心の元気講演家 石川 達之ホームページ

寺院

お寺で歌う石川達之

感謝の源 お寺で講演

コロナ禍のこんな時期だからこそ、今まで以上に「感謝」の思いを持つことが大事になります。

不安や悩みで、心の余裕がなくなると、どうしても「感謝」の思いも薄らぎます。
「感謝」の思いが薄らぐと、自尊感情も低下します。
親しい人の顔を見て、話せることの幸せをあらためて思い知る日々ですね。

昨年(2020年)の12月18日(土)に、鳥取市鹿野町の浄土真宗のお寺「光輪寺」さんの仏壮・仏婦・若夫合同研修会の講師としてお招きいただきました。

鹿野町光輪寺本堂で歌う石川

久しぶりのお寺での講演ということで、とても楽しみにして早めに入らせていただきました。
前日に雪が降り、心配していたほどの積雪にならなくてホッとしました。

お経をお借りして「おつとめ」にも参加させていただきました。
お寺さんでの講演は、講師としてもとても穏やかな気持ちで歌い、話せるので、そこも楽しみなんです。

この日のテーマは「感謝」です。
感謝といえば仏様ですから、檀家の皆さんも日頃から感謝の多い生活を送っておられることだと思います。

これこそ「釈迦に説法」ではありますが、コロナ禍でストレスを感じる日々を送っておられるので、私の話と歌で、いつもとは違う角度から「感謝」について考えていただく時間にしたいと思っていました。

広い本堂で、アンコールも含めて約1時間半やらせていただきました。

開始時間より数時間前から大型ストーブが点火されていましたが、この日の気温はかなり低く、本堂は少し寒かったようです。それでも、予想以上に盛り上がっていただけたようで、安堵の思いで、終了後は参加された皆さんとともにご住職様からお茶をいただき、身も心もあったかくなりました。

鹿野町光輪寺本堂で歌う石川

参加された皆さんと一体になれた充実感で満たされながら帰途につきました。

つい先日、その会の役をされた方から、参加された方の感想をとりまとめたものをメールでいただきました。

・元気が出る講演でした。
・内容が良かった。
・「ありがとう」の気持ちを大切に生きていこうと思います。
・方言がすごく上手くてよく分った。
・父母、娘に感謝してもらえる親になりたい。
・良く笑った。
・免疫力がアップした。
・実話に基づいた話で、あっという間の時間だった。
・もっと多くの人が聞いた方が良い。
・方言が暖かいです。

アンケート内の「今後の研修会についての要望」欄には、

「石川達之さんの講演を希望」
と書かれた方もいらっしゃったとのことでした。
講師としては一番嬉しい言葉でした。

まだまだ先の読めないこの新型コロナウイルスの感染状況ですが、希望を失うことなく、前に向かって進む気持ちをさらに強くしていただきました。

ご住職様、役員の皆様、参加された皆様、本当にありがとうございました。

項 目内 容
講演会タイトル光輪寺 仏壮・仏婦・若夫合同研修会
日 時2021/12/18(土)13:30~15:30
演 題「ありがとうの言葉で幸せに生きる」
場 所鳥取県鳥取市鹿野町 光輪寺本堂
雪の中、本堂へ向かう僧侶たち

お寺さんで笑って健康に歌う

「笑うことは、とっても健康にいいんです」

ナチュラルキラー細胞を活性化させると、どんなに免疫力が上がるかについて話し、
「では、皆さん、さっそく実践しましょう」
と私が歌うと、大爆笑が沸き起こりました。
参加皆さん全員、私が言うまでもなく日頃から大いに笑って健康な方ばかりのようでした。

むしろ、私の方が元気をいただくことになりました。

2020年2月20日、鳥取市にある高野山真言宗最勝院というお寺さんでお話をさせていただきました。
数年前に高野山真言宗寺族婦人会で講演させていただいたのがご縁で、お声をかけていただきました。

この日は、大般若法要ということでしたので、ご住職さまにどんなことをやられるのかお聞きしました。
大般若経とは、三蔵法師が天竺から持ち帰り、訳した経典で、600巻あるそうです。
それを全部読むわけにはいかないので、経典をめくってその一部を読み、一年の平穏と幸福をお祈りされるとのことでした。

お寺さんで講演をさせていただくのは、とても光栄で嬉しくて、この日が待ち遠しかったんです。
ぜひにとお願いして、大般若経転読祈祷にも参加させていただきました。
僧侶の方々に、私もつづきました。

お寺の本堂に向かって並んで石段を登る僧侶たち
お寺の本堂に並んで入る僧侶たち

読経が始まりました。
だんだん白熱して、独特の節回しが大音声で響きました。
大迫力だったので、おもわずスマホで動画を撮影しました。

お寺の本堂の中へ進む僧侶たち

途中、参詣者の方々がつぎつぎに合掌して、並んだ僧侶に背を向けます。
経本で背中を叩いていただき、身体健全、家内安全、厄除け開運を加持祈祷していただいておられました。
もちろん、私もお願いして祈祷していただきました。

お寺の本堂で祈祷する僧侶たち

その法要の終わったあとに、私のライブコンサートをやらせていただきました。

「こうやって皆さんのお顔を拝見しますと、私より年齢がお若い方ばかりですね」
と言うと、スタートから爆笑が起こりました。

お寺の本堂で歌う石川

今までもお寺さんで講演やコンサートをやらせていただきましたが、参詣される方はいつも元気で大いに笑ってくださるので、お寺さんでやらせていただくのはいつも楽しみなんです。

この日も、女性の方が多く、爆笑につぐ爆笑でした。
あまりにも笑いが長く尾を引くので、その声を聞いて、今度は私が吹き出すという素晴らしく健康的な時間を一緒に過ごさせていただきました。

本堂で石川の講話を聞く信者さんたち

最勝院のご住職さんをはじめ、皆様に歓待していただき、また僧侶の皆様ともお話できてとても素晴らしい一日になりました。
ありがとうございました。

中国ブロック寺族婦人研修会鳥取大会の会場風景

人と自分を大切にすること【高野山真言宗寺族婦人会講演】

人は、「大切」だとわかっていても、できないことがたくさんあります。

「健康」というものがどれだけ大切なものであるか、病気をしたときにはあんなに痛切に思い知ったのに、癒えてしまうと、その思いが薄らいでしまう。
遠く離れて暮らしていると、その存在のありがたさを、さびしさとともに噛みしめても、一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、感謝の思いを忘れてしまう。
人は、経験した痛みやさびしさを、「大切さ」を思い出すエネルギーにすることで、やっと大切にできるのかもしれません。

大きくへしゃげた車両のドアをこじ開けて、瀕死のけが人を救出したときの光景は、その後にそんな現場をあまた経験しても、忘れられることができませんでした。

一つ一つの現場の記憶は、長年忘れていても、突然蘇ることもあります。
たまたま車で通った道路の片隅に置かれた花を目にした瞬間。
あのとき、そこに確かに必死にもがき苦しみ、助けを求めた人がいた。
そして、すでに息絶えた人もいた。

あれから数十年が経過してもなお、そこに花が供えられていることに、残された家族の存在を見た思いがしました。

そんな思いを抱くと同時に、健康や安全、大切な人の存在について、あらためて考えます。

高野山真言宗寺族婦人会講演会のステージ画像

2018年6月29日は、鳥取市で「第50回中国ブロック寺族婦人研修会鳥取大会」で、2日間の研修会の2日目の講師を務めました。

2日目の研修会でお疲れだったと思いますが、講演では、前半は大いに笑い、後半では多くの方が涙を拭いておられました。

普段から信者さんや地域の方々とふれあい、相談に乗られている皆さんなので、私の話すエピソードをしっかりと受け止めていただけたのかもしれません。
人の生や死や心と向き合っていらっしゃる方々だから、なおさら前のめりになるような感じで聴いていただけたようです。

会場出口風景

人と自分を大切にすること
言葉にすると簡単ですが、なかなか実行できないものでもあります。

私も、自分の担当時間の前後も参加させていただきました。
毎日毎日お勤めをされ、ご説法されて、たくさんの信者さんに人の体と心の大切さや、自分の周囲の人たち、自分のご先祖さまへの感謝を念を持つことを教えていらっしゃることが、よくわかりました。

人のことは一生懸命になるのに、自分を大切にしてあげられてなかったり
自分のことにかまけて、他人を思いやれなかった自分を責めたりする人も多い現代です。
これからも私なりに、優しさや思いやりやぬくもりを、自分とまわりの人に届けていきたいと思った一日でした。

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