子育てに行き詰まって(幼保園講演会)

2013年9月7日にやったこじか園保護者会講演会のの画像とアンケート結果が届きました。

今回の講演は、まず講演前にいただいた役員さんのお手紙を読んだ段階でグッときてしまいました。
会長さん、役員さんで、事前に何度もどんな講演会にしたいかを話し合ってこられたそうです。

講演会では珍しいのですが、保護者会で事前に「何を話して欲しいか」「どんな悩みがあるか」ということをアンケートを取られていました。
そのアンケートには様々なことが書かれていました。

都会から嫁いできて密度の濃すぎる近所付き合いが苦痛
子育てに義父母が口を出して困る
子どもがちゃんと育ってくれるか心配
夫が子育てを手伝ってくれないがどうしたらいいか

などなどその内容は多岐にわたっていました。

そのすべてを個々に回答することはできませんが、講演を通じてなんらかのヒントになることを伝えられたらという気持ちで臨みました。

鹿野町こじか園で保護者に話す石川

最初は、自己紹介のギャグさえスルーされたくらい「シラー」としたムードだったのですが、それがまるで嘘のように途中から前のめりの熱気が伝わってきて、否が応でも力が入りました。
涙をぬぐう人が増えてきて、だんだん和やかな温かい空気になりました。

私自身が子育てで悩んだこと、接し方を間違えたことに気づいたことをきっかけに、より子どもたちとのつながりを強くしたことなど、実体験を元に話しました。

さらに、心理学的に効果がある子どもとの接し方についてもお伝えしました。
終わったあとは、とても喜んでいただけたみたいで、嬉しい感想をたくさん言っていただきました。

そして、アンケートを送っていただいたわけです。

アンケートには、びっしりと感想がつまっていました。
一読して、思わず涙が出てしまいました。

鹿野町こじか園で保護者に歌う石川

参加者さんのアンケートは、子育てでたいへんな思いをしているのが文面から伝わってきました。
仕事と子育て、嫁・姑問題、地域のかかわりなど、いろんな悩みを抱えながらいっぱいいっぱいで生活されているのがわかりました。

ごく一部を抜粋してご紹介します。

・今、本当にしてあげることを見直すことができた。
なかなか、イライラして怒りたくなくても怒らざるをえない事が多々あるけども、しっかり今の間に愛情を注ぐ事が大事なこともわかった。
歌もおもしろかったです。伝わる部分がいっぱいありました。

・とても楽しく、涙もほろっと。あっというまでした。
子育てはいろいろと難しいこともたくさん。でも、たくさんの愛情を持って接すれば、いつか伝わるのかなと思いました。
機会があればまたお会いしたい先生でした。

・いろいろな事を教えていただく講演もよかったですが、今回のような、自分で考え、感じることが本当に大切であると思いました。
思いやる気持ち、大切にしたいです。

・ご自身の子育て経験をまじえながらのお話で、とても伝わるものがあり、感動しました。
今はとにかく一生懸命愛してあげるだけで十分なんだな・・・と改めて子育てをむずかしく考える必要はなく、がんばる気持ちになれました。

・何度も泣きそうになりました。
当たり前の事を忘れていたけど、本当に原点に返ることができました。
何があるかわからないこの先、夫と家族、子ども、み~んなで乗りこえていきたいと強く思える講演でした。
「ありがとう」「ありがたい」と感謝を忘れず人生を楽しんでいきます。ありがとうございました。

・実体験をふまえながら、楽しい話や歌もありで、充実した時間が過ごせました。
久しぶりに笑ったり、感動したと思います。
言葉ひとつで人は傷つくし、救われるというのも本当だなあと思いました。

・子育てで行き詰まっている最中で、石川さんの歌とお話がとても心に響きました。
また講演が聞きたいです。

・とても楽しく話を聞かせていただきました。
歌も一曲一曲心に響く歌で涙が出ました。
ありがとうございます。もっともっと聞いていたかったです。

そのほか、そのままご紹介すると「自画自賛じゃないか」と思われそうなほど絶賛の言葉が並んでいました(笑)

私がやっている講演の中では「子育て」テーマは少ないほうなので、こんなふうに喜んでいただけるならもっとやって行こうと思いました。

こじか園の先生方、保護者会の皆さん、ありがとうございました。

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