
以前から、中高校保護者会の講演会では、
「子離れしなくったっていいんですよ」
と話してきました。
もちろん、子ども中高校生にもなって、親がべったりとくっついていたり、あれこれやと干渉したりしてもいいのだと言っているわけではありません。
なのになぜあえてそんなことを話すのかといいますと、
子どもが思春期になってさみしい思いをしている人や、どうして子離れできないんだろうかと自分を責めている人が多いからなのです。
無理に子離れを意識し過ぎることはないし、自分を責めることもありません。
子どもの口答えや反抗的態度が多くなったり、急に無口になったり、いろいろな変化が急速にあらわれてくるのが思春期です。
それをさみしく感じるのは、親として当然です。
ただ、思春期の子どもとの関わりを、短いスパンでしか考えられなくなるとよけいつらくなります。
一生つきあっていくのが親子で、家族です。
子どもたちが親の知らないところで悩み、模索し、懸命に生きようとしているように、親も子育てを通して親育ちをしています。
「子離れ」という言葉にとらわれれ過ぎることはない
子どもがいくつになろうと可愛いと思っていい
一生が子育てで親育ちだと考える
今のさみしさはいずれ希望に変わる
私自身の子育て体験や、私の講演会を聞いた中高校生が綴った彼らの一生懸命な思いなどを書き綴った2冊目の電子書籍を発刊しました。
まだ発刊して間がないのですが、すでに多くの高評価や「泣いた」「気持ちが楽になった」などのレビューをいただいております。
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ぜひ、一読されて笑って泣いてください。
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