散髪屋さんの歌

2013年12月9日は、倉吉理容師会さん主催の「あなたの心を元気にする! ゆかいで楽しい講演会」でした。

演題は「聴く力、共感力をいかに高めるか」とカタメですが、内容は至って柔らかめです。

私にとってのこの日のメインは、なんと言っても書き下ろしオリジナルソング「散髪屋さん」でありました。
私にとってもとても楽しみなこの講演会を、日本海新聞さんに取材もしていただきました。

事前に役員さんとの懇親の場を設けていただいた折りに、みなさんの「理容」に対する熱い思いをお聞きしました。
理容の世界のイロハの「イ」も分らない者が、散髪屋さんをテーマにした歌なんか作っていいのか、という気持ちもありました。

でも、考えてみれば、生まれてから何百回か髪を切ってもらった身としては、「町の散髪屋さん」に対する自分なりの思いもあります。

小学生の頃には、遊びたくて、散髪に行くのが嫌で逃げ出したものでした。
とっつかまって、無理矢理連れて行かれて、イスに座らせられても落ち着きがなくて、おじさんに叱られたり。

反抗期で生意気盛り、髪は長髪でイキがっていた高校生の頃に通った散髪屋さんでいろんな話をしました。
学校の先生や親には反抗しまくっていたのに、散髪屋さんのおじさんやおばさんとは、なぜか普通に話ができました。

そんなことを思い出していたら、自然に歌詞ができました。

歌詞「散髪屋さん」

「散髪屋さん」

古くさい町並みに飽き飽きして
飛び出したのは ずいぶん昔
こんな田舎でも久しぶりに
帰ってみれば変わってるもんだね

子供の頃に通ってた散髪屋さん
店の構えも変わったけど
頭を動かしては叱られた
あのオヤジさんによく似た二代目

年を取って大人になれば
さびしさはなくなると思ってた
さびしさのとなりに優しさがあることが
やっとわかってきました

十年ぶりにイスに座って
ボサボサに伸びたこの髪を
ばっさり切ってもらいながら
懐かしい話に花が咲く

ヒゲを剃って体を起こし
のぞいた鏡の向こう側に
一瞬、子供の僕がいた
ちょっと泣きそうに笑ってた

年を取って大人になれば
夢なんてなくなると思ってた
夢を見ることが特別じゃないこと
やっと分ってきました

帰る家はなくなっても
帰る町はここにある
子供の頃から通ってた散髪屋さん
新しい歩みを教えてくれた

年を取って大人になっても
なくせない物があると知った
思い出のとなりに明日があることに
やっと気づけた気がします

懐かしい通りのあの散髪屋
夕暮れの中で明りが灯ったよ

歌いながら、子供の頃に実際に通っていた散髪屋さんのことを思い出しました。
この曲はこれから歌い込んでレパートリーに入れていこうと思います。

当日は、理容業界の方や、業界外の方や、たくさんの方にご来場いただきました。おかげさまで満席、立ち見まで!
会長さんや役員さんがいろんな場面でPRしてくださったおかげです。ありがとうございました。

体験談や歌で面白おかしく(日本海新聞)

石川達之さん講演

倉吉理容師会(戸崎 恭一郎会長、48人)は、倉吉市上井町1丁目の新日本海新聞社中部本社ホールで、シンガーソングライター講師の石川達之さんを迎え「ゆかいで楽しい講演会」を開いた。

石川さんは消防士時代の体験や家族への思いを伝え、方言を交えた歌で会場を笑いに包んだ。

テーマは「聴く力、共感力をいかに高めるか」

石川さんは早期退職した消防士の体験から命の大切さについて感じたことや子供のエピソード、家族のうつに直面した経験などを紹介。
「うつも個々それぞれなのでマニュアル通りではない。想像力が大切」とアドバイス。

方言の英才教育を受けたという両親へも「『育ててくれてありがとう』と感謝」の言葉を伝えることで気持ちが楽になった」と面白おかしく紹介していた。

また、この日のために作った曲「散髪屋さん」も初披露し、大きな拍手が送られていた。