メンタルヘルス– tag –
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エッセイ
心の声を聞くこと
2016年10月に鳥取中部地震があった直後に書いたものです。あれほどの揺れを体験したのですから、誰の心も無傷ではいられません。収束したという実感が得られるまでは、気持ちが続くのではないでしょうか。その中に、イライラしたり、過敏になったり、不安になったり、気持ちがどんよりと曇りがちになったりすることは、心が弱いのではなく、当たり前のことです。自分のできることをやり、身内や友人と話し合うことが大切で、自分自身の心の声を聞くことも重要です。 -
エッセイ
もっと分かってあげればよかった
神戸市長田区で心の健康をテーマの講演をしました。高齢者の方が多く、消防現場のエピソードや歌に、涙し、また大笑いされました。講演後の質疑応答の時間では、多くの人が感想や自分自身の体験を涙ながらに話されました。その中でも、亡くなった家族のことを「もっと分かってあげればよかった」という言葉が、貴重な自問する機会となりました。 -
エッセイ
泣いたっていい
心の健康に良いとされ、笑いと同じくらい大切だという学説もあります。日本人は感情を表に出すことをよしとしない国民性があるとされ、男性は特に悲しい出来事でも涙をこらえるべきだと考えられています。しかし、胸の内を誰かに聞いてもらいたいと思うこともあるため、泣くことを許容することが大切です。 -
講演レポート
労災事故の奥にメンタル面の問題が
この記事は、消防士として労働災害現場に出動してきて、労災事故の背後にはメンタル面での問題が少なくないと感じました。都会と違い、地方では労災現場でも関係者が知り合いがいる確率が高く、実情を聞くことでメンタル面での問題が浮き彫りになることがあります。メンタルヘルスに十分配慮することも安全には欠かせません。 -
エッセイ
働き盛りの人に心の健康を
働き盛りの方に向けた心の健康について、労働基準協会で講演させていただいたときのことを話しました。人間関係の悪化が心の変調を招くことが多いため、笑うことや泣くこと、相談することなどがストレスを軽減する方法であることを話しました。また、働き盛りの方の自殺が多いこともあり、自損行為現場の話もしました。 -
エッセイ
「笑い」のチカラ
この記事は、笑いの大切さについて書いています。介護者や企業、お寺、公民館など、様々な団体から「笑い」に関する講演依頼を受けますが、ストレスが蓄積することが多い日々を送る中でも、笑いを見つけ、取り入れることでストレスを解消し、心身の健康を保つことができます。また、自己開示を伴う「笑い」はコミュニケーションにおいても優れたツールです。 -
エッセイ
無力感との戦いとメンタルチェック
消防隊員や救急隊員が日常的に抱える「無力感」との戦いについて述べています。現場で全力を尽くしても命を救えなかったとき、またはどうしようもない状況で到着した場合でも、消防隊員や救急隊員は無力感を感じることがあります。この感情から脱するために、個人としてのメンタルチェックが重要になります。 -
エッセイ
ストレス対策
ストレス対策には感情エネルギーの省エネと補充の両方が必要で、笑うこと、ストレッチ、呼吸法、睡眠、趣味、交流が効果的とされています。趣味は自分に合ったものを見つけるために試行錯誤が必要で、静的な趣味と動的な趣味の両方を持つことが望ましいです。 -
講演レポート
労務管理講習会の講師をやりました
鳥取県労働基準協会東部支部で開催された労務管理講習会で、消防士時代の労働災害現場のエピソードを話し、社員の心の健康について話しました。説明ばかりにならないように体験談を主にし、オリジナルソングも歌いました。参加者さんに楽しみながら聞いていただきました。
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