<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>心の健康 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
	<atom:link href="https://tatsusan.com/category/kenkou/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://tatsusan.com</link>
	<description></description>
	<lastBuildDate>Sat, 18 Apr 2026 22:40:14 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.9.4</generator>

<image>
	<url>https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2023/03/cropped-logo001-32x32.png</url>
	<title>心の健康 &#8211; 石川達之ホームページ</title>
	<link>https://tatsusan.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>大人だって泣いていい｜涙が心を癒やす理由と元消防士の体験</title>
		<link>https://tatsusan.com/naiteii/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Apr 2026 22:36:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[ストレス解消]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[泣くこと]]></category>
		<category><![CDATA[涙]]></category>
		<category><![CDATA[笑い]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=8427</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/nakenai-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>こんなに悲しいはずなのに、なぜ涙が流れないんだろう。 そんなことを思った経験はないでしょうか。 大人になると、悲しい出来事にぶつかっても、なかなか泣けません。いっそ泣きたいと思っても、無意識のうちに感情を押し込めてしまう [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/nakenai-1024x576.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p><strong>こんなに悲しいはずなのに、なぜ涙が流れないんだろう。</strong></p>



<p>そんなことを思った経験はないでしょうか。</p>



<p>大人になると、悲しい出来事にぶつかっても、なかなか泣けません。<br>いっそ泣きたいと思っても、無意識のうちに感情を押し込めてしまう。</p>



<p>私は、かつて消防現場で長年活動していました。<br>何度も何度も、泣きたいほどの場面に立ち会いました。</p>



<p>また私生活でも、精神的に苦しい時期を過ごしました。</p>



<p>それでも泣けませんでした。</p>



<p>あの頃の自分に、今なら言えることがあります。</p>



<p><strong>「泣いたっていいんだよ」</strong> と。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「笑う」と「泣く」が心の傷を癒やす</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/naitemiru-1024x576.jpg" alt="空を見上げる男性" class="wp-image-8435" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/naitemiru-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/naitemiru-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/naitemiru-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/naitemiru.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>人間には「喜怒哀楽」という４つの感情があります。</p>



<p>この中で、ストレスの解消に特に効果があるのは<strong>「笑うこと」</strong>と<strong>「泣くこと」</strong>だと言われています。</p>



<p>笑うことが体にいいというのは、よく知られるようになりました。<br>落語を聴いた後に免疫力が上がったという研究や、「笑いヨガ」のような健康法もあります。</p>



<p>では、泣くことはどうでしょう。</p>



<p><strong>泣くことは、笑うこと以上に強いストレス解消効果がある</strong>と言われています。</p>



<p>「えっ、泣くことのほうが？」と思われるかもしれません。</p>



<p>泣くという行為は、苦しさや悲しみから引き起こされるネガティブな行為だから、逆にストレスを溜めるんじゃないか、と思われるかもしれません。</p>



<p>でも、思い出してみてください。<br>つらくてつらくて、思いきり泣いた後、ふっと気持ちが軽くなった経験はありませんか。</p>



<p>あれは気のせいではなく、体の中で実際に起きている変化なのです。</p>



<p>合わせて読みたい：<strong><a href="https://tatsusan.com/negative-ok/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">ネガティブ感情だって大切</a></strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">涙がストレスを洗い流す科学的な理由</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/namida-1024x576.jpg" alt="女性の涙のアップ" class="wp-image-8429" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/namida-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/namida-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/namida-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/namida.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>涙には、大きく分けて３つの種類があります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>目を潤すための「基礎分泌の涙」</li>



<li>玉ねぎを切ったときなどに出る「反射の涙」</li>



<li>感情が動いたときに流れる「情動の涙」</li>
</ul>



<p>この中で、ストレス解消に深く関わっているのが<strong>「情動の涙」</strong>、つまり感情によって流れる涙です。</p>



<p>アメリカの生化学者ウィリアム・フレイ博士の研究によると、感情による涙には、ストレスホルモンであるコルチゾールや、副腎皮質刺激ホルモン（ACTH）が含まれていることがわかりました。</p>



<p>つまり、<strong>泣くことで、体内に溜まったストレス物質が涙と一緒に外へ排出される</strong>のです。</p>



<p>さらに、感情的に泣いた後は、副交感神経が優位になります。<br>副交感神経とは、体をリラックスさせる神経のことです。</p>



<p>泣いた後にスッキリするのは、<strong>体がリラックスモードに切り替わる</strong>からなのです。</p>



<p>泣くことを我慢し続けると、ストレス物質は体内に留まり続けます。</p>



<p>だからこそ、涙を流すことには意味があるのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">救えなかった命への無力感</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sutoresu-1024x576.jpg" alt="救急車の後部でうなだれる消防士" class="wp-image-8431" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sutoresu-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sutoresu-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sutoresu-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/sutoresu.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>消防士として現場に出動し、必死に活動しても救えなかった命があります。</p>



<p>交通事故で大破し、積み重なった車両から人命救助をするとき、倒れてきそうな車両をワイヤーで引っ張り、文字どおり命がけで作業をしても、救えないときがありました。</p>



<p>現場到着時には、すでに即死状態であることもありました。</p>



<p>どうすることもできない状況であったとしても、現場で活動した隊員として、名状しがたい無力感に襲われます。</p>



<p>その無力感に、どう向き合っていいのかわからないまま、また次の現場へ向かいました。</p>



<p><strong>「消防さん、お願いです。なんとかしてください！　助けてやってください！」</strong></p>



<p>呼吸が停止してすでに数時間が経過した亡骸を指差して、泣きながら嘆願するご家族の姿は、目に焼きついてなかなか消えてくれませんでした。</p>



<p>愛する人と変わり果てた姿で対面した人の苦しみの声が、救急隊員である私たちの胸に突き刺さりました。</p>



<p><strong>「お母さん、がんばって！　がんばって！　返事してぇ！」</strong></p>



<p>朝は普通に話をしていた母親が、もう二度と動かないのだという事実を、娘さんが受け入れるにはどれだけの時間が必要だったでしょう。</p>



<p>非番の日になっても、その光景はよみがえってきました。<br>未消化な感情が、いつまでも胸の中にとどまっていました。</p>



<p>職務を遂行しながら、ずっと息苦しさを感じていました。<br>思えば、そんな無力感をたくさん溜め込んでいました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">感情を否定した上司の言葉</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/kougi-1024x576.jpg" alt="講義中にうなだれる消防士" class="wp-image-8434" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/kougi-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/kougi-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/kougi-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/kougi.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>阪神淡路大震災のあと、メンタルを壊した消防士が多かったため、消防庁からメンタルケアを指導する文書が全国の各消防局に送られてきました。<br><strong>「惨事ストレス」</strong> という言葉がクローズアップされはじめた頃のことです。</p>



<p>当時、私が勤務していた消防署でも、当直司令が署員を集めてメンタルヘルスについて話をしました。</p>



<p>その当直司令は、心身ともに強靭で消防戦術にも詳しい、いわばスーパーマンのような上司でした。<br>誰も逆らえないムードの中で、メンタルヘルスの指導要領に基づいてひととおり話した後、こう言ったのです。</p>



<p><strong>「まぁ、どんな現場だろうと消防職員が惨事ストレスになること自体がおかしいことだ。そんな奴には消防職員としての資格がない」</strong></p>



<p>その言葉に、頷く同僚たち。</p>



<p>しかし、私はその言葉に同意することができず、怒りがこみ上げてきました。</p>



<p><strong>あんたがどれだけの現場を見てきたんだ。</strong><br><strong>苦しさを感じたり、悲惨さに心を痛めることさえないというその感受性こそ問題だろうが。</strong></p>



<p>いろんな言葉が頭の中をぐるぐると回りました。</p>



<p>しかし階級制度の中で動いている社会であり、特にカリスマ性を振りかざすその上司に面と向かって異を唱えるわけにはいきませんでした。</p>



<p>惨事ストレスを起こしやすい状況として、次のようなことが挙げられています。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>悲惨な遺体を扱う（損傷の激しい遺体、自殺者）</li>



<li>子どもの遺体を扱う（特に自分の子どもと同じ年齢の場合）</li>



<li>被害者が肉親や知り合いである</li>



<li>活動中にケガをする、同僚が負傷・殉職する</li>
</ul>



<p>そんな過酷な状況の中で活動を続け、心を壊してしまった消防士や消防団員、警察官、自衛官たち。</p>



<p>あの上司の言葉は、彼らの苦しみを否定したのだと思いました。</p>



<p>「惨事ストレス」という概念は、現在ではさらに広くとらえられるようになっています。<br>大惨事の体験者だけでなく、日常生活の中で交通事故現場を目撃して心が苦しくなる場合も含まれます。</p>



<p>何度もくり返し放送される悲惨な事件や事故のニュースを、ただ見ているだけでも、しだいに心が重くなることがあります。</p>



<p>悲しかったり、苦しかったりした過去を思い出して、苦しくなることだってあります。</p>



<p>そんなときに、<strong>泣くことも、苦しみを感じることも「弱さ」ではありません。</strong><br>それは、人として当然の反応です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">大人だって泣いていいんだ</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/waraitonamida-1024x576.jpg" alt="笑った顔の女性と泣いている女性" class="wp-image-8430" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/waraitonamida-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/waraitonamida-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/waraitonamida-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/waraitonamida.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>大人になると、なかなか泣けません。<br>悲しい出来事にぶつかって、いっそ泣きたいと思っても涙はなかなか流れません。</p>



<p>無意識に感情を抑え込んでいたのか、当時はよけいに泣けませんでした。</p>



<p>消防局を早期退職した後、当時のことを思い出すと、あることに気づきました。</p>



<p><strong>「そうか、あのとき自分は、本当は泣きたかったんだ」</strong><br><strong>「誰かに胸の内を聞いてもらいたかったんだ」</strong></p>



<p>自分の感情を認めてあげること。<br>大人になると、常識や「こうあるべきだ」という思い込みに縛られて、それがなかなかできなくなります。</p>



<p>人生の目標設定、願望実現、前を見ること、上を見ること。<br>そういったことは意識しても、自分の感情を振り返ってみることは、なかなかないかもしれません。</p>



<p>でも、自分の感情を自分が認めてあげないと、苦しさや虚しさや悲しみは、いつまでも胸の奥に残り続けます。</p>



<p>先ほど触れたように、泣くことには科学的な裏付けがあります。<br>涙と一緒にストレス物質が体の外に出ていき、泣いた後には体がリラックスモードに切り替わる。</p>



<p>笑うことも、泣くことも、どちらも私たちの心と体を守るために備わった大切な機能です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日常の中で「泣く力」を取り戻す</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/dorama-1024x576.jpg" alt="ドラマを見て泣く女性" class="wp-image-8432" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/dorama-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/dorama-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/dorama-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/dorama.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>涙活（るいかつ）という言葉があります。<br>意識的に泣ける時間を作ることで、日常のストレスを解消しようという取り組みです。</p>



<p>日頃から感情を表に出す習慣がないと、泣く力そのものが錆びついてしまいます。<br>ちょうど、長い間使っていない蛇口が固くなるように。</p>



<p>そんなときは、泣ける映画や音楽の力を借りてみてください。</p>



<p>他者の物語をきっかけに、自分の中に溜まっていた感情がふっと動き出すことがあります。</p>



<p>大切なのは、 「泣くために泣く」のではなく、感情が動くことを自分に許してあげることです。</p>



<p>一人の部屋で、照明を少し落として、好きな音楽を聴きながら。<br>そんな時間を、月に一度でも作ってみる。</p>



<p>それだけで、心の蛇口は少しずつ動くようになっていきます。</p>



<p>かつての私は、固くなりすぎてまったく開かない蛇口のようでした。</p>



<p>ところが、今では映画を見ては涙を流し、子どもが登場するドラマではティッシュ片手に嗚咽するようになりました。</p>



<p>おじいちゃんになったから、ということもありますが。</p>



<h2 class="wp-block-heading">深い苦しみの中で泣けないあなたへ</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/hanasu-1-1024x576.jpg" alt="公園で話し合う男女" class="wp-image-8433" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/hanasu-1-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/hanasu-1-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/hanasu-1-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/04/hanasu-1.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>ただ、ここまで書いてきたことは、あくまで日常のストレス解消の話です。</p>



<p>もしあなたが今、耐えきれないような苦しみや悲しみの中にいるなら、話は別です。</p>



<p>本当につらいとき、人は泣けなくなることがあります。<br>涙が出ないほど心が固まってしまうことがあるのです。</p>



<p>かつての私がそうでした。</p>



<p>そんなときに「泣いたほうがいいよ」と言われても、泣けるものではありません。<br>映画を観ても、音楽を聴いても、心が動かない。</p>



<p>もしそんな状態にあるなら、まずは<strong>信頼できる誰かに、話を聴いてもらうこと</strong>から始めてみてください。</p>



<p>順序立てて上手に話す必要はありません。<br>また、具体的なことまではどうしても話せない場合には、<br>「つらい」「苦しい」、それだけでいいのです。</p>



<p>言葉にした瞬間、止まっていた感情が動き出すことがあります。</p>



<p>もし周りに話せる人がいなければ、専門の相談窓口もあります。<br>一人で抱え込まないでください。</p>



<p>喜怒哀楽の中で、笑いと涙は、私たちの心と体を守るために備わった大切な力です。</p>



<p>日常の小さなストレスには、涙活のように気軽に泣ける時間を。<br>深い苦しみの中にいるときには、誰かの手を借りることを。</p>



<p>どちらも、弱さではありません。<br>自分の心を大切にするための、勇気ある行動です。</p>



<p>もしあなたが今、なかなか泣けないでいるなら。</p>



<p><strong>「大人だって泣いていいんだよ」</strong></p>



<p>そう、自分にそっとつぶやいてみてください。</p>



<p>悲しいときにはとことん泣けばいい。<br>心が前を向くのを待って、ゆっくりと進んでいけばいい。</p>



<p>あなたのペースで、大丈夫です。</p>







<p>「泣くこと」「笑うこと」以外にもストレス解消法があります。<br>あわせて読みたい：<strong><a href="https://tatsusan.com/guchimodaiji/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">心が疲れたときに必要なのは弱音とグチ</a></strong></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p>講演では、このような体験をオリジナルソングの弾き語りを交えてお話ししています。<br>講演のご依頼やお問い合わせは、<a href="https://tatsusan.com/contact/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">こちらのフォーム</a>からお気軽にご連絡ください。</p>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>明るくふるまいながら、心の中は苦しかった―あの経験を今、講演で話している</title>
		<link>https://tatsusan.com/kokorokurushii/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 15 Nov 2025 05:13:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[うつ病]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[夫婦]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7992</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/firerman-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>かつての私は、消防署では常に明るい性格で通っていました。冗談を言って場を和ませ、後輩たちからも「元気ですね」と言われる存在。 しかし実際には、心の中で大きな苦しみを抱えていました。うつ病で苦しむ妻のことを思うと、胸が締め [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/firerman-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>かつての私は、消防署では常に明るい性格で通っていました。<br>冗談を言って場を和ませ、後輩たちからも「元気ですね」と言われる存在。</p>



<p>しかし実際には、心の中で大きな苦しみを抱えていました。<br>うつ病で苦しむ妻のことを思うと、胸が締め付けられ、職場だけは明るくふるまっていなければ自分まで壊れてしまいそうでした。</p>



<p><strong>「私なんか生きている意味がない」</strong></p>



<p>夜勤中の仮眠室で見た、妻からのメッセージ。その言葉は目に焼き付き、今でも忘れることができません。</p>



<p>その後、私は消防局を早期退職し講演家として活動しています。</p>



<p>かつて妻を支えることもできず、自分自身も消えてしまいそうだった経験を、今では多くの方々にお話しし、感謝の言葉をいただけるようになりました。</p>



<p>もしあなたが今、困難な状況の中にいるとしても、その経験はいつの日か、必ず誰かの力になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">署への道のりで現実に引き戻された</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2-1024x576.jpg" alt="救急車内から見る夜の町" class="wp-image-7996" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/2.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p id="ef64d003-2e4b-4329-a352-1ea9d6aee41f">救急出動の指令が入れば、過酷な現場作業に全神経を集中させる。</p>



<p id="dc14a998-c30e-4207-9889-9bcb29940311">交通事故現場で汗だくになりながら油圧拡張機などを使って作業を進め、つぶれた車両から負傷者を救出する。</p>



<p id="a019dccd-302f-4291-bdac-d02a8449dd9d">体力も神経も消耗する現場活動でしたが、苦しかった日常生活から、その間だけは逃れられました。</p>



<p id="f239cb09-fa08-4b20-a688-dad5be6dabc1">負傷者のバイタルを確認しながら救急車へ収容。</p>



<p id="93266606-dd52-4def-815a-19dc1c8e9a89">そんなハードな現場が、自分が生きていることの唯一の証明であるように思えました。</p>



<p>活動を終え、消防署へ戻る車内。街の明かりが目に入ると、一気に現実へと引き戻されます。</p>



<p><strong>「今、妻は一人で家で何をしているだろう」</strong><br>辛そうな表情を浮かべる妻の姿が脳裏に浮かび、胸が苦しくなりました。</p>



<p>妻がうつ病と診断された時の衝撃。 当時は一般向けのうつ病に関する情報が少なく、専門的な医学書しか見つかりませんでした。</p>



<p>妻の笑顔は消え、会話も少しずつ減っていきました。<br>いつも耳には、妻の深いため息が聞こえていました。</p>



<p>職場ではジョークを言っては笑いを取っていましたが、この悩みを誰にも打ち明けられませんでした。<br>弱い部分を見せることへの躊躇と、同じような悩みを抱えている者はいないだろうと思っていました。</p>



<p>ポジティブに考えれば解決する、という単純な話ではありません。<br>ポジティブでいようとする努力が、よけいに心を苦しくしました。<br>ただ、自分の心が崩壊しないよう、外では笑顔を作り続けていました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3-1024x576.jpg" alt="携帯を見つめる男性" class="wp-image-7997" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/3.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>仮眠中に受信した妻からのショートメール。</p>



<p><strong>「苦しい、目がまわる。どうしていいのかわからない。お父さん、助けて」</strong></p>



<p>その夜も眠れずに眉間に苦しそうなシワをよせて、息苦しそうにしながらメールを打ったのでしょう。</p>



<p><strong>「私なんか生きている意味がない」</strong></p>



<p>ガラケーをたたんでも、その文字列は網膜から消えませんでした。</p>



<p>自分たちの人生って、いったい何だったんだろう。<br>笑ったり泣いたりしながら二人の息子を育て上げ、夫婦二人だけの生活になった矢先のことでした。</p>



<p>つき合い始めた二十歳の頃の妻の笑顔が、暗闇に浮かびました。<br>私のジョークに笑う妻の顔。</p>



<p>なんでこんなことになってしまったんだろう。<br>何度振り返っても、何も解決しないのに、いろんな出来事をクヨクヨと思い出していました。</p>



<p>表面上は笑顔でも、心には常に重い鉛のような感覚がありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">時間が運んできた本物の笑顔</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4-1024x576.jpg" alt="笑顔で話す夫婦" class="wp-image-7993" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4-1536x864.jpg 1536w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/4.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>妻が再び笑えるようになるまで、長い年月を要しました。</p>



<p>しかしその時間は、決して無意味ではありませんでした。<br>二人で笑い合える時間の尊さを、深く理解できるようになったのです。</p>



<p>時間が止まったかのように重かった日常が、ゆっくりと進みはじめました。</p>



<p>やがて、32年間務めた消防職を離れる決断をしました。</p>



<p>妻の健康が回復してくれたことで、無理に笑顔を作る必要はなくなりました。</p>



<p>ただ今度は、別の理由で笑顔でいたいと思うようになりました。</p>



<p>妻との心のつながりを深めるため。<br>これから出会う人々と、心を通わせるため。</p>



<p>※妻の心の病気との関わりについて<a href="https://tatsusan.com/profile/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「プロフィール」</a>にも書いています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">経験を講演という形で届ける活動</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="523" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2021/06/namida.jpg" alt="石川の講演を聴いて涙する参加者" class="wp-image-7902" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2021/06/namida.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2021/06/namida-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2021/06/namida-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>現在、学校、企業、行政機関、福祉関連施設など、多様な場所で講演をさせていただいています。</p>



<p>講演では、消防士として32年間で経験した様々なエピソードをお話しします。<br>命に関わる現場での学び、極限状態での意思決定、仲間との信頼関係。</p>



<p>そして同時に、家族の精神疾患にどう対応すべきか悩み、試行錯誤しながら学んでいった体験も、重要なテーマとして扱っています。</p>



<p><strong>「うつ病を防ぐために、何ができたのか」</strong><br><strong>「心を病んだ家族への接し方で、本当に必要なことは何だったのか」 </strong><br><strong>「自分自身を守るには、どうすればよかったのか」</strong></p>



<p>当時は答えが見つかりませんでした。</p>



<p>しかし現在は、実際の家族体験と、後に学んだ心理学の知識を組み合わせて、お伝えできます。</p>



<p>こうした接し方の本質は、特殊なスキルではなく、<strong>普段の人間関係や、子どもとの関わりにも応用できる普遍的なもの</strong>だと分かりました。</p>



<p>手探りで歩んできた道のりが、今では同じような悩みを持つ方々の助けになっていることを実感しています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">多彩なテーマでの講演活動</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-1024x536.jpg" alt="高知県大豊町での講演風景" class="wp-image-7824" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>私がお話しするテーマは、メンタルヘルスだけではありません。</p>



<p><strong>人権に関する講演</strong>では、消防の現場で関わった多様な人々から学んだ、<strong>他者を尊重する姿勢</strong>、現場で感じた<strong>「人間が本来持っている生きようとする力」</strong>についてお伝えします。</p>



<p><strong>自殺予防の講演</strong>では、身近な人が苦しんでいる時、家族や友人としてどう寄り添うべきか。<br>自損行為（自分を意図的に傷つけてしまう行為）の救急現場で、肌で感じた言葉の重要性など、現場体験と私自身の経験を織り交ぜながらお話します。</p>



<p><strong>安全大会</strong>では、安全管理についてだけではなく、過酷な環境でも折れないメンタルの育て方と、健康維持の実践的な方法をお話しします。</p>



<p><strong>子育てに関する講演会</strong>では、消防現場で体験した自損行為現場での活動経験と、私たち家族の実際の経験から得た学びを共有しています。<br>精神的に苦しむ家族との向き合い方で学んだことは、子育てや日常の人間関係にも深く関わっていることに気づきました。</p>



<p>出口の見えない暗いトンネルをさまよった夫婦の経験が、今では多くの方の希望となっていることを、アンケートの感想文で知らされました。<br>あの苦しみがあったからこそ、聴いてくださる方の心を軽くし、一歩前に進むきっかけとなれることが、今では私のライフワークとなっています。</p>



<p>講演の後、目に涙を浮かべながら<strong>「気持ちが楽になりました」「救われた気がします」「ありのままの自分でいいと思えました」</strong>と言ってくださる方に、背中を押されながら、これからももっと多くの方に講演を聞いていただくために全国どこへでも出かけていきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">講演は、心を共有する時間</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/kouengo-1024x536.jpg" alt="石川の講演が終わったあと参加者と談笑する風景" class="wp-image-7998" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/kouengo-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/kouengo-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/kouengo-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/11/kouengo.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>講演とは、講師が一方的に話すものではなく、参加される方々と共に考え、心で共有する体験だと考えています。</p>



<p>もしあなたが今、苦しい状況にあるとしても、過去に辛い経験をしてきたとしても、その痛みは無駄になることはありません。 その体験は、必ずいつか、誰かを救う力へと変わります。</p>



<p>今はそれが見えなくても大丈夫です。時が経った時、あなたが通り抜けてきた暗いトンネルの経験が、同じ道を歩む誰かにとっての希望の灯りとなります。</p>



<p><strong>人生で経験した痛みも喜びも、全てが誰かへの贈り物となる。</strong></p>



<p>私はそう確信し、これからも語り続けていきます。</p>







<p>その後、同僚と思いを共有できた体験：<a href="https://tatsusan.com/talk-to-someone/">つらい気持ちを誰かに話したら心が軽くなった｜ひとりで抱えなくていい</a></p>



<p>講演のご依頼やお問い合わせは、<a href="https://tatsusan.com/contact/">こちらのフォーム</a>からお気軽にご連絡ください。</p>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>一瞬で消えた4人の命｜救急現場で学んだ今を生きる大切さ</title>
		<link>https://tatsusan.com/accident-life/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Oct 2025 04:22:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[交通事故]]></category>
		<category><![CDATA[今を生きる]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<category><![CDATA[無力感]]></category>
		<category><![CDATA[生きる意味]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7906</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-1024x559.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>カーステレオからは、激しいビートのロックが流れつづけていました。 若い男女が２人、路上に転倒した状態で動かなくなっていました。おそらく、衝突時に車から放り出されたのでしょう。 車両の中には２人の若者の姿見え、どちらもピク [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kyuukyuusha02-1024x559.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>カーステレオからは、激しいビートのロックが流れつづけていました。</p>



<p>若い男女が２人、路上に転倒した状態で動かなくなっていました。<br>おそらく、衝突時に車から放り出されたのでしょう。</p>



<p>車両の中には２人の若者の姿見え、どちらもピクリとも動きませんでした。</p>



<p>現場の光景とはミスマッチな陽気な歌が、夜のドライブを楽しんでいた彼らの姿を連想させました。</p>



<p>ほんの少し前まで、この夜を楽しみ、青春を謳歌していたはずの若者たち。</p>



<p>笑い声をあげていたはずの若者たち。</p>



<p>でも、今は誰も動きません。</p>



<p>誰も声を出しません。</p>



<p><strong>ただ、音楽だけが流れ続けていました。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">救えた命、救えなかった命</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kangaeru.jpg" alt="仮眠室でうなだれる消防士" class="wp-image-7913" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kangaeru.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kangaeru-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kangaeru-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>消防士という仕事をしていると、命の重さを、日々実感します。</p>



<p>過酷な現場活動を行って、大切な命を助けることができたとき。</p>



<p>その喜びは格別でした。</p>



<p>どんなに体を酷使した活動であっても、その疲れは吹き飛びました。隊員同士が目を合わせ、言葉にできないほどの達成感を共有することもありました。</p>



<p><strong>逆に、どんなにがんばっても命を助けることができなかったとき。</strong></p>



<p>あるいは、現場到着時すでに手遅れで救えなかったとき。</p>



<p>言いようのない無力感を抱えて、現場をあとにしました。</p>



<p>亡くなった人の無念さや、遺体の状態の痛ましさに、消防士の心も平静ではいられないことが多々あります。</p>



<p><strong>出動隊員としてつらかったのは、命を救えなかったときだけではありませんでした。</strong></p>



<p>残された家族の悲しむ姿を目にしたり、泣き叫ぶ声を耳にしたりするとき。</p>



<p>文字通り、胸が張り裂けそうな思いを味わいました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ブレーキ音で目が覚める夜</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/soushitukan.jpg" alt="仮眠室で目覚める消防士" class="wp-image-7918" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/soushitukan.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/soushitukan-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/soushitukan-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>私が20代の頃に一番長く勤務した署は、橋のたもとにありました。</p>



<p>橋に至るまでの道は、大きくカーブしていました。</p>



<p>昼間はそうでもないのですが、夜間になるとスピードを上げる車が多くなり、けっこうな頻度で事故が起こりました。</p>



<p>署の仮眠室で眠っているときに、ブレーキ音や衝突音で目が覚めることもよくありました。</p>



<p>「また事故か」</p>



<p>そう思いながら、出動指令が出るのを待つ。</p>



<p>そんな夜が、何度もありました。</p>



<p>ある日、そのカーブした道路で事故があり、出動しました。</p>



<p>署から近いので、救急車はすぐに現場到着しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">歩道にある電柱にぶつかった軽乗用車</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/jikogenba.jpg" alt="真夜中の交通事故現場" class="wp-image-7920" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/jikogenba.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/jikogenba-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/jikogenba-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>救急車を降りてすぐに目にしたのは、歩道にある電柱にぶつかって変形した軽乗用車でした。</p>



<p>フロント部分が大きく潰れ、原形をとどめていませんでした。</p>



<p>若い男女が２人、路上に転倒した状態で動かなくなっていました。</p>



<p>おそらく、衝突時に車から放り出されたのでしょう。</p>



<p>アスファルトの上に、不自然な形で倒れていました。</p>



<p>変形して半開きになった運転席や助手席のドアから、腕や足がはみ出していました。</p>



<p>車両の中にも２人いました。</p>



<p>どちらもピクリとも動きませんでした。</p>



<p>時間が止まったかのように、静止していました。</p>



<p>そして、その静寂の中で、カーステレオからは激しいビートのロックが流れつづけていました<strong>。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">あっけない死に胸が傷んだ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/carstreo.jpg" alt="カーステレオの画像" class="wp-image-7915" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/carstreo.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/carstreo-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/carstreo-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>現場の光景とはミスマッチな、あまりにも陽気な歌。</p>



<p>その音楽が、ほんの少し前まで夜のドライブを楽しんでいた彼らの姿を連想させました。</p>



<p>もしかしたら、気分が盛り上がって奇声をあげながら、笑い合っていたのかもしれません。</p>



<p>「次、どこ行く？」</p>



<p>「腹減ったな、何か食おうぜ」</p>



<p>「この曲、最高だよな！」</p>



<p>そんな会話を交わしていたかもしれません。</p>



<p>リズムに合わせて、体を揺らしていたかもしれません。</p>



<p><strong>やがて通過して、思い出になるはずの青春のひとコマ。</strong></p>



<p>それが、ふいにその先を失い、永遠に消えてしまうことになるなんて。</p>



<p>事故の一瞬前まで、誰も想像しなかったに違いありません。</p>



<p>カーブを曲がるとき、スピードを出しすぎて、ハンドル操作を誤ったのでしょう。</p>



<p>ほんの一瞬の判断ミス。</p>



<p>ほんの少しのハンドルの切り損ない。</p>



<p>それが、４人の命を奪いました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">帰路の救急車の中で</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/shanai.jpg" alt="救急車から見える町の風景
" class="wp-image-7916" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/shanai.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/shanai-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/shanai-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>病院に搬送したあとも、その４人の若者のことが頭から離れませんでした。</p>



<p>帰路につく救急車に揺られていた私の頭の中で、カーステレオの音が鳴り響いていました。</p>



<p>あの陽気な音楽。</p>



<p>彼らが楽しんでいた音楽。</p>



<p>激しいリズムが、ずっと耳から離れませんでした。</p>



<p>家族や友人に別れを告げることもできず、自分自身も命の終わりを意識する余裕もなく、突然この世を去ることの無念を想像しました。</p>



<p>４人の若者は、誰一人考えることはなかったはずです。</p>



<p>まさか、楽しかったはずの夜が最後の別れの日になるとは。</p>



<h2 class="wp-block-heading">命なんて一瞬で消えていくんだ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamufireman.jpg" alt="無力感に襲われる消防士" class="wp-image-7907" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamufireman.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamufireman-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamufireman-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p><strong>「命なんて一瞬で消えていくんだ！」</strong></p>



<p>あまりにもあっけなく消えていった４人の命を思い、そのあっけなさに圧倒されました。</p>



<p>ほんの数時間前まで、彼らは生きていました。</p>



<p>笑っていました。</p>



<p>楽しんでいました。</p>



<p>未来を思い描いていたはずです。</p>



<p>明日のこと。</p>



<p>来週のこと。</p>



<p>夏休みの予定。</p>



<p>将来の夢。</p>



<p><strong>でも、すべてが一瞬で消えました。</strong></p>



<p>ハンドルを切り損ねた、ほんの一瞬で。</p>



<p>電柱にぶつかった、ほんの一瞬で。</p>



<p>すべてが終わりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">眠れない夜</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamu.jpg" alt="仮眠室で眠れず悩んでいる消防士" class="wp-image-7914" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamu.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamu-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/nayamu-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>消防局は24時間の隔日勤務制で、夜間は仮眠室で仮眠ができました。</p>



<p>仮眠といっても、昼間に現場活動することもあれば、訓練もするので、疲れ果てて熟睡することもあります。</p>



<p>もちろんそんな時でも、ひとたび出動指令音が天井のスピーカーから流れると、飛び起きて消防車や救急車に乗り込み、現場へ向かいました。</p>



<p>現場活動が終了して署に帰り、ふたたび仮眠室のベッドに横たわっても、疲れ果てているのに眠れないことがよくありました。</p>



<p>自分では気づかぬうちにアドレナリンが分泌され、興奮していて眠れなかったようです。</p>



<p><strong>時には、先ほどまで活動していた現場の光景が、まぶたの裏によみがえり、消えないこともありました。</strong></p>



<p>あの４人の若者の現場も、そうでした。</p>



<p>目を閉じると、そこに現場が広がっていました。</p>



<p>変形した軽乗用車。</p>



<p>路上に倒れた２人。</p>



<p>車内で動かなくなった２人。</p>



<p>そして、流れ続けるカーステレオの音楽。</p>



<p>その音楽が、頭の中で何度も何度も再生されました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「自分が、もっと何か違う行動を取っていれば」</h2>



<p><strong>「自分が、もっと何か違う行動を取っていれば、もしかしたら助けられたのではないだろうか？」</strong></p>



<p>そんな自問をくり返すことがありました。</p>



<p>私に限らず、全国の多くの消防士の方々が、そんな経験をしているのではないかと思います。</p>



<p>もっと早く現場に到着していれば。</p>



<p>もっと違う処置をしていれば。</p>



<p>もっと迅速に動いていれば。</p>



<p>頭の中で、何度も何度も、現場の光景を再生しました。</p>



<p><strong>でも、どんなに考えても、答えは出ませんでした。</strong></p>



<p>現場到着時、すでに４人とも動かなくなっていました。</p>



<p>おそらく、衝突した瞬間に、すべてが終わっていたのでしょう。</p>



<p>私たちにできることは、何もありませんでした。</p>



<p>それでも、考えずにはいられませんでした。</p>



<p><strong>「何か、できることがあったのではないか」</strong></p>



<p>その問いは、心の奥深くに突き刺さりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">誰かから問いかけられているような気持ち</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="559" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/Whisk_c7aadc97d4499919df4466e9991cb0b9dr-1024x559.jpeg" alt="講演で空を見上げる青年" class="wp-image-7911" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/Whisk_c7aadc97d4499919df4466e9991cb0b9dr-1024x559.jpeg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/Whisk_c7aadc97d4499919df4466e9991cb0b9dr-300x164.jpeg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/Whisk_c7aadc97d4499919df4466e9991cb0b9dr-768x419.jpeg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/Whisk_c7aadc97d4499919df4466e9991cb0b9dr.jpeg 1408w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>あの４人の若者の現場から帰った後、私は考えました。</p>



<p>誰かから「生きる意味」を問いかけられているような気持になりました。</p>



<p>答えなんて出るはずもないのに、生きることの意味や命について考えました。</p>



<p><strong>ほんの一瞬で消えてしまう命。</strong></p>



<p><strong>楽しい時間から、突然訪れる終わり。</strong></p>



<p>それを目の当たりにして、私は思いました。</p>



<p><strong>「大切な人と過ごす今この時間を、もっと大事に過ごしたい」</strong></p>



<p>文字にすると恥ずかしいのですが、そんなことを考えました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">何でもない日常が、どれほど尊いか</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/choushoku.jpg" alt="日本の朝食が並ぶテーブル" class="wp-image-7908" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/choushoku.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/choushoku-300x164.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/choushoku-768x419.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>何度もそんな思いをしてきたので、私は変わりました。</p>



<p><strong>なんでもない平凡で無事な日常が、胸にしみるほどありがたいと感じるようになりました。</strong></p>



<p>朝、目が覚める。</p>



<p>家族が元気に「おはよう」と言ってくれる。</p>



<p>仕事に行って、無事に帰ってくる。</p>



<p>夕食を一緒に食べる。</p>



<p><strong>そんな、何でもない一日。</strong></p>



<p>あの４人の若者には、もう「何でもない一日」は訪れません。</p>



<p>朝、目が覚めることも。</p>



<p>家族と顔を合わせることも。</p>



<p>友人と笑い合うことも。</p>



<p>すべてが、永遠に失われてしまいました。</p>



<p>もしかすると、そんな経験をしていなければ、今も感謝のない一日を過ごし、自分の幸福に気づかず、大切な人の存在さえも意識しない生きづらい日々を、<strong>抜け殻のように過ごしていたかもしれません。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">あなたの「今日」は、どんな一日でしたか？</h2>



<p>ここまで読んでくださって、ありがとうございます。</p>



<p>悲しい話だったかもしれません。</p>



<p>でも、これは私が実際に体験したことです。</p>



<p>そして、この経験を通じて、私はあなたに伝えたいことがあります。</p>



<p><strong>あなたの今日は、どんな一日でしたか？</strong></p>



<p>何でもない、平凡な一日だったかもしれません。</p>



<p>仕事に追われて、疲れた一日だったかもしれません。</p>



<p>でも、今、この文章を読んでいるあなたは、生きています。</p>



<p>今日という日を、無事に終えようとしています。</p>



<p><strong>それは、当たり前のことではありません。</strong></p>



<p>あの４人の若者も、その日の朝、まさか自分たちがその日のうちに命を失うとは思っていなかったはずです。</p>



<p>ドライブに出かけるとき、「楽しい夜になりそうだ」と思っていたはずです。</p>



<p><strong>でも、その夜は、彼らの最後の夜になりました。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">今を大切に生きる</h2>



<p>救急現場で学んだことは、たくさんあります。</p>



<p>でも、その中でも一番大きかったのは、<strong>「今この瞬間の尊さ」</strong>でした。</p>



<p>命は、いつ消えるかわかりません。</p>



<p>明日が来ることは、保証されていません。</p>



<p>大切な人と、また会えることは、約束されていません。</p>



<p><strong>だからこそ、今を大切に生きなければならない。</strong></p>



<p><strong>だからこそ、大切な人に、今、感謝を伝えなければならない。</strong></p>



<p><strong>だからこそ、今日という日を、心から味わわなければならない。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">大切な人と過ごす今この時間</h2>



<p>あなたは今日、大切な人と、どんな時間を過ごしましたか？</p>



<p>笑い合いましたか？</p>



<p>会話を楽しみましたか？</p>



<p>それとも、忙しくて、ろくに話もできませんでしたか？</p>



<p><strong>「また明日話せばいい」</strong></p>



<p><strong>「いつでも会える」</strong></p>



<p>そう思っていませんか？</p>



<p>でも、「明日」が来るとは限りません。</p>



<p>「いつでも」が、永遠に来ないかもしれません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今日、伝えてください</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kansha-1024x536.jpg" alt="仲のよい親子" class="wp-image-7909" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kansha-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kansha-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kansha-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kansha.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>だから、今日、伝えてください。</p>



<p><strong>「ありがとう」を。</strong></p>



<p><strong>「大切に思っている」を。</strong></p>



<p><strong>「一緒にいてくれて嬉しい」を。</strong></p>



<p>照れくさいかもしれません。</p>



<p>恥ずかしいかもしれません。</p>



<p>でも、伝えてください。</p>



<p>後悔する前に。</p>



<p>手遅れになる前に。</p>



<p><strong>今、伝えてください。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">今日、大切な人に伝える</h2>



<p>ぜひ、あなたも大切な人に思いを伝えてください。</p>



<p>以下のうち、1つ選んで実践してみてください。</p>



<p><strong>1. 家族に「ありがとう」を伝える</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>「今日も無事に帰ってこれてありがとう」</li>



<li>「いつも支えてくれてありがとう」</li>



<li>「一緒にいてくれてありがとう」</li>
</ul>



<p>直接でも、電話でも、メッセージでもかまいません。</p>



<p><strong>2. 友人に連絡を取る</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>しばらく連絡していなかった友人に</li>



<li>「元気にしてる？」</li>



<li>「また会おうね」</li>
</ul>



<p>その一言が、いつか大きな意味を持つかもしれません。</p>



<p><strong>3. 今日一緒に過ごした人に感謝する</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>同僚に「今日もありがとう」</li>



<li>家族に「今日も一緒にいられて幸せだよ」</li>
</ul>



<p>どんな小さな感謝でもかまいません。</p>



<p>長い記事を、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。</p>











<p>救急隊員のメンタルヘルスについて書いた記事：<a href="https://tatsusan.com/talk-to-someone/">つらい気持ちを誰かに話したら心が軽くなった｜ひとりで抱えなくていい</a></p>



<p>私は今、元消防士として、この経験とメッセージを、講演活動を通じて伝えています。</p>



<p><strong>【学校の授業】</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>命の大切さを学ぶ授業</li>



<li>交通安全教育</li>



<li>生きることの意味を考えるワークショップ</li>
</ul>



<p><strong>【企業研修】</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>安全運転講習</li>



<li>今を大切に生きるマインドセット</li>



<li>職場の人間関係構築</li>
</ul>



<p><strong>【一般向け講演会】</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>幸せは見つけるものではなく気づくもの</li>



<li>今この瞬間の尊さ</li>



<li>大切な人への感謝の伝え方</li>
</ul>



<p><strong>【若者向けイベント】</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>命の重さを知る</li>



<li>友人との時間を大切にする</li>



<li>今を生きることの意味</li>
</ul>



<p>もし、この記事を読んで、「この話を直接聞いてみたい」「うちの学校や会社で話してほしい」と思ってくださったなら、ぜひご連絡ください。</p>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【笑いと体操と感謝で心も体も元気に】八頭町丹比地区講演リポート</title>
		<link>https://tatsusan.com/yazu-report/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 12 Oct 2025 23:16:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[健康]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<category><![CDATA[百歳体操]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7842</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/yazu100sai.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2025年8月27日、鳥取県八頭町の丹比地区まちづくり委員会さんからのご依頼で講演をさせていただきました。 会場に着いて驚いたのは、予想以上の大勢の方が集まってくださったことです。そして何より、皆さんのとびっきりの笑顔。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/yazu100sai.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>2025年8月27日、鳥取県八頭町の丹比地区まちづくり委員会さんからのご依頼で講演をさせていただきました。</p>



<p>会場に着いて驚いたのは、予想以上の大勢の方が集まってくださったことです。そして何より、皆さんのとびっきりの笑顔。初対面の方々ばかりなのに、とても気さくに話しかけていただきました。</p>



<p>この日の講演は、普通の講演会とは少し違っていました。一緒になって楽しむ会という雰囲気で、私にとっても新鮮な体験となりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">百歳体操に初挑戦！</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou1.jpg" alt="百歳体操をする石川" class="wp-image-7934" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou1.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou1-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou1-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>講演が始まる前に、参加者の皆さんが定期的に取り組んでいる<strong>「いきいき百歳体操」</strong>が始まりました。</p>



<p>せっかくの機会なので、私も参加させていただくことにしました。</p>



<p><strong>「いきいき百歳体操」</strong>は、高知市が開発した重りを使った筋力運動です。椅子に座ってDVDを見ながら行うので、高齢者でも無理なく取り組めて、介護予防やフレイル予防に効果があるそうです。</p>



<p><strong>「百歳体操」</strong>という絶妙なネーミングを、この日初めて目にしました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">筋トレ経験者でもきつかった理由</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou2.jpg" alt="百歳体操をする石川" class="wp-image-7935" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou2.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou2-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/taisou2-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>普段から筋トレをやっている私ですが、正直に言うと、けっこう堪える動きもありました。</p>



<p>なぜきついのか。</p>



<p>それは、一つひとつの動きをゆっくりと、しっかりと行うからです。</p>



<p>筋トレでは「効かせる」という表現をよく使いますが、まさにそれです。この百歳体操を体験して、ゆっくり丁寧に動くことの効果を再認識しました。</p>



<p>高齢者の方々が、この体操を定期的に続けていらっしゃる。それだけでも素晴らしいことだと思いました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">会場に響いた笑い声</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kouenchu.jpg" alt="スライド説明をする石川" class="wp-image-7936" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kouenchu.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kouenchu-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/kouenchu-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>60分の講演時間、会場の皆さんの反応は、講師にとってとても嬉しいものでした。</p>



<p>最初は少し緊張気味だった皆さんの表情が、だんだん笑顔になっていきます。</p>



<p>消防士時代の体験談を交えながら話を進めていくうちに、会場には自然と笑い声が響くようになりました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">お母さんがつくったお弁当</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="545" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/obentou.webp" alt="お母さんが作ったお弁当画像" class="wp-image-7942" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/obentou.webp 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/obentou-300x164.webp 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/obentou-768x419.webp 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>冬の寒い朝、バイク事故の救急要請がありました。まだ私が救急隊員だった頃のことです。</p>



<p>凍結した畑の中で倒れていたのは、19歳か20歳くらいの青年でした。心肺停止の状態で、急いで心臓マッサージをしようと革ジャンの胸のファスナーを下ろそうとしましたが、途中でひっかかって開きません。</p>



<p>胸の中から取り出したのは、<strong>まだ温かいお弁当箱</strong>でした。</p>



<p>お母さんが就職したばかりの息子のために、朝早く起きてつくったお弁当。寒い朝だったから、ホッカイロ代わりに胸に入れていたのかもしれません。</p>



<p>心臓マッサージをしながら、私は思いました。</p>



<p><strong>「お母さん、いつも弁当をありがとう」</strong></p>



<p>きっと、そう伝えたかったんじゃないだろうか。</p>



<p>願いも虚しく、その青年の命は帰ってきませんでした。</p>



<p>救急車の中で揺られながら、私は決心しました。</p>



<p><strong>（自分は、ちゃんとおふくろに伝えよう。産んでくれてありがとうって！）</strong></p>



<p>この体験談をお話しすると、会場が静まり返り、皆さんが集中して聞いてくださっている感情が伝わってきました。</p>



<p>この出来事をこちらに詳しく書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/thanks-3/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「生んでくれてありがとう」と伝えたくなったきっかけは交通事故</a></p>







<p>ギャグソングを歌うと、今度は手をたたき、大爆笑になりました。</p>



<p>講演で話すたびに感じるのですが、<strong>「笑い」には本当に不思議な力があります。</strong></p>



<p>たくさんの笑顔を前に話し、歌うことで、私自身にも大きな力が湧き上がってくるのがわかります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">科学的にも証明された笑いの効果</h3>



<p>講演でもお話ししましたが、笑いが健康に良いというのは、実は科学的に証明されていることなんです。</p>



<p>笑うと私たちの体の中では、</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">エンドルフィンが分泌される</span></strong><br>脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、気分が良くなります。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">ストレスが軽減される</span></strong><br>ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが下がります。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">運動効果が得られる</span></strong><br>思い切り笑うことで、15分間で約10〜40カロリーを消費します。</li>
</ol>



<p>さらに、笑いには免疫力を高める効果もあり、自然キラー細胞が活性化することが研究で確認されています。認知機能の低下を遅らせる可能性も示されています。</p>



<p>会場の皆さんも、講演中にたくさん笑っていただいたので、きっと良い運動にもなったことでしょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">笑顔の連鎖が生む健康効果</h3>



<p>講演を通じて、改めて実感したことがあります。</p>



<p>それは、<strong><span class="swl-marker mark_yellow">笑顔は伝染する</span></strong>ということです。</p>



<p>一人の人が笑顔になると、その笑顔を見た人も自然と笑顔になる。そして、その笑顔がまた次の人に伝わっていく。この連鎖反応こそが、地域全体の健康づくりにつながっていくのです。</p>



<p>つまり、皆さんが<strong>今日笑ったことで</strong>、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>脳が活性化された</strong></li>



<li><strong>免疫力が高まった</strong></li>



<li><strong>ストレスが軽減された</strong></li>



<li><strong>周りの人も笑顔にした</strong></li>
</ul>



<p>ということです。<br>これほど素晴らしい健康法は、他にはないでしょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">感謝の気持ちが心を軽くする</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="563" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi01.jpg" alt="鳥取県八頭町の「いきいきたんぴ」の記事" class="wp-image-7874" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi01.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi01-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi01-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>講演の後半では、家族への感謝について話をさせていただきました。</p>



<p>私自身の体験談として、父に「ありがとう」を伝えたときのエピソードをお話ししました。特に、耳の遠い父との会話の難しさなど、リアルな体験を交えながら話を進めました。</p>



<p><strong>「おやじぃー！　育ててくれてぇー、ありがとぉーーー！！」</strong></p>



<p>この大声での感謝の言葉に、会場からは温かい笑いが起こりました。そして、その笑いの中に、皆さんそれぞれの家族への思いが込められているのを感じました。</p>



<p>講演後、一人の女性が私のところに来てくださって、こうおっしゃいました。</p>



<p><strong>「私も今度、息子に『ありがとう』って言ってみようと思います。恥ずかしいけど、言わないと伝わりませんからね」</strong></p>



<p>その言葉を聞いて、講演をさせていただいた意味があったと心から思いました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">感謝の気持ちを表現する効果</h3>



<p>年齢を重ねると、つい愚痴や不満が多くなりがちです。でも、たまには立ち止まって、周りの人への感謝の気持ちに目を向けてみませんか。</p>



<p>私が父に「ありがとう」を伝えたとき、最初はとても恥ずかしかったのですが、実際に言葉にしてみると、自分自身にも予想外の感動と達成感と幸福感が生まれました。</p>



<p>感謝の気持ちを表現することは、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>自分の心を軽くする</strong></li>



<li><strong>相手との関係を良くする</strong></li>



<li><strong>周りの人も温かい気持ちにする</strong></li>
</ul>



<p>まさに、一石三鳥の効果があるのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">男性の皆さんへ</h3>



<p>特に男性の皆さんにお伝えしたいことがあります。</p>



<p><strong>「笑顔を見せるのは照れくさい」</strong><br><strong>「感情を表に出すのは苦手だ」</strong></p>



<p>そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。でも、健康のためには、そのハードルを少しずつ下げていく必要があります。</p>



<p>この日の講演でも、女性に負けず、男性もとても良い表情で笑ってくださいました。</p>



<p>笑顔を見せることは、決して「カッコ悪い」ことではありません。むしろ、自信と余裕のある人だと周りに映るものです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">回想法で認知症予防</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei2.jpg" alt="スライドで説明する石川" class="wp-image-7948" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei2.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei2-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei2-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>講演では、<strong>回想法</strong>についてもお話ししました。</p>



<p>回想法が認知症予防に効果があることをお話したあと、卒業の歌<strong>「校庭」</strong>を映像を流しながら歌い、参加された皆さん自身が生徒だった時代を思い出してもらいました。</p>



<p>懐かしい記憶を呼び起こすことは、脳を活性化させ、認知機能の維持に役立ちます。</p>



<p>皆さんの表情から、それぞれの学生時代の思い出が蘇っているのが伝わってきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">お茶の時間で見えた健康の秘密</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/ochakai.jpg" alt="講演のあとでくつろぐ参加者" class="wp-image-7941" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/ochakai.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/ochakai-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/ochakai-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>講演が終わって、グループに分かれてお茶の時間になりました。</p>



<p>私も加わって、たくさんの方とお話しすることができました。</p>



<p>ある方は「毎回この集まりが楽しみでね」とおっしゃいます。別の方は「ここに来ると元気になる」と笑顔で話してくださいました。</p>



<p>そして、何人もの方から<strong>「こんなに笑った講演は初めて」</strong>「<strong>毎年来てください</strong>」と言っていただきました。</p>



<p>この地域はフルーツの里として有名です。でも、皆さんを実年齢より若くしているのは、美味しい食べ物だけではないと感じました。</p>



<p><strong>体を動かし、会話を交わす日常。定期的に集まり、笑い、交流する時間。</strong></p>



<p>これこそが、皆さんを健康に保っている理由なのだと、よくわかりました。</p>



<p>私の話と歌とで、大いに笑っていただき、さらなる健康増進に大いに寄与できたのではないかと、満足しながら帰途につきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">私の講演でお伝えしていること</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="960" height="503" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei.jpg" alt="スライドで説明する石川" class="wp-image-7946" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei.jpg 960w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/setsumei-768x402.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<p>今回の八頭町での講演では、以下のような内容をお話ししました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>笑いの健康効果</strong>：科学的根拠を交えながら、笑うことの素晴らしさを実感していただく</li>



<li><strong>感謝の大切さ</strong>：家族への「ありがとう」を伝える勇気と、その効果</li>



<li><strong>回想法の活用</strong>：懐かしい歌や映像で、楽しみながら脳を活性化</li>



<li><strong>消防士時代の体験談</strong>：現場で学んだ「心の健康」の大切さ</li>
</ul>



<p>講演時間は60分～90分で、主催者様のご要望に応じて調整可能です。</p>



<p><strong>特に高齢者の心身の健康づくり、メンタルヘルス（ストレス解消）に効果的</strong>な内容となっています。<br>高齢者学級、地域の健康づくりイベント、福祉関係者の研修会などでお話しさせていただいています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ：今日から始める健康づくり</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1000" height="563" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi02.jpg" alt="鳥取県八頭町の「いきいきたんぴ」の記事" class="wp-image-7875" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi02.jpg 1000w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi02-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/10/tanpi02-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>八頭町丹比地区での講演を通じて、改めて確信したことがあります。</p>



<p><strong>笑いと感謝の気持ちこそが、最高の健康法である</strong>ということです。</p>



<p>特別な道具も、お金も必要ありません。今、この瞬間から始められます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">今日からできる4つのこと</h3>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong>朝起きたら、鏡の前で自分に笑いかける</strong></li>



<li><strong>家族や友人に「ありがとう」を伝える</strong></li>



<li><strong>お笑い番組を見て、声を出して笑う</strong></li>



<li><strong>小さな喜びを見つけて微笑む</strong></li>
</ol>



<p>これらの小さな積み重ねが、あなたの心と体を健康に導いてくれます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">これからの講演活動へ</h3>



<p>この講演の後、私たち夫婦は、運動だけではなく、入念なストレッチを続けることにしました。<br>百歳体操で学んだ「ゆっくり丁寧に一つひとつの動きをしっかり行う」という精神を、日々の健康づくりに取り入れています。</p>



<p>はからずも、この講演の2週間後に、百歳体操の発祥の地である高知県で講演をする機会がありました。<br>高知でも百歳体操のDVDやチラシを目にして、この取り組みの広がりを実感しました。</p>



<p>私は、これからもどんどん出かけて講演を行い、たくさんの人に出会いたいと思っています。</p>



<p><strong>あなたの地域でも、笑いと感謝で心と体を元気にする時間を作りませんか？</strong></p>



<p>参加された方も私も一緒に健康増進できる、そんな講演を目指しています。</p>



<p>八頭町の皆さんのような素敵な笑顔が、全国に広がっていくことを心から願っています。</p>



<p>さあ、今日も笑顔で過ごしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「笑い」と「感謝」がシニアの健康寿命を延ばす</title>
		<link>https://tatsusan.com/senior_health/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Sep 2025 02:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[シニア]]></category>
		<category><![CDATA[ストレス解消]]></category>
		<category><![CDATA[健康寿命]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7820</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>私たちは、気づけば長い人生を歩み、人生経験を積み重ねてきました。責任が重くのしかかった仕事を勤め上げ、子育ての苦労、親の介護、そして今は自分自身の健康への不安。 もっと楽しく過ごせると思っていたのに、意外に不自由に感じる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kouen3-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>私たちは、気づけば長い人生を歩み、人生経験を積み重ねてきました。<br>責任が重くのしかかった仕事を勤め上げ、子育ての苦労、親の介護、そして今は自分自身の健康への不安。</p>



<p><strong>もっと楽しく過ごせると思っていたのに、意外に不自由に感じる毎日。</strong><br><strong>もっと笑って過ごせると思っていたのに、気づくとぼんやりと不安な気持ちを抱えている。</strong></p>



<p>そんなふうに感じてしまうのは、何もあなただけではありません。</p>



<p>先日、<strong>高知県大豊町</strong>で開催された社会福祉大会で、私の消防士時代の現場体験での体験をお話しました。</p>



<p>高知県へは、実に40年振りに来ました。<br>まだ瀬戸大橋もない時代です。とても楽しみにして、機材を車に載せて約4時間半かけてやって来ました。</p>



<p>心に余裕を持ち、今ある眼の前の幸せにあらためて感謝することが、幸福感を高め、同時に免疫力を高めることになるということを知ることになるきっかけとなればとても嬉しいです。</p>



<p>消防士として多くの現場を経験してきた中で学んだのは<strong>「幸せは つかむものではなく 気づくもの」</strong>。<br>この言葉の意味を、この日は会場の皆さんといっしょに考えました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">心の余裕が生まれるストレス解消法</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="800" height="534" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/health.jpg" alt="ヨガをする2人の女性" class="wp-image-6218" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/health.jpg 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/health-300x200.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/01/health-768x513.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>日常生活で疲労やストレスが蓄積すると、心に余裕がなくなり、言わなくていいことを言ってしまうことがあります。<br>これは誰にでも経験があることだと思います。大切なのは、この事実を認識し、対策を講じることです。</p>



<p>心身ともに免疫力を上げていくことが重要になります。</p>



<p>免疫力というと身体的な健康を思い浮かべがちですが、心の免疫力も同じように大切です。<br>心の免疫力が低下すると、ちょっとしたことでイライラしたり、人を責めたくなったりします。</p>



<p>逆にいいますと、気持ちがイライラしたり、誰かを責めたい気持ちなったりすることは、疲労やストレスが蓄積したことへの警戒アラートです。</p>



<p>ふだんから意識して自分の感情に耳を傾けるようにしましょう。</p>



<p>効果的なストレス解消法には、こんな方法があります。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">飲食の節制と十分な睡眠や休養</span></strong><br>規則正しい食事と質の良い睡眠は、心の安定の基盤です。夜更かしや暴飲暴食は、翌日の感情コントロールに大きく影響します。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">リラクセーション（呼吸法、ヨガ、瞑想など）</span></strong><br>深呼吸や瞑想は、副交感神経を活性化させ、心を落ち着かせる効果があります。1日5分でも続けることで、ストレス耐性が向上します。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">趣味・適度な運動</span></strong><br>趣味や、ウォーキング、ガーデニングなどの適度な運動は、ストレスホルモンの分泌を抑制し、生きがいを感じさせてくれます。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">感情の表現（笑う、泣く）</span></strong><br>シニア世代になると、感情を素直に表現することがより大切になります。<br>友人、家族と一緒に笑ったり、感動した時に素直に泣いたりすることで、心の健康が保たれます。</p>



<p>今回の講演でも、オリジナルソングを聴いていただきました。<br>大笑いする皆さんの顔を見ながら歌いました。</p>



<p>そして、終盤に大切な人に思いを言葉にして伝えることの大切さをテーマにした「いなくなるなら」では、たくさんの方がハンカチで涙を拭いていました。</p>



<p><span class="swl-fz u-fz-s">こちらのブログ記事<a href="https://tatsusan.com/waraideyobou/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">「笑いで認知症予防 – 明るく楽しく健康づくり」</a>に、笑いで免疫力を高めることについて書いています。</span></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">人とのつながりを大切にする</span></strong><br>シニアになると、一人で抱え込みがちになります。<br>お一人住まいの方は、家族に会いに出かけたり、リモートで話したり、古い友人、近所の人たちとのつながりを大切にし、心の内を素直に話すことで、心の負担が軽減されます。</p>



<p>これらの方法で心に余裕を持つことができれば、自然と人を思いやる言葉が出てくるようになり、免疫力も上がります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人生経験が教えてくれた「幸せに気づく」ということ</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly2-1024x536.jpg" alt="三世代の家族の笑顔" class="wp-image-7822" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly2-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly2-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly2-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly2.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>消防の現場活動で学んだ大切な教えがあります。</p>



<p>それは<strong>「幸せは つかむものではなく 気づくもの」</strong>ということです。この気づきは、悲惨な現場での活動体験が増えれば増えるほど、強く胸に刻まれました。</p>



<p><strong>救急車で病院に搬送される父親に、必死に語りかける家族の姿。<br>火災で長年住み慣れた家を失い呆然自失の人の表情。<br>大切な家族を失い、悲しみのどん底に落とされた人の叫び声。</strong></p>



<p>それらの一つ一つが、当たり前だと思っていた日常がいかに貴重なものかを教えてくれました。</p>



<p><strong>毎朝、家族が「おはよう」と声をかけてくれること。<br>孫が「おじいちゃん、おばあちゃん」と駆け寄ってくること。<br>家族と、友人と、近所の人と何気ない会話を交わしながら過ごす穏やかな時間。</strong></p>



<p>これらすべてが、実は計り知れない価値を持つ<strong>「幸せ」</strong>だったのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人生経験が教えてくれた感謝の大切さ</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly1-1024x536.jpg" alt="家族へ感謝の花束を渡す画像" class="wp-image-7821" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly1-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly1-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly1-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/famly1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>交通事故で亡くなった幼い子どもを搬送した経験があったからこそ、成人した自分の子どもたちに<strong>「生まれてきてくれてありがとう」</strong>と伝えることができました。<br>その小さな命が教えてくれたのは、後年子どもたちが無事に成人し、今では孫たちを連れてきてくれることが、どれほど奇跡的で尊いことかということでした。</p>



<p>バイクの単独事故で亡くなった若い方を救急搬送した経験があったからこそ、今では亡き母に<strong>「生んでくれてありがとう」</strong>と伝えることができました。<br>その若い命を前にしたとき、苦労しながら自分を産み育ててくれた母への感謝の気持ちが溢れてきたのです。</p>



<p>そして父にも<strong>「育ててくれてありがとう」</strong>と伝えました。<br>照れくさくて長年言えなかった父への感謝を、言葉にして伝えることの大切さを、現場での経験が教えてくれたのです。</p>



<p>これらの言葉を伝えたとき、家族の表情がどれほど輝いたことか。<br>そして、私自身の心がどれほど軽やかになったことか。<br>感謝の言葉は、伝える側にも受け取る側にも、計り知れない力を与えてくれるのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">シニアの感謝が健康寿命を延ばす科学的根拠</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/hobby4-1024x536.jpg" alt="書道に打ち込むシニアの女性" class="wp-image-7823" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/hobby4-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/hobby4-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/hobby4-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/hobby4.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>近年の研究によると、幸福感が寿命を延ばすことが科学的に証明されています。「感謝」を日常的に表現することで健康寿命が大幅に伸びるという研究結果が注目されています。</p>



<p>感謝の気持ちを持ち、それを言葉にして表現することで、以下のような生理的変化が起こります：</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ストレスホルモン（コルチゾール）の分泌が抑制される</li>



<li>幸せホルモン（セロトニン、オキシトシン）の分泌が促進される</li>



<li>免疫機能が向上する</li>



<li>血圧が安定する</li>



<li>心拍数が安定する</li>
</ul>



<p>これらの変化は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを下げ、結果として健康寿命の延伸につながるのです。</p>



<p>つまり、シニア世代が家族や孫たちへの感謝を日常的に表現することは、単なる道徳的な行為ではなく、科学的根拠に基づいた最高の健康法でもあるのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="700" height="467" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/02/warai.jpg" alt="笑顔で食事する親子" class="wp-image-6407" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/02/warai.jpg 700w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2017/02/warai-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>



<p><strong>「言葉は思いを伝えるためにある」</strong>ということを思い知らされた現場を経験しました。<br>不用意に放ったたったひと言が、人の命を奪ってしまった現場にも出動しました。<br>亡くなった子どもに、必死になって愛情を伝える父親の声に涙を流したこともありました。</p>



<p>本来、言葉とは大切な人に愛情を伝えるために生まれてきたのではないか、と私は考えるようになりました。</p>



<p>せっかく大きな力を持つ言葉を使うなら、人を傷つけたり苦しめたりすることに使うより、出会う人が笑顔になる言葉を口にしていきましょう。</p>



<p>どんな世代の人でも、幸せは遠くにあるものではなく、今この瞬間、身近にあるということ<br>それに気づき、感謝の気持ちを言葉にして伝えることで、人生はより豊かなものになります。</p>



<p>今日から、<strong>「ありがとう」</strong>を意識して伝えてみませんか。<br>感謝の言葉が、きっとあなたと大切な家族の人生をより豊かにし、健康寿命を大幅に延ばしてくれるはずです。</p>



<p>今回は、たくさんのスタッフ方々にお世話になり、とても温かい感想の言葉をたくさんいただきました。<br>そして参加された方が次々に声をかけてくださいました。<br>とてもあったい気持ちで帰路につきました。<br>ありがとうございました。またお会いしましょう！</p>



<p>大豊町の広報紙で紹介していただきました。　↓</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="633" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/ootoyochouhou-1024x633.jpg" alt="大豊町町報記事" class="wp-image-8149" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/ootoyochouhou-1024x633.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/ootoyochouhou-300x185.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/ootoyochouhou-768x475.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2026/02/ootoyochouhou.jpg 1066w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">令和７年度大豊町じんけん講演会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2025年9月7日（日）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">救急現場が教えてくれた命の輝き<br>～心を支える人のつながり～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">高知県大豊町　大豊町総合ふれあいセンター</td></tr></tbody></table></figure>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>救急現場から学んだ「折れない心」の育て方</title>
		<link>https://tatsusan.com/resilience/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 01 Sep 2025 22:43:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[#ストレスマネジメント]]></category>
		<category><![CDATA[#メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[#教員]]></category>
		<category><![CDATA[#自己肯定感]]></category>
		<category><![CDATA[感謝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7752</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu01-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>元消防士として伝えたいこと ― 先生方の重圧への共感 2025年8月25日、私は西宮市立大社中学校にて、市立小中学校の先生方を対象とした講演会に登壇させていただきました。 この日は午前9時30分に講演が始まり、90分間の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu01-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<h2 class="wp-block-heading"><strong><em>元消防士として伝えたいこと ― 先生方の重圧への共感</em></strong></h2>



<p>2025年8月25日、私は西宮市立大社中学校にて、市立小中学校の先生方を対象とした講演会に登壇させていただきました。</p>



<p>この日は午前9時30分に講演が始まり、90分間の講演の後、グループに分かれての対話の時間、そして質疑応答というプログラムでした。<br>大社中学校の皆様に加え、市内の小学校の職員の方々、総勢約150名もの先生方がご参加くださいました。</p>



<p>リハーサル中には音響設備にトラブルが発生し、何が原因かと思案していたところ、何人もの先生方が心配してくださり、様々な方法を試して解決に尽力してくださいました。<br>また、講演中にもプロジェクターにトラブルがあったのですが、それも数人の先生方がすぐに対応され、事なきを得ました。多くの先生方が自発的に協力してくださったことに感動しました。</p>



<p>今回の演題<strong>「救急現場が教えてくれた『折れない心』の育て方 ～命を支える言葉の力～」</strong>は、日々子どもたちの成長を支え、私には計り知れないほど大きな責任を担っておられる先生方に、消防士時代の経験を通して「心の元気」をお届けしたいという思いから設定しました。</p>



<p>近年、教員の皆様は、多様なしんどさを抱える生徒への支援や、サポートルームの運営方法など、多岐にわたる課題に日々向き合っていらっしゃると伺っていました。<br>SNSの普及や教員の立場の変化、人員不足といった背景も相まって、ひと昔まえとは異なる重圧の中でご尽力されている中堅層、ベテラン層の先生方も少なくないと聞いていました。</p>



<p>私自身、32年間消防士として地方公務員の職にありましたので、市民の方々からの心ないヤジや誹謗中傷を浴びることもあり、傷つき、無力感にさいなまれることもありました。</p>



<p>先生方も、一生懸命に指導しても、報われないことや、努力が正当に評価されないこと、時には理不尽な批判を受けることもあるかと思います。そうした中で日々の業務の中で感じていらっしゃるであろうストレスや重圧に対し、深い共感を抱いています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>心を守る第一歩は「やりがい」と「喜び」に目を向ける</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao-1024x536.jpg" alt="談笑する先生と小学生" class="wp-image-7755" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>この講演では、<span class="swl-marker mark_yellow">「ヤジや誹謗中傷に心を奪われず、助けた命、家族からの感謝の言葉、活動したという誇り、この仕事の『やりがい』や『喜び』に意識的に目を向けることで、ストレスが蓄積されないようにつとめてきました」</span>というお話をさせていただきましたが、職種は違えど、先生方も同じなのではないかと考えていました。</p>



<p>生徒や保護者から感謝の言葉をもらった経験や、生徒が自分の目標に向かって努力し成長していく姿に立ち会えた時の充実感、学校生活の中で感じる小さな喜びや達成感など、つらい時こそ日々の中にあるプラスの出来事にも意識的に目を向けていただくことが、先生方の心を守る上での重要な鍵となります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>命と向き合う職業の重圧と心を軽くする工夫</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao02-1024x536.jpg" alt="教室から窓外を笑顔で眺める女性教師" class="wp-image-7759" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao02-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao02-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao02-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/egao02.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>消防士が救急現場で命を救えなかった時、「あの時、ああすべきだったのではないか」と自問自答をくり返し、その苦しみにとらわれることがあります。<br>先生方もまた、病気などで生徒の尊い命が失われた時、同様の深い悲しみと自責の念にさいなまれることがあるかもしれません。<br>生徒一人ひとりの人生や未来に大きな影響を与える職業だからこそ、その責任感と重圧は計り知れないものがあると感じています。</p>



<p>そのようなストレスを抱え込んだ時に、心が疲弊しないためにも、日々の生活の中で意識的にリフレッシュする時間を持つことが大切です。</p>



<p>例えば、授業や業務の合間に深呼吸をしたり、窓の外の景色を眺めて気分転換を図る、同僚の先生と会話を交わして気持ちを共有する、といった小さな工夫が心の余裕を生み出します。</p>



<p>また、放課後や休日には、趣味や好きなことに時間を使うことで、仕事以外の自分を大切にすることもストレス解消に繋がります。日々の忙しさの中でも、意識的に自分の心と体を労わる時間を持つことが、長く健やかに働き続けるための土台となります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>救急現場で気づいた「感謝」の絶大な力</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu02-1024x536.jpg" alt="西宮市立大社中学校での講演で歌う石川" class="wp-image-7756" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu02-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu02-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu02-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/taishachu02.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>今回の講演では、私自身が現場で経験したエピソードをいくつかご紹介しました。</p>



<p>ひとつは、救急現場でバイク事故に遭った青年に心肺蘇生法を実施しようとしたときの出来事です。</p>



<p>呼吸停止していた彼の革ジャンの胸元には、母親が息子のために手作りしたお弁当が大切に入れられていました。<br>救急搬送中、心臓マッサージをしながらそのお弁当のことを思い出していた私は、<strong>「生んでくれてありがとう」</strong>と自分の母に伝えたくなり、実際に感謝の言葉を伝えました。<br>この経験は、母の死後も私の心の支えとなり、感謝の気持ちを言葉にすることの大切さを改めて実感させてくれました。<br><span class="swl-fz u-fz-s">詳しくは<a href="https://tatsusan.com/thanks-3/">「『生んでくれてありがとう』と伝えたくなったきっかけは交通事故」</a>をご参照ください</span></p>



<p>もうひとつは、救急隊員時代に中学生の男の子が交通事故で亡くなった現場に立ち会った経験です。</p>



<p>その出来事を通して、<strong>「自分は、あの子が生きられなかった今日を生きている」</strong>という事実に気づき、日々を大切に生きること、そして今ある命や日常に感謝することの大切さを強く感じました。<br><span class="swl-fz u-fz-s"><a href="https://tatsusan.com/kyouwoikiru/">「あの子が生きられなかった今日を僕たちは生きている」</a>をご参照ください</span></p>



<p>当たり前だと感じている日常の中に感謝できることを見つけ、「ありがとう」と伝えることで、自分だけでなく周りの人々も幸福感に包まれます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>自分を認め、心を解放するための3つのヒント</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kaigi-1024x536.jpg" alt="小学校の職員会議風景" class="wp-image-7758" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kaigi-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kaigi-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kaigi-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/kaigi.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>そして、<strong>「完璧を目指さず自分の全てを認める」</strong>ことも重要です。</p>



<p>私たちは誰も完璧ではありません。長所だけでなく短所も受け入れ、6割、7割できたら成功と捉える柔軟な心を持つことで、不必要なプレッシャーから解放されます。</p>



<p>感情そのものには良いも悪いもありません。<strong>「ネガティブな感情を認める」</strong>ことも、心を健康に保つ上で非常に大切です。怒りや悲しみ、不安といった感情も、それが自分の一部であると認め、その上でどう対処するかを考えることで、自己認識を深め、前向きな行動へと繋げることができます。</p>



<p>さらに、トラウマ級のつらい体験をされた場合、ご自身の感情を信頼できる人に<strong><span class="swl-marker mark_orange">「言葉にして伝える」</span></strong>ことは、心の整理をする上で非常に有効です。<br>もし身近に話しにくい場合は、日記などに書き出すことも助けとなります。</p>



<p>また、心理学的にも大きな効果があるとされているのが、<strong>家族や友人など親しい人と一緒に時間を過ごすこと</strong>です。<br>親しい人と過ごすことで、心の傷が癒やされることが多くの研究で証明されています。</p>



<p>かつて私自身も、メンタルが壊れそうになったときに、当時まだ幼かった二人の息子たちと一緒に出かけては、泥んこになって遊んでいるうちに回復した経験があります。<br>そんな経験を元にして作った歌も聞いていただきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">これからも「心の元気」を届けるために</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="536" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/jyugyou01-1024x536.jpg" alt="中学校の授業風景" class="wp-image-7757" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/jyugyou01-1024x536.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/jyugyou01-300x157.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/jyugyou01-768x402.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/09/jyugyou01.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>今回の講演が、先生方がご自身の心を振り返り、<strong>ふっと肩の力を抜く</strong>ささやかなきっかけとなったのであれば、とても嬉しいです。</p>



<p>先生方が抱えるプレッシャーに社会全体が理解を寄せ、支え合う輪が広がることこそ、私の願いです。<br>とても微力ではありますが、これからも「心の元気講演家」として、私にできることを実直に続けていきたいと強く思った講演になりました。</p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">救急現場が教えてくれた「折れない心」の育て方<br>～命を支える言葉の力～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2025/8/25（月）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">兵庫県西宮市　西宮市立大社中学校</td></tr></tbody></table></figure>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「笑って、笑って、そして泣いた」よなご傾聴しあわせの会講演会</title>
		<link>https://tatsusan.com/keichounokai/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Jul 2025 00:41:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[講演レポート]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[傾聴]]></category>
		<category><![CDATA[笑い]]></category>
		<category><![CDATA[自殺予防]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7694</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai002-1024x609.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2025年6月21日（土）、よなご傾聴しあわせの会さん主催の講演会「心を込めてリッスン～笑って泣いて心の健康講演会」で講師を務めました。 幸せの会さんのメンバーは約20人で、会場が広いので、できればたくさんの方に参加して [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai002-1024x609.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>2025年6月21日（土）、<strong>よなご傾聴しあわせの会</strong>さん主催の講演会<strong>「心を込めてリッスン～笑って泣いて心の健康講演会」</strong>で講師を務めました。</p>



<p>幸せの会さんのメンバーは約20人で、会場が広いので、できればたくさんの方に参加していただきたいと、参加無料で事前予約の必要もいらないと広報されました。</p>



<p>当日は、準備した椅子が足りなくて補充され、会場いっぱいの参加者さんの笑顔であふれていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">傾聴の必要性を痛感した消防士時代</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-1024x609.jpg" alt="石川の消防士時代の写真" class="wp-image-7706" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shouboujidai.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>私が消防局を早期退職して、すでに15年近くになります。<br>今は、消防士も<strong>「傾聴」</strong>について学ぶ機会が作られているようですが、当時は「傾聴」という言葉も、消防内部ではまだ取り上げることがありませんでした。</p>



<p>しかし、私自身はその重要性を肌で感じる現場を何度も経験していました。</p>



<p>救急現場での対応や、搬送中の救急車の中で傷病者につきそう関係者の方に接する時。</p>



<p>火災現場での原因調査で、関係者に質問調書を録取する時。</p>



<p>自分の業務の遂行だけに注意力を奪われて、住民への対応がおろそかになると、大きなトラブルに発展します。</p>



<p>「消防は自分らの用事だけ優先している。わしらがどんな思いをしているのか知ろうともしない。わしらは、今晩寝る家さえ無くなったんぞ！」</p>



<p>激怒した住民は、消防士の言葉に耳を傾けるどころか、憎しみさえ抱きます。</p>



<p>救急搬送時でも同様です。<br>家族の病気やケガで不安な思いで付き添う家族に、配慮を欠いた発言をした者もいました。</p>



<p>訴訟問題に発展しかけたような事例もありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「あなたが大切なんだ」という思いを持って接したい</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-1024x609.jpg" alt="" class="wp-image-7702" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai01.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>いつもは元気いっぱいの人も、心が弱っているときには、普段通りの心の動きではなくなります。</p>



<p>元気な時とは違う感じ方や考え方をするようになります。<br>そんな心理状態の人に、<br>励ましのつもりで言った<strong>「気にし過ぎだぞ」</strong>とか<strong>「考えすぎだぞ」</strong>という言葉が、よけいにその人を苦しめることになります。</p>



<p>心の弱った人は、アドバイスをもらって、それを自分への非難だと受け取るようになります。</p>



<p><strong>アドバイスが欲しいわけではなく、自分の苦しさを表現したい、つらい状況をわかってもらいたい、共感して欲しい</strong>というのが本心です。</p>



<p>簡単ではありませんが、心から寄り添うことが「傾聴」です。</p>



<p>私自身も、その「傾聴」ができずに、心の病気の家族の気持ちを苦しめた過去があります。</p>



<p>これからも「傾聴」を意識して寄り添って行こうと考えています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ストレスを笑いと涙で解消</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-1024x609.jpg" alt="" class="wp-image-7704" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai03.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>傾聴ボランティアは、感謝されてやり甲斐も大きいのですが、反面、なかなか意思の疎通ができなくて、つらい言葉を聞くこともあるそうです。</p>



<p>人と関わる仕事では、どうしても避けられないストレスがありますが、それは傾聴ボランティアも同じです。<br>相手の深い悩みや苦しみを受け止める時、聞き手側にも心理的な負担がかかります。</p>



<p>だからこそ、定期的にストレスを発散する機会が必要になります。</p>



<p>私の講演時間は、60分～90分が多いのですが、この日は質問タイムを入れて最長２時間とのお話だったので、いつもより歌を多めにやりました。</p>



<p>最初の方言ソングでは笑いすぎて涙を拭く人があちこちに。</p>



<p>今回の講演では、参加者の皆さんに思いっきり笑って、感動して涙を流していただきました。<br>男性の参加者さんも、何人もの方が涙を拭っている様子が見えました。</p>



<p><br>感情を表に出すことで、日頃溜まっていた心の重荷を軽くしてもらえたのではないでしょうか。</p>



<p>傾聴ボランティアを続けていくためには、支援する側の心の健康も大切です。笑いと涙でリフレッシュできる時間が、皆さんの活動の支えになれたとしたら、こんな嬉しいことはありません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">傾聴の必要性が高まる時代背景</h2>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="711" height="1024" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-711x1024.jpg" alt="よなご傾聴の会講演会のチラシ" class="wp-image-7707" style="width:353px;height:auto" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-711x1024.jpg 711w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1-208x300.jpg 208w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/yonagokeityou_1.jpg 758w" sizes="(max-width: 711px) 100vw, 711px" /></figure>



<p>現代日本において、傾聴のニーズはかつてないほど高まっているようです。</p>



<p>2024年4月に施行された「孤独・孤立対策推進法」に関連して実施された内閣府の全国調査（令和5年）では、<strong>孤独感を感じる人が約4割</strong>に上ることが明らかになっています。</p>



<p>WHO（世界保健機関）も2023年11月に「社会的つながりを育む委員会」を新設し、孤独・孤立問題を「<strong>世界的な公衆衛生の優先課題</strong>」として位置づけています。</p>



<p>これからの日本社会において、米子傾聴の会さんのような心の弱った人の話に耳を傾けるボランティア活動はますます必要な時代になります。</p>



<p>高齢化の進展、核家族化、地域コミュニティの希薄化といった社会構造の変化により、一人で悩みを抱え込む人々が増加しています。</p>



<p>日本財団の自殺意識調査によると、自殺のリスクを抑える最も重要な要因は<strong>「家族に居場所があること」</strong>と<strong>「人間同士は理解や共感ができると考えていること」</strong>とがわかっています。</p>



<p>つまり、誰かが自分の話を聞いてくれる、理解してくれるという実感こそが、生きる支えになるります。</p>



<p>家庭で、地域で、職場で、一人ひとりが傾聴の心を持ち、身近な人の小さな変化に気づき、声をかけ合う。そんな地域のつながりが、これからの時代にはますます必要になってくるのは間違いありません。</p>



<p>それだけに、私たち個人の心身の健康も、人との触れ合いを絶やさないことが、維持することになり、自殺予防にもつながる重要な要素となっています。</p>



<p>私自身も、今後も講演活動を地道に続けて行こうと、あらためてあらためて決意を新たにしました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">参加者の反響（アンケートより）</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" width="1024" height="609" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-1024x609.jpg" alt="よなご傾聴の会講演会のアンケート" class="wp-image-7705" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-1024x609.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-300x179.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04-768x457.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2025/07/shiawasenokai04.jpg 1208w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>


<p>アンケートの感想を送っていただきましたので、その一部をご紹介します。<br>よなご傾聴しあわせの会さんの方で、内容を抜粋されたものをまとめられているので、いただいた原文のまま掲載させていただきます。</p>



<p><strong>笑いと涙だと感情が洗われました。 ありがとうの言葉を 101歳の母に伝える。</strong></p>



<p><strong>人生において指針となりました。 聞く聴くに心を切り替えていきたいと思います。</strong></p>



<p><strong>本当に久しぶりに生のいい声を聴き楽しみました。 今後 CD で音楽を聴きます。</strong></p>



<p><strong>母に産んでくれてありがとうと伝えます。 これからの人生機嫌よく生きていきます。</strong></p>



<p><strong>ストレスの対処方法や家族砥のコミニケションに非常に参考になった。</strong></p>



<p><strong>家族に優しい言葉をかけようと思いました。 身内に鬱の人がいるので声掛けの参考になりました。</strong></p>



<p><strong>日々明るい気持ちで暮らしていけます。 87 歳です大変面白く聞き、 元気になりました。</strong></p>



<p><strong>人の心に寄り添う大切さを学んだ。お母さんありがとうの歌を聴き感激した。</strong></p>



<p><strong>今ならまだ間に合うことがたくさんあるような気がしました。</strong></p>



<p><strong>長年うつ病を患っているので元気づけられました。</strong></p>



<p><strong>研修というと身構えるが自分自身の荷物が少し軽くなった気がする。 他者への受容、共感、非常に大切ですね。</strong></p>



<p><strong>お友達に聞き参加しました。 一日一日を大切にして、毎日楽しく生きていこうと思っています。</strong></p>



<p><strong>ほんとうに温かいお言葉をたくさんいただきました。</strong></p>



<p>そして、このブログ記事のタイトルにも使わせていただいた感想がこちらです。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">おもしろい、 とにかくおもしろい。 笑って、 笑って、 そして泣いた。</span></strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">残りの人生、たくさんの人に出会いたい！</h2>



<p>54歳になって遅すぎると言われながら早期退職をしたのですが、<br><strong>「自分の人生であとどれくらいの人に出会えるかわからないが、もっとたくさんの人に出会いたい」</strong><br>と思ったのもきっかけの一つでした。</p>



<p>ふつうは高齢期に向かうにつれて、身辺を整理し、友達さえも断捨離する人が少なくありません。</p>



<p>しかし、私は自分の講演を通じて、たくさんの人に出会い、思いを共有したいという気持ちがありました。</p>



<p>今回も、まさにその思いが叶った講演でした。</p>



<p>本当に感謝でいっぱいです。<br>私自身も笑ったり泣いたりしながら、心身の健康に留意して、<strong>これからもたくさんの人に出会いたいと思います。</strong></p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">泣いて笑って心の健康講演会<br>～心を込めてリッスン～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2025年6月21日（土）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">主　催</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">よなご傾聴しあわせの会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鳥取県米子市淀江　米子市淀江文化センター</td></tr></tbody></table></figure>




]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【救えなかった命から学んだこと】 自殺予防講演会初四国</title>
		<link>https://tatsusan.com/shikokuhatsukouen/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Oct 2024 23:30:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[家族サポート]]></category>
		<category><![CDATA[自己肯定感]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7231</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>2024年9月29日（日）、初めての四国での講演会でした。 愛媛県の鬼北町という町での講演で「自殺予防」がテーマでした。演題は「救急現場で学んだいのちの重さ ～心を支える人の つながり～」。 近年、自殺者は年間２万人を超 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>2024年9月29日（日）、<strong>初めての四国での講演会</strong>でした。</p>



<p>愛媛県の<strong>鬼北町</strong>という町での講演で「自殺予防」がテーマでした。<br>演題は「救急現場で学んだいのちの重さ ～心を支える人の つながり～」。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="724" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/kihokucouchirashi-1024x724.jpg" alt="鬼北町「自殺予防講演会」のチラシ画像" class="wp-image-7246" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/kihokucouchirashi-1024x724.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/kihokucouchirashi-300x212.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/kihokucouchirashi-768x543.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/kihokucouchirashi.jpg 1123w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>近年、自殺者は年間２万人を超える状況が続います。<br>若年層、特に小中高生の自殺が増加しており、都市部でも地方でも同じ問題を抱えています。<br><br>今回も、私の講演は自殺者数の推移についてより、その背景にある心の問題についてお話しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">初めて訪れた鬼北町と鳥取県の鬼</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen3-1024x538.jpg" alt="鬼北町の道の駅の鬼の像" class="wp-image-7233" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen3-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen3-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen3-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen3.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>最初の講演依頼メールを見て驚いたのは、「鬼北町」という町名でした。<br>一度見聞きしたら忘れられないインパクトがあります。</p>



<p>調べてみたら、鬼北町は、日本で唯一「鬼」の文字が入る自治体だそうです。</p>



<p>鬼北町入りして、まず最初に鬼がいる道の駅「広見森の三角ぼうし」に行きました。<br>なんと、そこには大きな赤鬼がいました。</p>



<p>鳥取県の伯耆町にも巨大な鬼がいるので、とても親近感を感じました。<br>ただ、色は緑色です。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/houkichou-1024x576.jpg" alt="鳥取県伯耆町の鬼の像" class="wp-image-7238" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/houkichou-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/houkichou-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/houkichou-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/houkichou.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>私の家から、鬼北町まで約４００Kmの旅でした。<br>時間にして約６時間。<br>もちろん、前泊しました。</p>



<p>初めての土地で講演することが多いのですが、毎回新鮮な気持ちで向かいます。<br>観光をする時間的な余裕はないのですが、道中はいくらか旅心が生まれるようです。</p>



<p>チラ見ですが、瀬戸大橋からの風景を遠望して旅情を味わいました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自損行為現場が「人には何が大切か」を教えてくれた</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen4-1024x538.jpg" alt="鬼北町自殺予防講演会会場になった近永公民館の外観" class="wp-image-7236" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen4-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen4-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen4-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen4.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>消防士だった頃、自損行為現場で活動した件数は少なくありませんでした。</p>



<p>未遂であっても、こちらの心は重くなりますが、すでに手遅れだった場合は、言葉で表現できない感情に満たされます。</p>



<p>救えなかったことへの徒労感なのか、自責感なのか、<br>亡くなった人の人生の重さに圧倒されるのか、<br>なんとも言えない重苦しさを抱えることになりました。</p>



<p>その重苦しさは同時に、一番大切なことを教えてくれました。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">大切な人には、心の中の思いを伝えなければいけない</span></strong>ということでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">なかなか言えなかった大切な言葉</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen6-1024x538.jpg" alt="鬼北町講演終了後の質疑応答" class="wp-image-7240" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen6-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen6-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen6-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen6.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">講演終了後の質疑応答コーナーで感想を話す参加者さん</figcaption></figure>



<p>当時は、何度もそんな思いを経験したのに、いざ現実となると、伝えたつもりでも言葉足らずでした。</p>



<p>妻がうつ病になり、何年も苦しむ姿を見てきたのに、どうしていいのかわからず、途方にくれる日々を過ごしました。</p>



<p>ようやく言葉にして、大切に思う気持ちを伝えましたが、それでもまだまだ足りなかったのです。</p>



<p>今回の講演では、「家族の病気で学んだこと」ということで、当時もっとかけてあげるべきだった言葉をお伝えしました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/manabi-1024x576.jpg" alt="「家族の病気で学んだこと」のスライド" class="wp-image-7239" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/manabi-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/manabi-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/manabi-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/manabi.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><strong><span class="swl-marker mark_orange">・苦しさへの理解　「苦しかったね」「つらかったね」</span></strong></p>



<p>これらの言葉は、相手の感情や経験を否定せずに受け止めることで、感情的な孤立感を和らげます。<br>この言葉をかけられた相手は「自分は理解されている」「自分の感情は正当だ」と感じ、自己承認欲求が満たされやすくなります。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_orange">・居場所があることを伝える「ずっとそばにいるよ」「いつも味方だよ」</span></strong></p>



<p>この言葉で、相手は自分が孤立していないという安心感を得ます。<br>特に、心の居場所があることを感じると、自分がどんな状況でも受け入れられているという感覚が生まれ、自己肯定感が高まります。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_orange">・存在価値を認める「あなたが大切なんだ」</span></strong></p>



<p>「あなたが大切なんだ」と存在価値を肯定されると、相手は自分の存在そのものに価値があると感じます。<br>自己承認の最も根本的な部分は、自分が他者にとって意義ある存在であると認識することです。このような言葉をかけることで、自己肯定感が強化されます。</p>



<p>もちろん、自損行為に至るまでには、その人にしかわからない苦しみや悩みがあるに違いありません。<br>簡単に断じることはできませんが、それらの３つのことは、大切な人に自殺を思いとどまらせ、心の傷が回復に向かうことへ力を与えてくれることなのです。</p>



<p>私自身がもっともっと妻に言葉をかけてあげるべきだったと後悔している点でもあります。</p>



<p>そして、その３つのことは、自損行為を防ぐ効果だけに限らず、日頃の人間関係でも相手の成長を促したり、コミュニケーションが良好になったりと、とても大切なことです。</p>



<p>心中をしようとした中高年夫婦を救急搬送したエピソードも話しました。<br>救急病院へ向かう救急車の中で、夫が意識を取り戻し、二人で抱き合って喜び合っていた光景を、こちらのブログ記事に詳しく書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/inochikouen/">「生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">たくさんの人と話せる幸せ</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="538" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen2-1024x538.jpg" alt="鬼北町自殺予防講演会で歌う石川" class="wp-image-7235" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen2-1024x538.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen2-300x158.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen2-768x403.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen2.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>講演の始まりには、全員が私の存在などまったく知らなかった人ばかりですが、終了後はたくさんの方から話しかけられました。</p>



<p>介護士の方、社会福祉関係の方、元消防士の方から、面白かったという感想や、講演の内容を今後の仕事に活かしていきたいという思いを聞かせていただきました。</p>



<p>また、「私の妹が鳥取に嫁いでいます」とか、「鳥取砂丘に行ったことがある」とか、鳥取のことも話されました。</p>



<p>控室に戻ると、色紙が何枚か置かれていて、サインを求められました。<br>久しぶりにサインして、つけくわえた言葉の文字を見て、あまりのヘタさ加減に、我ながら呆れました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen7-1024x576.jpg" alt="鬼北町の講演会終了後に控室でした石川のサイン" class="wp-image-7241" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen7-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen7-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen7-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/10/shikokukouen7.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>今後、講演の内容をさらに充実させるのとともに、字も練習しようと心に決めました。</p>



<p><span class="swl-fz u-fz-s">こちらのブログ記事には救った命について書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/inochikouen/">「生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</a></span></p>



<figure class="wp-block-table is-style-regular min_width30_"><table><thead><tr><th class="has-text-align-center" data-align="center">項　目</th><th class="has-text-align-center" data-align="center">内　容</th></tr></thead><tbody style="--tbody-th-color--bg:var(--color_deep02);--tbody-th-color--txt:var(--swl-text_color--white)"><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">タイトル</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">愛媛県鬼北町自殺予防講演会</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">日　時</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">2024年9月29日（日）</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">演　題</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">救急現場から学んだ命の重さ<br>～心を支える人のつながり～</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">場　所</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">愛媛県北宇和郡鬼北町大字近永<br>近永公民館</td></tr><tr><td class="has-text-align-center" data-align="center">主　催</td><td class="has-text-align-center" data-align="center">鬼北町役場<br>地域自殺対策強化事業</td></tr></tbody></table></figure>


<div class="taxonomy-post_tag wp-block-post-terms"><a href="https://tatsusan.com/tag/%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%ab%e3%82%b9/" rel="tag">メンタルヘルス</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%82%b5%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/" rel="tag">家族サポート</a><span class="wp-block-post-terms__separator">, </span><a href="https://tatsusan.com/tag/%e8%87%aa%e5%b7%b1%e8%82%af%e5%ae%9a%e6%84%9f/" rel="tag">自己肯定感</a></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>笑いで認知症予防 &#8211; 明るく楽しく健康づくり</title>
		<link>https://tatsusan.com/waraideyobou/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Aug 2024 10:22:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[免疫力アップ]]></category>
		<category><![CDATA[笑い]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=7191</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/waraiyoga-1024x558.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>今日は、認知症予防にとても効果的な方法についてお話しします。 それは、なんと「笑い」なんです。「えっ、笑うだけで認知症予防になるの？」って思われるかもしれませんね。でも、本当なんです。 笑いには、私たちの体と心を健康に保 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/waraiyoga-1024x558.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p>今日は、認知症予防にとても効果的な方法についてお話しします。</p>



<p>それは、なんと<strong>「笑い」</strong>なんです。<br><strong>「えっ、笑うだけで認知症予防になるの？」</strong>って思われるかもしれませんね。<br>でも、本当なんです。</p>



<p>笑いには、私たちの体と心を健康に保つ素晴らしい力があります。<br>そして、これは単なる言い伝えではありません。科学的な研究結果がそれを裏付けています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">認知症予防、これなら難しくありません</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/senioregao-1024x576.jpg" alt="楽しそうに食事する高齢者夫婦" class="wp-image-7196" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/senioregao-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/senioregao-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/senioregao-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/senioregao.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>最近、テレビや新聞で認知症の話題をよく目にしませんか？</p>



<p>高齢化社会が進む中で、認知症は避けて通れない大きな課題になっています。 <br>特に、新型コロナウイルスの影響で、外出する機会が減ってしまった高齢者の方々は、フレイルといって健康な状態と要介護状態の中間の段階の方がとても増加してしまいました。</p>



<p>ますます認知症のリスクが高まっているというわけです。<br>でも、心配しないでください。認知症予防の方法もいろいろありますが、とても簡単にできる方法があります。</p>



<p>それが、<strong><span class="swl-marker mark_yellow">「笑う」</span></strong>ことなんです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">笑いの科学的効果</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/noukassei-1024x576.jpg" alt="脳が笑いでパワーアップしているイラスト" class="wp-image-7194" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/noukassei-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/noukassei-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/noukassei-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/noukassei.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><strong>「笑い」</strong>は、年齢に関係なく誰でも楽しめる最高のストレス発散法です。</p>



<p>そして、このストレス発散が、実は認知症予防にとても効果的なんです。</p>



<p>2014年に発表された研究（カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームによって行われた）によると、ユーモアを理解し笑うことは、短期記憶や創造的思考、学習能力の向上に繋がることが分かっています。</p>



<p>これらの能力は、認知症の予防に重要な役割を果たします。</p>



<p>笑うと、私たちの体の中でどんなことが起こるか知っていますか？</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong><span class="swl-marker mark_yellow">エンドルフィンの分泌</span></strong><br>脳内で「エンドルフィン」というホルモンが分泌されます。このエンドルフィン、「幸せホルモン」とも呼ばれていて、気分を良くしてくれるんです。<br></li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_yellow">ストレス軽減</span></strong><br>2016年のカリフォルニア大学アーバイン校の研究チームによって行われた研究では、笑いがストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げることが確認されています。<br></li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_yellow">運動効果</span></strong><br>思い切り笑うと、お腹に力が入りますよね。これは立派な運動なんです。アメリカの研究者の計算によると、15分間の笑いで、約10〜40カロリーを消費するそうです。 <br>※主な研究者: ガーシャ・ブレイン博士を中心とするチーム（ロマリンダ大学とカリフォルニア大学アーバイン校の共同研究）</li>
</ol>



<h2 class="wp-block-heading">脳の活性化と笑い</h2>



<p>脳の活性化には、食事、運動、コミュニケーションの3つが欠かせません。</p>



<p>そして、<strong>「笑い」</strong>は、この<strong>「運動」</strong>と<strong>「コミュニケーション」</strong>を同時に満たしてくれる素晴らしい活動です。</p>



<p>友達や家族と一緒に笑うと、それは立派なコミュニケーションです。</p>



<p>一人でテレビを見て笑っても、それは脳にとっては他者とコミュニケーションをとっているのと同じような効果があります。</p>



<p>2017年の研究では、社会的な笑いが認知機能の低下を遅らせる可能性があることが示されています。 <br>※主な研究者: マリー・ベネット（Mary P. Bennett）博士とシャキーラ・レングアチャー（Cecile A. Lengacher）博士</p>



<p>さらに、笑いには<strong>免疫力</strong>を高める効果もあります。</p>



<p>2015年の研究では、笑いが自然キラー細胞の活性を高め、免疫機能を向上させることが確認されています。 <br>※主な研究者: リー・ベーク（Lee Berk）博士を中心とするチーム（ロマリンダ大学）</p>



<p>免疫力が高まると、体の調子が良くなります。体の調子が良いと、自然と外出する機会も増えますよね。外出して人と会話をする。これもまた、認知症予防にとても良いことなんです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">男性は笑顔のハードルを下げましょう</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kaijyou-1024x576.jpg" alt="石川の講演会の客席風景" class="wp-image-7193" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kaijyou-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kaijyou-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kaijyou-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/kaijyou.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>さて、ここで特に日本人男性の皆さんにお話ししたいことがあります。</p>



<p><strong>「笑顔を見せるのは照れくさい」<br>「感情を表に出すのは苦手だ」</strong></p>



<p>そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。でも、健康のためには、そのハードルを少しずつ下げていく必要があるんです。</p>



<p>では、どうすれば笑顔を取り入れやすくなるでしょうか。いくつかのポイントをお伝えします。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">お笑い番組や映画を見る</span></strong><br>現代の日本はお笑い大国となりました。 テレビ・ラジオではお笑い芸人さんの楽しい番組がたくさんあります。 また動画視聴サイトには、各国のコメディ映画が選択に迷うほどたくさんあります。 お笑い番組や映画を見ながら、意識して笑顔になったり、声を出して笑ったりしてみましょう。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">小さな喜びを見つける</span></strong><br>日常生活の中で、ほんの些細な喜びを見つけて微笑むことから始めましょう。 美味しいコーヒーを飲んだ時、好きな音楽を聴いた時など、小さな幸せを噛みしめるんです。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">笑顔の効果を意識する</span></strong><br>笑顔を見せると、周りの人も笑顔になります。それによって、良好な人間関係が築けるということを意識してみてください。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">趣味の場で笑顔を</span></strong><br>好きなことをしている時は自然と表情が和らぎます。趣味の場で意識的に笑顔を増やしてみましょう。</li>



<li><strong><span class="swl-marker mark_orange">家族や親しい友人から</span></strong><br>まずは家族や親しい友人といる時に意識的に笑顔を見せてみましょう。慣れてきたら、徐々に他の場面でも笑顔を増やしていけばいいんです。</li>
</ol>



<p>笑顔を見せることは、決して「カッコ悪い」ことではありません。むしろ、自信と余裕のある人だと周りに映るものです。健康のためだけでなく、人間関係の潤滑油としても、笑顔はとても大切なんです。</p>



<p>また、<strong><span class="swl-marker mark_yellow">心の健康に関する講演会や催しに参加するのも効果的</span></strong>です。</p>



<p>私自身、<strong>「心の健康講演会」</strong>の講師を務めていますが、そこでは単に話を聞いていただくだけでなく、歌を交えたり、消防士時代の現場活動のエピソードを聞いていただき、時には泣いたり笑ったりと、様々な感情を体験していただいています。</p>



<p>普段は抵抗があって、人前で笑顔になることも、涙を流すこともなさそうな、無表情な男性の参加者さんの多くが、講演の前半でとてもいい表情で大笑いされ、後半では手で涙を拭う仕草がステージの上から見えます。</p>



<p>暗い会場で、隣の席の人もステージ上の私を見ているので、自分を見られることはないという安心感もあるのかもしれません。</p>



<p>実は、笑うことだけでなく、泣くことも脳にとっては良い刺激になります。感情を抑え込まずに表現することで、ストレス解消にもつながります。</p>



<p>ある研究では、感情を適切に表現する人の方が、認知機能の低下が遅いという結果も出ています。 <br>※主な研究者: サラ・マッティングリー（Sarah A. Mattingly）博士とマーク・ヘルフリッチ（Mark A. Helfrich）博士を中心とするチーム</p>



<p>こういった講演会や催しでは、同じような興味を持つ人たちと出会える機会にもなります。新しい人間関係を築くことも、脳の活性化には大切なんですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日々の生活に笑顔を</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorfamily-1024x576.jpg" alt="笑顔の２世代家族" class="wp-image-7197" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorfamily-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorfamily-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorfamily-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorfamily.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>大切なのは、笑顔で過ごす時間を意識的に増やすことです。</p>



<p>朝起きたときに、鏡の前で自分に向かって笑いかけてみてください。気分が良くなります。</p>



<p>実際、意識的に笑顔を作ることでストレスへの反応が和らぐことがわかっています。</p>



<p>そして、周りの人たちにも笑顔を向けてみてください。きっと、笑顔は返ってきます。 その笑顔の交換が、あなたの脳を活性化させ、認知症予防につながっていきます。</p>



<p>2018年の研究では、社会的な交流が多い高齢者は、認知機能の低下が遅いことが報告されています。 <br>※主な研究者: イヴォンヌ・ルフェーブル＝アンダーソン（Yvonne Lefevre-Anderson）博士を中心とするチーム</p>



<p>時には、悲しいことや辛いこともあるでしょう。<br>そんな時は、無理に笑顔を作る必要はありません。感情を素直に表現することも大切です。</p>



<p>泣きたい時は泣き、怒りたい時は怒る。そうやって感情を表現した後に、自然と笑顔が戻ってくる。そんな心の動きも、実は脳にとってはとても良い刺激なんです。</p>



<p><span class="swl-fz u-fz-s">こちらのブログ記事に「笑いと健康」について書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/warainochikara/">「笑い」のチカラ</a></span></p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ：笑顔で健康に</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorcamp-1024x576.jpg" alt="高齢女性がキャンプ場で微笑んでいる画像" class="wp-image-7195" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorcamp-1024x576.jpg 1024w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorcamp-300x169.jpg 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorcamp-768x432.jpg 768w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/08/seniorcamp.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p><strong>「笑い」</strong>には、素晴らしい力があります。気分を良くし、体を動かし、人とのつながりを作る。そのどれもが、認知症予防に効果的なんです。</p>



<p>だから、今日からもっと笑いましょう。そして、時には泣いたり怒ったりと、感情豊かに過ごしましょう。<br>たくさん笑って、楽しく過ごすことが、一番の健康づくり、認知症予防になります。</p>



<p>明るく、楽しく、笑顔で。そんな毎日を過ごしていけば、きっと健康な体と心を保つことができますよ。<br>さあ、今日も笑顔で過ごしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「生きていてよかった」と泣いた夫婦【命の講演会で話すこと】</title>
		<link>https://tatsusan.com/inochikouen/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石川 達之]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 01 Jun 2024 23:16:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心の健康]]></category>
		<category><![CDATA[命の尊さ]]></category>
		<category><![CDATA[寄り添う]]></category>
		<category><![CDATA[救急]]></category>
		<category><![CDATA[自損行為]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://tatsusan.com/?p=6604</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ikiteyokatta-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>消防士として、様々な現場で生死の境目に立たされる人々を見てきました。中でも、救急車の中で「生きていてよかった！」と叫ぶ夫婦の姿に、私に強い衝撃を受けた、命の尊さを改めて実感させた出来事でした。自殺未遂者や家族を失った人々から聞いた話では、自殺は決して楽なものではなく、本人も家族も後悔の念が残ることが多いことを知りました。そして、誰かの心の支えとなることが大切で、悩みを抱えている人がいれば、一人で抱え込まずに相談すること、そして周りの人が寄り添い、話を聞いてあげることが重要だと講演の中で伝えています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ikiteyokatta-1024x536.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p>
<p><strong>「生きていてよかった！」</strong></p>



<p>救急車の中で、そう泣き叫ぶ夫婦を目の当たりにした時、私の心にも熱いものが込み上げてきました。</p>



<p>消防士として数々の現場に立ち会ってきましたが、あの日の光景は今も脳裏に焼き付いて離れません。</p>



<p>その時のエピソードを、自殺予防講演会や中学生、高校生を対象にした人権講演会で話しています。</p>



<p>何があっても一番たいせつなのは「命」。<br>自分の命をたいせつにすることが、自分を認め、他人への思いやりを育んでいくものだと信じています。</p>



<p>私が救急隊員として自損行為の現場に実際に出動した時のエピソードをお話します。</p>







<h2 class="wp-block-heading">「いなくなりたい」と思うことだってある</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu.png" alt="悩む若い女性" class="wp-image-6607" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/nayamu-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p><strong>「死にたい」</strong></p>



<p>その言葉を口にする人もたくさんいて、それぞれ理由・原因・動機も違っていると思います。</p>



<p>１０代の頃には、少なからず死への憧れや、自殺を美化する感情もあるとは思います。</p>



<p>自分自身で処理しきれないほどの苦しみや寂しさを抱えて、<br><strong>「いなくなりたい」</strong><br>と思うことだってあるかもしれません。</p>



<p><strong>痛いのは嫌だ。汚い死に方は嫌だ。ポンと楽に死にたい。</strong><br>そんなふうに思う人も多いのかもしれません。</p>



<h2 class="wp-block-heading">生きていてよかった！</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png" alt="救急車にストレッチャーを収容する画像" class="wp-image-6606" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/ambulance-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p>あなたに質問です。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow"><strong>「死にたい」</strong>と思ったことはありますか？</span></p>



<p>きっと、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。</p>



<p>私も、純文学にかぶれていた１０代の頃は漠然とした死への憧れを抱いていた時期がありました。</p>



<p>しかし、消防士として様々な現場に出動した中で、危険な現場を切り抜けて<strong>「生きていてよかった」</strong>と心の底から思えた瞬間を経験したり、一命を取りとめ喜ぶ人たちの姿を見たりして、生きることの尊さを体感してきました。</p>



<p>中学生や高校生に、命のスゴサ、生きようとする力のスゴサを、消防現場のエピソードを交えてなんとか伝えようという思いで講演をしています。</p>



<p>それでもあまりショックを与えてはいけないと思い、具体的な描写はしないようにしています。</p>



<p>今までは「自殺」についても、あまり多く話さなかったのですが、こんな事件があったので、あえてしっかりと伝えたいと思うようになりました。</p>



<p>たくさんの自尊行為の現場に出動してきた経験から、<strong>きれいで楽そうな死に方なんてないんだよ</strong>、と伝えています。</p>



<p>ずいぶん前に、自動車の排ガスの自損行為で出動したことがあります。</p>



<p>県外からそれを目的にやってきた夫婦でした。<br>幸い、通行人の通報が早くて、どちらも助かりました。</p>



<p>意識のあった女性は、意識を失った男性にしがみついて泣いていましたが、朦朧としていたものの男性が意識を取り戻しました。</p>



<p>女性は、号泣しながら男性の身体を抱きしめてくり返し言っていました。</p>



<p><strong>「よかった！　本当によかった！　生きていてよかった！」</strong></p>



<p>よく言われるように、自殺をしようとして一命をとりとめた人の多くが、<strong>「なんで死のうと思ったんだろう」</strong>と後悔されます。</p>



<p>もちろん、人それぞれ深い悩みや苦しみから、死を選択しようとしたり、感情のコントロールができなくなって衝動的に行ってしまう場合もあるでしょう。</p>



<p>悩みを一人で抱えてしまった場合、よけいにその危険性は増します。<br>張り詰めた気持ちの状態が継続しないように、少しでも緊張を緩めるためにも誰かに話したり、愚痴をこぼすことも大切です。</p>



<p>こちらのブログ記事にもその事を書いています。<br><a href="https://tatsusan.com/guchimodaiji/">「心が疲れたときに必要なのは弱音と愚痴」</a></p>



<p>私の友人の自殺未遂経験者も、<br>「自殺して自分を殺そうなんて気持ちではなかった。生きなおしてもっとよりよく生きたいと思った」<br>と言っていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">君は大切な存在なんだ！</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="800" height="450" src="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png" alt="若い親子が笑顔で楽しそうに話す画像" class="wp-image-6608" srcset="https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako.png 800w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-300x169.png 300w, https://tatsusan.com/wp-content/uploads/2024/06/oyako-768x432.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>
</div>


<p><strong>「あの時、誰かに話を聞いてもらえていたら…」 </strong>自殺者の多くは、そう思っているのではないか、私はそんな思いを持っています。</p>



<p>大切な家族を失って泣きじゃくる家族の姿を、何度も見てきました。</p>



<p>心拍の戻らない家族に、呼びかけ、叫び、身体を揺すぶっている様子は、救急隊員も強い心の痛みを感じます。<br>そして亡くなった人が抱えていたであろう孤独に、胸が締め付けられる思いでした。</p>



<p>きっと本人ではなければわからない苦しさや悩みがあったのだろうと思います。<br>悩みや不安やで心がいっぱいになり、苦しくて大切な存在のことも見えなくなったのかもしれません。</p>



<p>寂しさや生きづらさを抱えている人はたくさんいます。<br>誰かに話を聞いてもらいたいと思っても、共感してくれる人がいない人もいます。<br>家族と一緒に暮らしていても、子どもの話を聞いてあげない親もいます。<br>子どもの悩みを、「馬鹿げたことを」と取り合わない親もいます。</p>



<p>自分自身が思春期だった頃に、子どもと同じようにいろんな事に悩んでいたことを思い出さない親もいます。</p>



<p>日本財団自殺意識調査2017の中に、<strong>「自殺の抑制要因（自殺のリスクを抑える要因）」</strong>についての記述がありました。</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">・家族に居場所がある</span></strong><br>（家族の中での「自己有用感」が高い）</p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_yellow">・人間同士は理解や共感ができると考えている</span></strong><br>（「共感力」がある）</p>



<p>最後に、この記事を読んでいるあなたへ。 もし今、あなたが辛い気持ちを抱えているのなら、どうか一人で抱え込まず、誰かに相談してください。 家族、友人、学校の先生、誰でもいいのです。話すことで気持ちが楽になることもあります。 あなたの命は、あなただけのものではありません。 あなたの周りには、あなたを必要としている人が必ずいます。どうか、「生きていてよかった」と心から思える未来を掴み取って下さい。 そして、もしあなたの大切な人が悩んでいることに気づいたら、どうか寄り添い、話を聞いてあげてください。あなたの温かい言葉が、その人の生きる希望になるかもしれません。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>いのちの電話</strong>
<ul class="wp-block-list">
<li>0570-783-556&nbsp;(お住まいの地域によって番号が異なります)</li>



<li>毎日&nbsp;16:00～21:00</li>



<li>毎月10日は&nbsp;8:00～翌8:00</li>
</ul>
</li>



<li><strong>よりそいホットライン</strong>
<ul class="wp-block-list">
<li>0120-279-339</li>



<li>24時間対応</li>
</ul>
</li>
</ul>



<p><a href="https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro">https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro</a></p>



<p>あなたの周りには、あなたを必要としている人が必ずいます。どうか、<strong>「生きていてよかった」</strong>と心から思える未来を掴み取って下さい。 そして、もしあなたの大切な人が悩んでいることに気づいたら、どうか寄り添い、話を聞いてあげてください。あなたの温かい言葉が、その人の生きる希望になるかもしれません。</p>



<p><strong>「どうせ話してもちゃんととりあってくれないんだ」</strong><br>と、どんどん共感力を失う言葉を発したり、そんな態度をとっていないか、ふだんから振り返ってみることも大切だと思いました。</p>



<p>何事もない日々の暮らしの中で、大切な人に、<br><strong>「ちゃんと居場所があるんだよ」<br>「君は大切な存在なんだ」</strong><br>と伝えていきましょう。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
