「認める」「伝える」ことの大切さ

保護者会の人権講演会で歌う石川達之

2015年7月4日は、鳥取敬愛高等学校でPTA研修部人権教育研修会の講師を務めました。

以前、生徒さんに1時限お話したことのある大講義室が会場でした。
大きな部屋いっぱいの参加者さんでした。

高校生を持つお父さん、お母さんがた、ということで、人権の研修会ですが、「満たされない心は、自分も他人も認められない」ということから子育てを中心にお話させていただきました。

いつものことですが、スタートは「ん? 誰?」という会場のムードでしたが、しだいに笑ったり真剣な表情になったりと熱心に聞いていただきました。

「認める」「伝える」ことの大切さをメインに話しました。

高校生になると、著しい変化が表れます。
ついこの前までは、よく話しかけてきていたのに、急によそよそしくなったり、けんか腰で言い返すようになったり。
そんなことを嘆くお父さん、お母さんは多いです。

後日、いただいたアンケートの結果を読んで、ウルウル来ました。
そうか、皆さん、やっぱりたいへんな思いをされているんだなあ、と思うと余計にそうなります。

そのごく一部の方の内容を部分的にご紹介します。

「今、進路を考えている子どもの気持ちを聞く時、これから先の事に対し、とても良いお話を聞け、迷いが少し消えたように思えました。
今日の講演を参考に、子どもの気持ちをもう一度ちゃんと聞いてあげたいと思います」

「石川さんのお話をきくなかで、大きくなっても子どもたちは大切な存在であることを改めて感じることができました。
石川さんの歌声がとても心にひびく講演会となりました。
今日教えて頂いた自分メッセージを伝えていくよう、これから心がけていきたいと思います」

「欲が出ていて、子どもを苦しめたりしていたかも・・・とふり返りました。
これからの生活の中でいかしていきたい内容でした」

「とても心あたたまる講演でした。
どれが正解ということはなく、気づいた時に修正すればいい・・・、まだ間に合うなあ。
子育ては、何歳になっても親であり、子である限り永遠なんだと思いました。
親の姿を見て子どもは成長する。子どもにほめられ、尊敬される自分でいたいと思いました

鳥取敬愛高等学校PTA研修部人権教育研修会で話す石川

「子どもとのかかわり方に実際に悩んでいる最中です。
本当にわかりやすく話して下さって、とても聞きやすい講演会でした」

「涙をこらえるのに必死でした。
私は子供達が愛おしくて愛おしくてたまりません。
子離れするにはどうしたら良いか迷っていましたが、少し心が軽くなりました。
またお会いしたいです」

「高2の息子の対応に悩みながら毎日をすごしているのが現実です。
母親を遠ざける時、近よってくる時と、さまざまです。
近よって来た時にゆっくり、しっかり向きあえるようにしたいと思いました。
家族でたくさん笑いあえるように!!」

風邪ひき状態が続き、声がちゃんと出なくて、何日も前からずっと心配してたのですが、当日もまだ鼻づまり声のままでラストの「梨のうた」も歌いました。

そんな状態だったので、「感想」というより私への応援メッセージになっているアンケートを読んで、よけいに胸にジーンと来ました。

「すごく楽しい研修会でした。
音楽療法という感じですね。
心が元気になるような思いがして、とても良かったです。
”あっ”という間に時間が過ぎてしまい・・・もっとお話や音楽が聞きたかったです」

「誰にでも子育て、人生の中で苦しい時があるのだなあ・・・と思いました。
発信していく事、発信されていく姿が、迷っている人たちにとってはとても心強いメッセージだと思いました。
今後も活躍される事を願います」

ほんとに「こちらこそありがとうございました」とお一人ずつお礼を申し上げたいくらいです。

項 目内 容
タイトル
鳥取敬愛高等学校保護者人権研修会
日 時2015年7月4日
演 題「思いやりと想像力」
場 所鳥取県鳥取市 鳥取敬愛高等学校
主 催鳥取敬愛高等学校保護者会
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