2010年5月18日、日本農業新聞にCD「梨のうた」直後に、湯梨浜町であった農作業支援ボランティアの交流会で私が歌ったことを記事にしていただきました。
会場は湯梨浜町の旅館で、県外から参加されたボランティアの皆さんが、作業を終えた後の交流会でした。
JA鳥取中央さんからお話をいただき、即答で参加を表明しました。
なにせ、記事中にもありますが、私の実家は梨農家だったので、JAさんとは古いお付き合いなんですね。
私自身も、兼業農家の家庭で育ったので、物心ついたら梨畑にいるのが当たり前でした。
当時のレトロな写真を見ると、ハイハイしてどこにでも行ってしまうので、腰に縄をかけられ、その端末は梨の木の幹につないでありました。
その後、成長していくにつれ、梨の交配(受粉)、袋掛け、出荷と手伝わなくてはならなくなり、貴重な遊び時間が消えていくことを嘆いていました。
その日本農業新聞に掲載された記事をご紹介いたします。
なし農家へ応援歌
農業県の石川さんら古里と都会つなぐ
【鳥取・中央】湯梨浜町は、全国有数の梨産地。その産地から生まれた「梨のうた」が注目を集めている。
歌うのは、同町の石川達之さん(53)と三朝町出身の竹内克文さん(40)。
2009年に地元で活動する石川さんと東京で活動する竹内さんが、ふるさと鳥取にこだわった歌を一緒に作ろうと、石川さんの歌詞に竹内さんが曲を付けCD化 した。
歌のテーマは「ふるさとと都会をつなぐやさしい思い」。
都会で暮らす人のふるさとを思う心と県特産の梨「二十世紀」を題材に歌った応援歌だ。
15日には同町で、JA鳥取中央が全国農協観光協会と連携して受け入れを行った、農作業支援ボランティアとの交流会で「梨のうた」が披露され、ふるさとと都会をつなぐ優しいメロディーが参加者を和ませた。
千葉県から参加した鈴木澄子さん(76)は「全国の人へもっと鳥取の梨とこの歌をPRしてほしい」と話していた。
幼いころから梨に触れながら育った2人にとって、「梨」への思いは特別。
石川さんは「家が梨農家で、交配や袋掛け作業を手伝って育った。東京に出ていた4年間、ふるさとの梨を見るたび励まされた思い出がある。 この歌がふるさとと都会をつなぐ歌となればうれしい」と話している。