



<h2 class="wp-block-heading">泣きながら見送ってくれたおばあちゃん</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="900" height="600" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/wakare.jpg" alt="畑にたたずむ高齢女性の姿" class="wp-image-6579" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/wakare.jpg 900w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/wakare-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/04/wakare-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">畑にたたずむ高齢女性の姿</p>



<p class="wp-block-paragraph">あんなに無愛想だったおばあちゃんは、話をするうちに少しずつ心を開いてくれました。ガステーブルの周囲も、片付けていくと約束してくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">おばあちゃんが心を閉ざすまでには、いろんなことがあったのでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たまたま訪ねてきた私のような者でも、きちんと耳を傾けることで、少しだけ気持ちが楽になり、素直な思いを話せるようになったのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">辛いことや、不安なことがあっても、誰かに話すこともなく、ただ一人の時間を黙々と過ごしていれば、誰だって心を閉ざしたくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お暇する時、玄関の外まで出て見送ってくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">振り返ると、服の袖で目尻の涙をぬぐっているのが見えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その姿を見て、こちらの胸も熱くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「あなたに生きていて欲しい」</strong><br>心からそう思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">亡くなった祖母のことを思い出しながら、おばあちゃんに手を振りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">亡くなった祖母の事を 思い出しながら、おばあちゃんに手を振った。</p>



<h2 class="wp-block-heading">傾聴は、ただ黙って聞くことではない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私は、防火上の危険を伝えるために、この家を訪問しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、こちらの正しいと思うことを一方的に話すだけでは、おばあちゃんの心には届きませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず必要だったのは、なぜ「火事で死んだって、私のことなんか誰も気にかけちゃくれないよ」と言うのか、その言葉の奥にある思いへ耳を傾けることでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、一度話を聞いただけで、おばあちゃんの孤独がなくなったわけではありません。親子関係が変わったわけでもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、孫の写真をきっかけに会話を重ねるうちに、険しかった表情がやわらぎ、防火についての話も受け止めてもらえるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">相手のために何かを伝えたいときほど、先に相手の話を聞く。</p>



<p class="wp-block-paragraph">傾聴とは、ただ黙って聞くことではなく、「あなたの思いを大切に受け止めています」と態度で伝えることなのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この出来事から感じたことを、短い動画でもお話ししています。</p>



<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C0L5Cjoyl8N/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C0L5Cjoyl8N/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C0L5Cjoyl8N/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank" rel="noopener">たつゆき/心が軽くなる言葉(@tatsu_kotoba)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script>



<h2 class="wp-block-heading">この経験を、傾聴と心の健康の講演で伝えています</h2>



<p class="wp-block-paragraph">消防士時代には、この訪問だけでなく、救急現場、火災現場、救急車の中などで、傾聴の必要性を感じることが何度もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">相手が怒っているように見えても、その奥には、不安、悲しみ、寂しさが隠れていることがあります。こちらの用件や正しさを優先するだけでは、届かない言葉があることを現場で学びました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2025年6月21日には、よなご傾聴しあわせの会主催の講演会「心を込めてリッスン～笑って泣いて心の健康講演会」で、こうした消防士時代の経験をお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">傾聴する人は、相手の苦しさを受け止める一方で、自分自身も心の負担を抱えることがあります。そのため、この講演では傾聴の大切さだけでなく、聞き手の心の健康についても、実体験と歌を交えてお伝えしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/keichounokai/" target="_blank" rel="noopener">「笑って、笑って、そして泣いた」よなご傾聴しあわせの会講演会</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">地域の見守り、民生委員、福祉関係者、自治会、婦人会・女性会などの研修では、対象や目的に合わせて、傾聴、孤独、言葉の力、支える側の心の健康についてお話しできます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/heart-health/" target="_blank" rel="noopener">心の健康講演会の内容</a></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://tatsusan.com/jiichanbaachan/" target="_blank" rel="noopener">おじいちゃんおばあちゃんが子育てに口を出して困るときには</a></li>



<li><a href="https://tatsusan.com/inochikouen/" target="_blank" rel="noopener">「生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「何日分も笑いましたわ」高齢者のつどいで心の健康講演｜琴浦町</title>
		<link>https://tatsusan.com/kenkoudukuri/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 24 Mar 2023 20:10:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[ストレス解消]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[老人クラブ]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3195</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/kenkoukouen-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>「笑った、笑った。もう何日分も笑いましたわ」 講演が終わったあと、参加者の方がそう話してくださいました。 2022年12月6日、鳥取県琴浦町で開催された「第18回琴浦町高齢者のつどい」で、講演をさせていただきました。 こ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/kenkoukouen-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph"><strong>「笑った、笑った。もう何日分も笑いましたわ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">講演が終わったあと、参加者の方がそう話してくださいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2022年12月6日、鳥取県琴浦町で開催された「第18回琴浦町高齢者のつどい」で、講演をさせていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この日の演題は、<strong>「明るく楽しく健康づくり」</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">消防・救急現場で経験したことを交えたお話と、オリジナルソングを通して、笑うこと、感情を表すこと、人とつながることの大切さをお伝えしました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">笑うことも、人とつながることも心の健康につながる</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="387" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou01.jpg" alt="ケーブルテレビ放送の心の健康講演会で話す石川" class="wp-image-1593" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou01.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou01-300x181.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">心が弱ったとき。<br>人恋しくて、せつないとき。</p>



<p class="wp-block-paragraph">親しい人と会って話をしたり、一緒に笑ったりする時間は、心を少し軽くしてくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、年齢を重ね、外出しづらくなったり、人と会う機会が少なくなったりすると、会話や笑う時間も減ってしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときのためにも、私は講演の中で、楽しめるものをいくつか持っておくことが大切だとお話ししました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>一人でも楽しめるもの</li>



<li>誰かと一緒に楽しめるもの</li>



<li>外でできるもの</li>



<li>家の中でできるもの</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">趣味と呼べるほど立派なものでなくても構いません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">音楽を聴く。<br>本を読む。<br>花を育てる。<br>誰かに電話をする。<br>テレビを見て笑う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の心が少し動くものを、日頃から見つけておくことが、心の健康を守る助けになると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、年齢に関係なく、多くの人が楽しめるものの一つが<strong>笑い</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑いと健康については、ストレス反応や気分、免疫に関わる指標との関係が研究されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、笑いは病気を防ぐ万能薬ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が講演で大切にしているのは、知識として笑いの効果を説明するだけでなく、<strong>実際に声を出して笑い、張り詰めた心を少しゆるめていただくこと</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑いと健康の関係については、次の記事で詳しく紹介しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/waraideyobou/">笑いがストレスや心の健康に与える影響について詳しく見る</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">話と歌で、笑っていただきました</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="373" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou04.jpg" alt="石川達之の講演で笑う参加者" class="wp-image-1596" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou04.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou04-300x175.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption class="wp-element-caption">TCC鳥取中央有線放送株式会社のニュース映像</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">この日の講演でも、私の話と歌で何度も笑いが起こりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やっている私自身も、皆さんと一緒に笑いながら、大いにストレスを発散させていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演というと、講師が一方的に話し、参加者は静かに聞くものと思われるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、私の講演では、消防・救急現場での体験や家族との出来事を、時にはユーモアを交えながらお話しします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">話でも笑う。<br>歌でも笑う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑いによって会場の空気がやわらぐと、命や家族、心の健康についての話も、自然に受け止めていただけるように感じます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">オリジナルソング「いなくなるなら」</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="600" height="338" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou0.jpg" alt="講演する石川達之" class="wp-image-1592" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou0.jpg 600w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou0-300x169.jpg 300w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演の後半では、オリジナルソングの<strong>「いなくなるなら」</strong>を歌いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この歌は、私が消防士として救急現場に出動した経験をもとに作った曲です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急現場では、穏やかだった日常に、突然の別れが訪れる場面を何度も見てきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">悲しむご家族の姿を前にして、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もっと感謝の言葉をかけてあげたかった」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつも思っていたのに、伝えられなかった」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな思いが残されているように感じることがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その姿は、救急隊員だった私の心にも深く残りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>大切な人に伝えたい言葉は、伝えられるうちに伝えておきたい。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">「いなくなるなら」には、そんな思いを込めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この歌を歌っているとき、涙を拭っている方もいらっしゃいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑うことも、泣くことも、どちらも大切な感情です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑って心がゆるみ、歌を通して大切な人を思い出す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の講演が、そのような時間になればと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この日は、ケーブル局のTCC・鳥取中央有線放送株式会社さんが取材に来られ、「いなくなるなら」を歌う場面も放送していただきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「胸の中がスーッとしました」</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="369" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou02.jpg" alt="ケーブルテレビ放送の心の健康講演会で話す石川達之" class="wp-image-1594" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou02.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/akarukukenkou02-300x173.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">講演が終わったあと、何人もの方が話しかけてくださいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「笑った、笑った。もう何日分も笑いましたわ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「胸の中がスーッとして、気持ちが穏やかになりました」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">その言葉を聞きながら、笑うことや感情を表すことには、心にたまっていたものを外へ出す力があるのだと、あらためて感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">参加者の皆さんの元気そうな笑顔を拝見しながら講演をさせていただき、私の笑顔も、おそらく皆さんと同じように輝いていたと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">高齢者向けの心の健康講演を行っています</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私は、消防士・救急隊員として経験したこと、家族との出来事、笑い、オリジナルソングを組み合わせた心の健康講演を行っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">高齢者大学、老人クラブ、社会福祉協議会、公民館、自治体の健康づくり事業など、参加される方や開催目的に合わせて内容を構成します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">笑うだけで終わるのではなく、ときには涙を拭い、家族や大切な人のことを思い出す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演から帰ったあと、誰かに優しい言葉をかけたくなる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのような時間をお届けしたいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/heart-health/">心の健康講演会の内容を見る</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/kenkoukousenjisseki/">これまでの講演実績を見る</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">講演についてのご相談は、こちらからお願いいたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://tatsusan.com/contact/">講演会について問い合わせる</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">講演会概要</h2>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><th>項目</th><th>内容</th></tr><tr><td>行事名</td><td>第18回琴浦町高齢者のつどい</td></tr><tr><td>日時</td><td>2022年12月6日（火）</td></tr><tr><td>演題</td><td>「明るく楽しく健康づくり」</td></tr><tr><td>場所</td><td>鳥取県東伯郡琴浦町徳万　生涯学習センターまなびタウンとうはく</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>おうちごはんが多くなると気をつけたい着衣着火の危険</title>
		<link>https://tatsusan.com/chakuichakka/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Mar 2020 20:31:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[防災]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3210</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2020/10/gasukonro.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>新型コロナウイルス対策で自宅での食事が増えました。家庭内の火災の原因となる着衣着火による火災について書いています。着衣着火による火災は高齢者に多く、年齢層に関係なく危険性があるため、注意が必要です。また、着衣着火の防止対策についても紹介しています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2020/10/gasukonro.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">新型コロナウイルス対策で外食回数がガクッと減って、全国的に自宅での食事が増えてますね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外食しないとなると、おうちごはんとなるわけですが、どうしても冷凍食品やカップ麺的な食品が多くなりますね。<br>最近はずいぶんおいしいものが多くなったとはいうものの、毎食はきついので夕食くらいは手料理にするか、なんて家庭もあるんじゃないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自宅で調理する機会が多くなると気をつけたいのが、<strong>着衣着火</strong>による火災ですね。<br>着衣着火とは、文字通り着ている衣類に火がつくことなんですが、こんろの火などが着衣の袖や裾に着火するというのが一番多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「自分たち家族は大丈夫だけど、田舎の親が心配」</strong><br>という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">確かに、着衣着火の火災は、ほとんどが高齢者ですが、それ以外の年齢層でもあります。<br>子どもの着衣着火の火傷というケースもありますので、注意するにこしたことはありません。<br>ふるさとのご両親の安全も、いまいちど考えてあげましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が鳥取県中部消防局に勤務していたころ、何度か着衣着火による火災に出動しました。<br>火災原因調査をやって気づいたことなど、着衣着火に対する注意点をお伝えしたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">着衣着火でどれくらい被害が？</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="639" height="423" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/macchi.jpg" alt="仏壇のローソクにマッチで火をつける画像" class="wp-image-1189" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/macchi.jpg 639w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/macchi-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 639px) 100vw, 639px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">総務省消防庁の「消防統計（火災統計）」によれば、<strong>毎年約１００人の方が着衣着火でお亡くなりになっている</strong>とあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これはあくまで住宅火災ですが、それ以外も含めると合計<strong>１１１人</strong>の死者数でした。<br>そのうち、<strong>６５歳以上が１００人</strong>と、ほとんどが高齢者というのが現実です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">全国でこの件数は少なく思えますが、死者数が約１００人ということは、死に至らなかった負傷者数については記載はありませんが、かなり多くなると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が消防士だった３２年間、鳥取県の中部地域という全国有数の人口の少なさでも、着衣着火が何件かあり、負傷者を救急搬送したことが何度かありました。<br>ということは、危険性はどこでもあるということですね。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="423" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/gasukonro2.jpg" alt="ガステーブルの画像" class="wp-image-1188" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/gasukonro2.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/gasukonro2-300x198.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">着衣着火といっても、いろいろなケースがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">住宅内で一番多い原因は、こんろ（ほとんどがガスコンロだと思いますが）の炎が服の袖や、マフラーなどに着火するケースです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「うちは田舎の親が心配で、調理はＩＨにかえたよ」</strong>という方も多いと思います。<br>昔と違って今は、ガスこんろも安全機能が充実してきて、天ぷらをするときに火がつっきぱなしでも、<strong>加熱防止装置</strong>が作動して自動消火してくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">鍋のかけ忘れでも、<strong>消し忘れ消火機能</strong>がありますし、煮物がふきこぼれても、<strong>立消え安全装置</strong>が作動してくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以前、私が出動した事例で、天ぷら鍋のかけ忘れが原因の火災がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「加熱防止装置がついているはずんなんだけど、なんで火災になったんだろう？」と、頭をひねりながら原因調査をしていたら、２口ガスこんろの片側１口にしか加熱防止装置がついていなくて、ついていない方のゴトクに天ぷら鍋をかけていたことがわかりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">高齢者が使うのであれば、特に安全機能の万全なものを使用してただきたいと思ったものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading">よくある着衣着火の事例</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>・コンロの奥に置いてある調味料などを取ろうとして着火<br>・調理中に首に巻いていたマフラーの裾が、こんろの火と接触して着火<br>・仏壇のお供え物をとろうとして、腕をのばしたらローソクの火が服に着火<br>・電気ストーブに衣類が触れて着火</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">ずいぶん昔に私が救急出動したのは、子どもがライターで火遊びをしていて衣服に着火し、火傷を負ったケースです。<br>その後、いわゆる使い捨てライターは、安全装置がついて子どもの力では着火できないようになりましたが、それまではライターを使った火遊びからの火災もけっこうありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">屋外では、ゴミ焼きをしていて火がついたというケースもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今は、昔みたいに敷地内で焚き火のようにゴミを焼くことが条例などで禁止されているので、かなり少なくなったとは思いますが、畑で枯れ草を焼いたりなどは今もよくあります。<br>風の強さや着ている衣類には十分気をつけて、消火の用意もしていただきたいですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">もし着衣に火がついたら</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/fire.jpg" alt="バーベキューコンロで調理している画像" class="wp-image-1190" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/fire.jpg 640w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/fire-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>
</div>


<p class="wp-block-paragraph">もし服やマフラーに火がついたら、近くに水があれば、<strong>すぐに水をかぶる</strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">気が動転して（そりゃあわてますよね）、走り回ったりすると、よけいに火の勢いが強くなり逆効果になります。<br>そんなときには、<strong>地面に転がる</strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バーベキューの盛んなアメリカでは、走らない・地面に転がる<strong>「Stop,Drop,Roll」</strong>を標語にしているそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（参考文献「火災の科学」辻元誠著）</p>



<h2 class="wp-block-heading">着衣着火の防止対策</h2>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>・防炎のエプロンなど防炎物品を使用する<br>・袖や裾が着火しやすい服は着ない<br>・仏壇の灯明を電気にする<br>・電気ストーブから安全な距離をとる<br>・ガスこんろの奥に調味料などを置かない</strong>（こんろのまわりを整理整頓）</p>



<p class="wp-block-paragraph">ご自身はもとより、ふるさとの実家に帰省の際には上記のことを確認してあげましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここのところ連日の新型コロナウイルス関連のニュースで、四六時中意識にのぼってきますが、それでも毎日どこかで火災は起こり、消防車は走っています。<br><br>病気も事故も火災も、遠ざけることができることには万全を尽くしたいものだと、私自身も自戒してます。</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85/" rel="tag">高齢者</a></div>


<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>自分を大切にする一年に</title>
		<link>https://tatsusan.com/taisetsunisuru/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 09 Dec 2017 04:15:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[心身健康]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3656</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/12/sports.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>友人との会話が健康に関するものが増えてくる年齢になりました。老後に対してネガティブなイメージが強くて「長生きしようと思わない」と言う友人もいます。しかし、実際に救急現場で活動してきた身からすると、何歳になっても「もういいです」と搬送拒否する人はおらず、逆に命乞いをする人がいます。やはり、自分自身を大切にしながら健康的に齢を重ねることが一番大切です。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/12/sports.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">新年に届いた同世代の友人からの年賀状には、病気の報告があっだり、自身のメタボを自虐的に書いていたりなど、健康に関して一筆書いてあることが多くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">年賀状に限らず、久しぶりに会う同級生との会話も、健康の話題が多くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、中には学生時代と変わらず「長生きなんてしようと思わない」といまだに言う者もいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なんだかんだ言いながら、すでにそこそこ長生きしてるじゃないか!」と皆から突っ込まれていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今では耳にすることもなくなった言葉ですが、「しらけ世代」の私たちが若い頃には、「長生きしたいなんて思わない」と口にすることで、刹那的に生きることがとてもかっこよく感じられたものでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明日も明後日も生きているのが当たり前で、元気に目覚めることが当然だと考えていた年頃でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まるで生に執着することがぶざまであるかのような、病気と闘っている人に失礼千万な思い込みを口にしていたものだと、今になってみるとあきれるばかりです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時代が変わり、男性の平均寿命も80歳を越えた現代では、当時ととはまた違った意味で「長生きなんて」という言葉を口にする人が多くなったようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">生き生きとかっこよく仕事をこなす高齢者が増える一方で、老老介護や下流老人問題など、将来を悲観したくなるニュースが多いことも大きな理由かもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうかと言って、現実に多くの救急現場に出動してきた私の経験では、痛みに苦悶の表情を浮かべ呻吟しつつ搬送を急かせる人はいても、「それじゃ80歳になったのでそろそろ逝きます」と、スパッと突然死した人は見たことがありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長い病床生活を経験し静かな面差しで救急車に揺られている人はいても、自損行為は除き、生への未練を断ち切って搬送を拒否する人には出会ったことがありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の友人に限らず、過食や運動不足の不摂生な生活を送っていることに後ろめたさを感じ、病気で苦しむ暗い老後というイメージを抱き、「それなら長生きなんて」と考える人も多いのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、病気があっても長生きできることのほうが多い時代です。<br>寿命は、なかなか自分の思惑通りに決定できるものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうせ生きるのであれば、すでにある病気とも付き合いながら、少しでも健康的に齢を重ねていきたいものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つらいことを体験して人の心の痛みがわかるように、自分自身を大切にすることで、他人を大切に気づかうことができるのではないかと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身も心身を大切にすることを心がけながら、昨年以上にたくさんのいい出会いがある一年にしたいと思います。</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%bf%83%e8%ba%ab%e5%81%a5%e5%ba%b7/" rel="tag">心身健康</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85/" rel="tag">高齢者</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>もっと分かってあげればよかった</title>
		<link>https://tatsusan.com/mottowakatte/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Sep 2017 00:19:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[災害]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=3641</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/199147_s.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>神戸市長田区で心の健康をテーマの講演をしました。高齢者の方が多く、消防現場のエピソードや歌に、涙し、また大笑いされました。講演後の質疑応答の時間では、多くの人が感想や自分自身の体験を涙ながらに話されました。その中でも、亡くなった家族のことを「もっと分かってあげればよかった」という言葉が、貴重な自問する機会となりました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/09/199147_s.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p class="wp-block-paragraph">2月28日に神戸市長田区で、「笑って泣いて心の健康」という演題で講演講師を務めました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1月17日に会場の下見と打ち合わせのために、担当者とお会いしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">会場となる長田区役所の大会議室前の広いスペースに、記帳台が置かれていました。たまたまその日は阪神淡路大震災が発生した日でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演当日は、私よりもはるかにすさまじい体験をされた人たちが、たくさん来場されるのだろうと予想しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長田区役所のあんしんすこやか係の人たちのおかげで、ずいぶん早い時点で定員100人を超えるたくさんの参加申し込みがあったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">事前に聞いていたとおり参加者のほとんどが、いわゆる高齢者といわれる世代の人たちでした。<br>笑いには厳しいといわれる関西の皆さんが、最初のあいさつから大笑いされるのを見て、いつもと変わらず全力で話せました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">後半では、何人もがハンカチを手に、涙を拭ておられました。おそらく、私の体験談や歌に自らの人生を重ね合わせて聞いていただいたのだろうと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演の後に質疑応答の時間が設けられていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例年ほとんど手が上がらないと聞いていましたが、予想に反して、一斉にたくさんの手が上がりました。次々にマイクを握って話された内容は、質問ではなく、講演の感想と、ご自身の体験と思いでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今までの自分の人生を、あらためて振り返るいい機会になりました」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私はこんないい年齢になりましたが、今日のお話は自然にスーッとってきました」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「子どものころはとてもひどい人生だと思ったけど、素晴らしい伴侶にも巡り会えて、いい人生だと思えるようになりました」</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハンカチで涙を拭いながら、「感謝の思いはあったのに、言葉で伝えてあげられなかった」と話れた人もいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">講演終了後にも、たくさんの人が話しかけてこられました。<br>震災で亡くされた家族のことを語られた人もいらっしゃいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もっとわかってあげればよかった」と言われた人もいらっしゃいました。<br>そのひと言に、十年もの切ない思いが凝縮されていると感じました。人生を長く生きて<br>こられた人の心の中の言葉に触れ、私の方が大事なメッセージをいただい日となりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先日、参加された人から届いたお礼のはがきを 読み、あらためての講演の日のことを思い出しました。私は大切な人たちのことを「もっとわかってあげられているのか」と自問しながら。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（新聞の月一コラムに掲載されたエッセイです）</p>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e7%81%bd%e5%ae%b3/" rel="tag">災害</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85/" rel="tag">高齢者</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
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